ナショナル・ダービーはゴールレスドロー! 両者負傷者続出で文字通り“痛み分け”に《プレミアリーグ》

超ワールドサッカー / 2019年2月25日 1時1分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第27節、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが24日にオールド・トラフォードで行われ、0-0の引き分けに終わった。

4位マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点51)と2位リバプール(勝ち点65)によるナショナル・ダービー。昨年12月の同カードは、1-3で敗れたユナイテッドが直後にモウリーニョ前監督を解任し、スールシャール暫定監督を据えた転機となった試合でもあった。

それからおよそ2カ月後の今回、スールシャール監督の下で好調を続けるユナイテッドは、公式戦13試合でわずか1敗。リーグ戦では8勝1分け無敗で、チャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位に順位を上げた。直近ではFAカップでチェルシーを粉砕。ビッグマッチ連戦となるリバプール戦に向けて、チェルシー戦から2選手変更。ロメロと練習中に負傷したマティッチに代えて、デ・ヘアとマクトミネイが起用された。ベンチには負傷離脱していたリンガードが復帰している。

一方、2018年は圧巻の強さを見せつけたリバプールだったが、2019年に入ると度重なる負傷者の影響もあり急失速。新年初戦となったシティとの直接対決での敗戦を含め、公式戦8試合で3勝2敗3分けの戦績だ。勝てばマンチェスター・シティを抜いて単独首位に立てる一戦に向けて、ゴールレスドローで終わった直近のCLバイエルン戦からスタメンを2選手変更。アーノルドとケイタに代わり、ファン・ダイクとミルナーが先発に入った。

まずはリバプールのファーストプレー。左サイドバックのロバートソンが前線にスルーパスを送るが味方には繋がらず、ヤングがフリーで対処。GKデ・ヘアに下げたが、パスが弱く、フィルミノやマネに詰められてしまう。その際、慌てて飛び出したデ・ヘアの手にボールが当たってしまい、リバプールに間接FKが与えられる。これをミルナーがボックス左から狙っていったが、壁に当たって枠を外れた。

いきなりピンチを迎えたユナイテッドは7分、ヤングからのロングボールを最終ラインギリギリでラッシュフォードが受けてシュートに繋げるも、相手の足に当たってGKアリソンに難なくキャッチされる。

開始から15分、ポゼッションで上回るリバプールはセンターバックのマティプが奇をてらっだドリブル突破を仕掛ける。これがエレーラのファウルを誘い、ゴール正面でFKを獲得。これをサラーが直接狙ったが、距離が近すぎたか、枠を捉えることが出来なかった。

ここまで互角の攻防を見せている両者だが、20分過ぎにユナイテッドにアクシデント。エレーラが足を痛めてアンドレアス・ペレイラとの交代を余儀なくされてしまった。さらに、25分にはマタも続行不可能となりリンガードと代わった。

負の流れはリバプールにも。31分に、足首を痛めたフィルミノがスタリジと交代。30分を経過した試合は早くも3人の負傷者を出す珍しい事態となった。

やや膠着してきた中で、ユナイテッドは37分にポグバがボックスの外から狙っていく。しかし、枠に飛ぶ前にファン・ダイクが頭ではじき返した。さらに畳みかけるユナイテッドは、自陣でボールを奪い、ショートカウンターへ。ルカクの左サイドへの展開から再び折り返しを受けたルカクは、ボックス手前からゴール前に走り込むリンガードにスルーパス。ビッグチャンスとなったが、GKアリソンの飛び出しに捕まり、シュートは打てなかった。

このプレーでリンガードが負傷。途中出場から18分後の43分にサンチェスと交代してしまった。交代直後、そのサンチェスのクロスからルカクがヘディングシュート。だが相手に体を寄せられ、上手くミート出来ず。

ユナイテッドは後半から、ルカクを2列目の右、ラッシュフォードをワントップに置いた[4-5-1]の布陣に変更。57分にはルカクからのクロスのこぼれ球をラッシュフォードがシュートに持ち込むシーンに。一方、ルカクとは逆の左サイドに入ったサンチェスは、懸命な守備から何度かカウンターを試みるも上手くいかない。

対してリバプールはやや守勢に。フィルミノというターゲットを失い、前線でクサビ役となれる選手がいない中で、ロングボールに活路を見出そうとするが悉く跳ね返されてしまう。サラーのタッチ数も後半は激減している。

そんな中、リバプールは70分にCKを獲得。ミルナーのクロスにワイナルドゥムが頭から飛び込んだが相手に当たって枠の外へ。2度目のCKは、マティプが頭で合わせたが、厳しいマークもあり枠の飛ばすことはできなかった。

72分に、リバプールはヘンダーソンを下げてシャキリを投入。75分には、ユナイテッドがFKの折り返しがマティプに当たってオウンゴールを誘ったが、折り返したスモーリングがオフサイドポジションだったため、ゴールは認められなかった。

その後は完全に膠着。リバプールはサラーを下げてオリジを投入。サラーはシュート1本に終わった。後半アディショナルタイムに、ルカクのクロスにスモーリングが詰めたがわずかに合わず。試合はそのまま終了。互いに負傷者が続出した一戦は、文字通り痛み分けとなった。

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