ウルブスオーナーが英大手旅行代理店の経営破綻で1330億円の損失か? クラブは運営に影響なしと主張

超ワールドサッカー / 2019年9月25日 23時43分

写真:Getty Images

23日にイギリスの大手旅行代理店『トーマス・クック』が経営破綻した。そして、同社の破綻の影響がウォルバーハンプトンに大きな影響を与える可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

1841年創業の『トーマス・クック』は世界で最も古い旅行代理店として知られる。パック旅行や団体旅行の先駆けでもある同社は、リゾート開発や航空会社も運営する巨大企業グループだった。

しかし、ここ最近の経営不振などによって17億ポンド(約2278億円)の負債を抱えていた『トーマス・クック』は、今年8月に中国の投資会社『フォースン・グループ』から救済資金9億ポンド(約1206億円)を調達していたものの、追加で必要となった2億ポンド(約267億円)の資金調達に失敗。その結果、23日にロンドンの裁判所に破産申請を行うことになった。

これによって、同社のツアーでイギリスから国外を旅行している15万人以上にすでに影響が出ているほか、同社ですでに予約を済ませている100万人以上の顧客に影響が出ることが想定されている。

同社の破綻を受けて、トラベルパートナーを締結しているマンチェスター・ユナイテッドやリバプール、チェルシー、エバートンなどがすでに公式声明を発表。今後のファンへの対応などに関する情報を提供していた。

一方、『トーマス・クック』の破綻によって直接的な影響が予想されるのが、同社の筆頭株主だった『フォースン・グループ』がオーナーを務めるウルブスだ。

『デイリー・メール』が伝えるところによれば、『トーマス・クック』の株式18パーセントを保有する『フォースン・グループ』は今回の経営破綻によって、10億ポンド(約1330億円)以上の損害を被る可能性があるという。

この報道によってウルブスの今後の運営が危ぶまれるところだが、同メディアの取材に対してウルブス側は現時点でこの一件が大きな影響を及ぼす可能性はないと主張している。

その背景には『フォースン・グループ』の会長であり、ウルブスのオーナーを務める郭広昌氏が推定50億ポンド(約6650億円)の個人資産を有しており、『トーマス・クック』を除くその他の事業もうまくいっていることがあるようだ。

その一方で、『フォースン・グループ』は自身が所有するウルブスの経営権の20パーセントを売却する動きも見せているという。ただ、これに関してはクラブへの投資額を増やすうえでの判断と見る向きが強い。

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