ブエノ移籍後初弾に名古がプロ初ゴール! 鹿島が敵地で先勝! 後半意地の浦和も逆転突破に望み《ルヴァンカップ》

超ワールドサッカー / 2019年9月4日 21時50分

写真:©︎J.LEAGUE PHOTOS

JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第1戦の浦和レッズvs鹿島アントラーズが4日に埼玉スタジアム2002で行われ、アウェイの鹿島が2-3で勝利した。

共にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)参戦のため、今ラウンドからの出場となる浦和と鹿島による名門対決。

明治安田生命J1リーグで6戦未勝利の11位に低迷する浦和は、公式戦で3戦ぶりのホームゲームとなる今回の初戦で悪い流れを断ち切りたいところ。大槻監督は直近の湘南ベルマーレ戦からGK西川、マウリシオ、槙野、武藤の4人を除く7人を変更。鈴木大や阿部、関根、汰木らフレッシュなメンバーを起用した。

一方、J1リーグで首位のFC東京と勝ち点4差の2位に付ける鹿島は、公式戦6戦負けなしと好調を維持。直近の清水エスパルス戦で積極的なターンオーバーを行った大岩監督は、その試合から先発7人を変更。三竿やセルジーニョと一部主力をベンチに置いた一方、伊藤、土居、白崎らをスタメンに復帰させた。

なお、浦和では橋岡、鹿島では上田、町田がU-22日本代表招集に伴い欠場となっている。

共に過密日程を強いられる両チームは、互いに慎重な入りを見せる。中盤での潰し合いが目立つ中、ホームの浦和は左サイドに入る関根の果敢な仕掛けを攻め手としていく。一方、幾度かカウンターからチャンスを窺う鹿島は24分、名古の右サイドからのクロスがGK西川のファンブルを誘い、ゴール前の白崎に決定機もここはシュートを打ち切れない。

前半30分を過ぎても互いに決定的な場面を作り出すまでには至らないが、鹿島がセットプレーからゴールをこじ開ける。35分、相手陣内中央右でFKを獲得すると、キッカーの永木がゴール左のスペースに絶妙なボールを入れる。これに反応したブエノがヘディングシュートをゴール左隅に流し込んだ。

この先制点で完全に勢いづいた鹿島は畳み掛ける攻めでホームチームを圧倒。38分にはボックス手前左で縦に仕掛けたレオ・シルバからの浮き球クロスを、ファーで競り勝った土居が頭で合わせ追加点を奪取。さらに43分には巧みなランニングで宇賀神の背後を取った小池が左サイド深くで折り返すと、土居のシュートは相手DFのブロックに遭ったが、ボックス右でこぼれ球を拾った名古のシュートがゴール左に決まった。

ブエノと名古に鹿島加入後、初ゴールを献上するなど、ホームで3点ビハインドを負う体たらくで試合を折り返した浦和。しかし、後半立ち上がりに宇賀神を下げてエースFW興梠をピッチに送り出すと、この交代で流れを変える。

58分、マウリシオの縦パスをボックス手前右で受けた武藤がそのままボックス内に運んで右足のシュートを放つ。これはGKクォン・スンテのセーブに遭うが、こぼれ球にいち早く反応した興梠が無人のゴールへ流し込む。

続く60分には武藤の左CKを鈴木大がドンピシャのタイミングで頭で合わすが、ここはGKクォン・スンテのセーブに遭う。だが、ゴール前の混戦から最後は槙野が浮いたボールを頭で押し込み、瞬く間の連続得点で点差を一気に縮める。

前半の楽勝ムードから一転、相手の勢いに呑まれた鹿島は押し込まれる状況が続きボールを奪っても繋ぎのミスが目立ち、なかなか決定機を作り出せない。この状況を受けて、鹿島ベンチは小池に代えて三竿、負傷の土居に代えてセルジーニョ、名古に代えて犬飼と守備的な交代策で逃げ切り態勢に入る。

一方、試合終盤に汰木、武藤を下げて杉本、荻原を同時投入し攻撃の活性化を図った浦和は、その荻原の左サイドでの果敢な仕掛けでゴールを目指す。5分が加えられた後半アディショナルタイムでは阿部のFKにゴール前の興梠が頭で合わすが、これは惜しくもGK正面を突いた。

前後半を通じて主役が大きく入れ替わった白熱の一戦を3-2で制した鹿島が4日後にホームで行われる第2戦に向けて大きなアドバンテージを手にした。一方、ホームで敗れた浦和だったが、後半に見せた意地によって敵地での逆転突破に辛くも望みを繋いだ。

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