鹿島が犬飼&伊藤弾で逃げ切り2年連続ベスト4! 浦和との激闘制す《YBCルヴァンカップ》

超ワールドサッカー / 2019年9月8日 20時39分

写真:©︎J.LEAGUE

JリーグYBCルヴァンカップ2019のプライムステージ準々決勝第2戦の鹿島アントラーズvs浦和レッズが8日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、2-2の引き分けに終わった。この結果、2戦合計5-4とした鹿島が準決勝進出を決めている。

共にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)参戦のため、今ラウンドからの出場となる鹿島と浦和の名門対決。4日に行われた第1戦はアウェイの鹿島が3-2で勝利した。

アドバンテージを持って第2戦を迎えた鹿島は、第1戦から先発メンバーを4人変更。チョン・スンヒョン、永木、名古、土居に代えて犬飼、三竿、遠藤、セルジーニョを起用した。

対して、逆転突破に向けては、2点差以上の勝利、もしくは4得点以上での1点差勝利が必要な浦和は5人を変更。鈴木、宇賀神、阿部、柴戸、ファブリシオに代えて岩波、エヴェルトン、長澤、青木、興梠を先発のピッチに送り出した。

2年連続ベスト4入りを目指す鹿島と、3年ぶりベスト4進出を目指す浦和の一戦。試合は序盤から最低でも2ゴールが必要な浦和が攻勢に出る。しかし、鹿島DFの粘り強い守備とGKクォン・スンテのピンチを未然に防ぐプレーからなかなか決定機を創り出すことができない。

それでも浦和は21分、敵陣中央左でサイドチェンジを受けた汰木がワンタッチでボックス左にパス。走り込んだ武藤が相手DFをかわし、ゴール前左に侵攻し、ニアサイドを狙う。しかし、ここはGKクォン・スンテに右足でブロックされてしまう。

すると28分、浦和が2戦合計スコアで同点に追いつく。ボックス手前からの青木の鋭い縦パスを興梠が収めようとするが、ボックス右に流れる。それでも追いついて中央にクロスを供給し、最後はエヴェルトンが右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。

これで2戦合計スコアが3-3となるも、アウェイゴール数の差でリードしているのは鹿島。あと1点が必要な浦和は38分、汰木のパスを受けたエヴェルトンがボックス手前やや左から右足を振り抜く。インサイドカーブがかかったボールがゴール右隅を捉えるも、GKクォン・スンテに左手一本で阻まれた。

嫌な流れが漂う鹿島にも絶好機。41分、敵陣中央から遠藤が左サイドにスルーパスを送る。抜け出した白崎がゴール前に折り返し、走り込んだ伊藤が右足を合わせた。しかし、GK西川に素早い反応で防がれてしまい、引き離すチャンスをフイにしてしまう。

2戦合計スコア3-3で試合を折り返すと、あと1点が必要な浦和にアクシデントが起こる。後半開始直後にブエノとの接触で興梠が負傷。一度はピッチに戻ったものの、直後に自ら倒れ込んだ。浦和はファブリシオをスクランブル投入する事態に見舞われる。

これを契機に攻め込みたい鹿島は57分、ボックス左手前の伊藤がボックス左外にヒールパス。走り込んだセルジーニョがファーサイドにクロスを送り、白崎の折り返しを最後はレオ・シルバがシュート。これがゴール左を捉えると、GK西川は一歩も動けず。それでもゴールラインギリギリのところで待ち構えていたマウリシオがかき出し、浦和は難を逃れる。

決めきれなかった鹿島は59分、遠藤を下げて土居を投入。すると66分、値千金のゴールを奪う。敵陣中央右でFKを獲得し、キッカーの小池が左足でクロスを送る。ニアサイドに飛び込んだ土居のフリックがファブリシオに当たってゴール前に。そこに走り込んでいた犬飼がプッシュし、ボールはゴールに吸い込まれた。

だが、浦和も諦めない。73分にエヴェルトンを下げて杉本を投入した4分後、槙野のフィードに反応した杉本がボックス右外で収め、落としたボールを萩原がクロス。ここに関根が飛び込み、頭でゴールに叩き込んだ。

これで2戦合計スコアは4-4と再び同点となるも、アウェイゴールの差により、浦和はあと一点が必要な状況。だが、試合終盤、鹿島が浦和を窮地に追い込む追加点を奪う。87分、ハーフウェイライン付近で伊藤は近くの土居に預けてゴール前へ走り込む。その後、右サイドを駆け上がったセルジーニョが土居からパスを呼び込み、ゴール前にラストパスを送ると、最後は伊藤が左足でGK西川の股を抜いてゴールへと流し込んだ。

鹿島はこれで2戦合計スコア5-4と勝ち越しに成功。対する浦和は一点を返せば、延長戦に持ち込むことができた状況だが、終盤にチョン・スンヒョンを投入して守備を固めた鹿島が逃げ切った。浦和との死闘を制した鹿島が2年連続でベスト4進出を決めた。

なお、鹿島は来月に行われる準決勝で川崎フロンターレと対戦する。

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