衝撃のPK戦!GKが退場の大ピンチ、MLSカップで急造GKがスーパーセーブでチームを救う

超ワールドサッカー / 2020年11月22日 8時45分

写真:Getty Images

アメリカで史上稀に見る珍事が起こった。

それは21日に行われたMLSカップのカンファレンス準々決勝でオーランド・シティvsニューヨーク・シティFCでの出来事。1人のディフェンダーが大活躍を見せたのだ。

MLSカップは年間王者を決めるMLSのプレーオフ。その初戦で両チームは激突した。

オーランド・シティは5分に元ポルトガル代表FWナニがPKを決めて先制。しかし、ニューヨーク・シティFCも8分にDFマクシム・シャノがゴールを奪い、1-1のタイスコアとなる。

その後はスコアが動かないものの、激しさを増す試合。オーランド・シティは87分にDFルアンが退場に。数的不利になりながらも延長戦でも粘り強く戦い、勝負はPK戦にもつれ込んだ。

そのPK戦では先行のニューヨーク・シティFCの1人目、モラレスがクロスバーに直撃させてしまい失敗。その後は互いに成功を重ね、ニューヨーク・シティFCの5人目のバレンティン・カステジャーノスがシュート。これを、GKペドロ・ガジェセが横っ飛びでセーブ。オーランド・シティの勝ち上がりが決定した。

監督はピッチサイドを駆け巡り、ベンチの選手も飛び出した中、主審が耳元に手を。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入し、ガジェセがシュートの前にラインを出ていたことが判明。このPKがやり直しとなった。

しかし、そこでこの話は終わらず、ガジェセにはイエローカードが提示されたが、遅延行為ですでに1枚もらっていたために退場に。控えGKであるブライアン・ロウを投入し、やり直しのPKの準備に入った。

救われたカステジャーノスだったが、なかなか蹴り出さない。すると主審が引き続きなにやら指示を受けている状況。なんとこの交代が認められず、途中出場していたDFロドリゴ・シュレーゲルがPK戦でGKを務めることになってしまったのだ。

当然急造GKであるシュレーゲルの動きはぎこちなく、カステジャーノスは難なくPKを成功。それでもオーランド・シティは最後にキッカーであるナニが決めれば勝利だったところ、なんとナニのシュートがセーブされてしまい失敗に。サドンデスに入り、オーランド・シティは万事休すの状態となった。

6人目はともに成功。失敗するのを待つしかないような状況となったなか、急造GKシュレーゲルが奇跡を起こす。7人目、グドムンドゥル・トラリンソンが右上を狙った強烈なシュートを見舞うが、完璧なコースへのシュートをまさかのシュレーゲルが完璧にセーブ。一気に盛り上がるオーランド・シティはすでに勝ったかのような喜びを見せた。

なお、オーランド・シティの7人目のベンジ・ミシェルがしっかりと決めてオーランド・シティは勝利。カンファレンス準決勝に駒を進めた。



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