上田綺世、プロ初弾で劇的勝利に導く! 上位対決を制した鹿島が暫定2位浮上! 横浜FMは今季初の連敗…《J1》

超ワールドサッカー / 2019年8月10日 20時35分

写真:(c) J.LEAGUE PHOTOS

明治安田生命J1リーグ第22節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが10日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、2-1で鹿島が勝利した。

4位の鹿島(勝ち点38)と、3位の横浜FM(勝ち点39)による勝ち点「1」差の優勝争い生き残りを懸けた上位対決。直近2試合連続での終盤の失点で1分け1敗とらしくない戦いが続く鹿島は、前節の湘南ベルマーレ戦(2-3で黒星)から先発メンバーを3人変更した。チョン・スンヒョン、永木、レアンドロに代えて、ブエノ、伊藤翔、そして今夏に柏レイソルから加入した小泉が先発に名を連ねた。また、名古屋グランパスから加入した相馬はベンチ入りを果たしている。

一方、前節の清水エスパルス戦を0-1で敗れて、連勝が「3」でストップした横浜FMは、その一戦から先発メンバーを1人のみ変更。伊藤に代えて出場停止明けのチアゴ・マルチンスを起用した。今夏に東京ヴェルディから加入した渡辺はベンチスタートとなった。

前回対戦は横浜FMが勝利した同カード。しかし、ホームでの対横浜FM戦において現在、5試合連続無失点で6連勝中と無類の強さを誇る鹿島が、いきなり先制する。1分、最後方からのビルドアップを試みた相手に対して、前線からプレスをかけると、ボックス右でティーラトンのパスをセルジーニョがカット。セカンドボールを拾った土居からのリターンを受け中央に切れ込んで左足を振り抜き、左サイドネットに突き刺した。

幸先の良いスタートを切った鹿島は、組織的な守備から横浜FMのパスワークを封じ、カウンターから裏のスペースを突こうと試みる。が、横浜FMもボールを保持して揺さぶり続けると、21分、畠中のサイドチェンジを受けた仲川がボックス右にパスを送り、走り込んだ広瀬がゴール前にクロス。最後は遠藤が足を懸命に伸ばしてボールを枠に飛ばすも、これはクォン・スンテの守備範囲に。

横浜FMのギアを上げた攻撃にボックス付近まで攻め込まれるも、最後のところでやらせない鹿島は34分、白崎がボックス左に走りこみ、伊藤翔からパスを呼び込む。ダイレクトで中央にクロスを送り、土居が左足でヒールシュートを放つが、GK朴に弾かれる。最後はセルジーニョが畠中のクリアをブロックするも、ボールはクロスバーの上に外れた。

鹿島は43分にも相手のクリアミスから土居がボックス内でシュートを放つ。しかし、再びGK朴の好守に阻まれてしまい、追加点を奪うことができなかった。

後半開始早々、鹿島に追加点のチャンス。47分、ボックス右手前で名古が頭で競り勝ち、小池がボックス右外からクロスを送る。ブエノがファーサイドでヘディングシュートを放つも、ボールはわずかにゴール左外に外れた。

その後も攻勢を続ける鹿島は56分、小池の左CKをブエノが折り返し、伊藤翔と犬飼が体を張って粘ると、最後はゴール前左にこぼれたボールを土居がゴールに蹴り込んだ。一度はゴールが認められたが、伊藤翔が触れた際に、オフサイドがあったとし、得点は取り消された。

救われた横浜FMは65分、大津に代えて三好を投入し、攻撃の活性化を図る。すると68分、ボックス右外の仲川が広瀬とのワンツーでゴールエリア右外深い位置まで攻め込み、ふわりとクロスを供給。遠藤のボレーはミートしなかったが、ゴール右外に向かったボールを仲川が頭で押し込んだ。

追いつかれた鹿島は73分、伊藤翔を下げて上田をピッチに送り込む。そうした中、77分、三竿が扇原に倒されると、扇原がこの日2枚目のイエローカードで退場に。数的有利となった鹿島は81分に名古を下げて相馬を投入することで、一気に勝ち越しを狙う。対する横浜FMは82分に、マルコス・ジュニオールを下げて伊藤槙人を送り込み、バランスを整えようと試みる。

すると87分、来シーズンの鹿島加入が内定している特別指定選手の上田が期待に応える。敵陣中央でボールを持った三竿が一瞬の隙を見逃さず、相手最終ラインの背後へ浮き球を供給。これに抜け出した土居が頭で落とし、最後は上田が右足でゴール左に。上田のプロ初ゴールで鹿島が土壇場で勝ち越した。

結局、これが決勝点となり、2-1で試合終了。鹿島が上位対決を制し、暫定2位に浮上した。対する横浜FMは今シーズン初の連敗を喫した。

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