後半45分間が6カ月ぶりに再開…新型コロナウイルスの影響もあり史上“最も長く延期された試合”に

超ワールドサッカー / 2020年6月4日 21時30分

写真:Getty Images

スペインで珍しい記録が生まれた。スペイン『アス』が伝えている。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響により3月から中断していたものの、再開が決まったラ・リーガ。その再開初戦は、ラ・リーガ2部のラージョ・バジェカーノとアルバセテによる中断試合の後半からとなった。

元々、この試合は2019年12月15日に行われていたものの、アルバセテの元ウクライナ代表FWロマン・ゾズリャに向けたラージョファンの暴言により、ハーフタイムで中断。後半のみが延期されるという措置が取られていた。

ゾズリャは2017年、レアル・ベティスからラージョにレンタル移籍していたが、ナチズム信奉者という疑いがかけられ、わずか16時間半でレンタル移籍が解除になっていた。

ことの発端は、ドニプロからベティスに加入した際、ゾズリャが来ていた服にネオナチ団体のマークがついていた報じられたこと。しかし、実際は勘違いであり、そのマークはウクライナに関する記章であり、ゾズリャに対しての誤解が生まれてしまった。

このことを報じていたメディアは誤解であったと謝罪。ゾズリャ本人も関与を否定したものの、一度信じたファンからの非難が止むことはなく、心無い声が送られ続けることとなった。

この試合ではそんな“古巣”に凱旋したゾズリャに、ラージョファンから執拗な暴言が浴びせられ、主審ホセ・アントニオ・ロペス・トカ氏の度重なる警告が無視された結果、試合が中断されていた。

延期となった試合の後半は、2月に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で再延期。今回ようやく6月10日に行われることが決定した。

そして、元の日程から6カ月の延期となったこの試合は、フットボール史上“最も長く延期された試合”という記録を樹立したようだ。

ちなみに、これまでの記録はスコットランドのカップ戦でエアドリーvsストランリアーの試合が1カ月以上悪天候が続いたことにより33回延期された試合だった。

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