【プレミア注目プレビュー】不調ブルーズとコロナ禍に揺れるシティが激突! 新年最初のビッグマッチ!

超ワールドサッカー / 2021年1月3日 12時0分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第17節、チェルシーvsマンチェスター・シティが日本時間3日25:30にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。直近5戦でわずか1勝と不調に陥るブルーズと、コロナ禍に揺れるシチズンズによる2021年最初のビッグマッチだ。

開幕から安定して勝ち点を積み上げてきたチェルシーだが、第12節のエバートン戦で10戦ぶりの黒星を喫すると、以降の4試合ではウェストハムに勝利したものの、ウォルバーハンプトン、アーセナルにも敗戦。直近のアストン・ビラ戦もホームで1-1のドローに終わり、順位を6位(勝ち点26)に落として2020年の戦いを終えることになった。

昨夏に超大型補強を敢行したこともあり、年末にかけての不振を受けて、ランパード監督に対するプレッシャーは日増しに強まっており、新年初戦のビッグマッチでは勝ち点3奪取が求められる。今季ここまでの対ビッグ6の戦績は2敗2分けと芳しくないが、難敵シティ相手に初白星を手にできるか。

一方、2試合未消化ながらもチェルシーと同勝ち点の8位まで順位を上げてきたシティは、直近4勝2分けの6戦無敗と好調を維持。ただ、先月25日にDFウォーカー、FWガブリエウ・ジェズスの新型コロナウイルス感染が発覚すると、28日にはチーム内で複数の新たな感染者が確認され、前節のエバートン戦が試合開始数時間前に急遽開催延期に。

その影響で一時トレーニング施設の封鎖を余儀なくされ、何とか30日から練習再開も更なる感染拡大を防ぐため、通常以上の感染対策が施されている。そのため、チェルシー戦前の公式会見に出席したグアルディオラ監督はコンディション、コミュニケーション不足への懸念を口にしている。また、この試合の2日後には4連覇がかかるEFLカップの準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦を控えており、シティにとって難しい連戦となるはずだ。

なお、昨シーズンの両者の対戦成績は1勝1敗の五分。ランパード監督とグアルディオラ監督の初対決はスペイン人指揮官に軍配も、直近の対戦ではイングランド人指揮官がリベンジを果たしている。いずれの試合も2-1のスコアとなっているが、3度目の対戦も打ち合う展開になるのか…。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
▽チェルシー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.

GK:メンディ
DF:アスピリクエタ、ズマ、チアゴ・シウバ、チルウェル
MF:コバチッチ、カンテ、マウント
FW:ハドソン=オドイ、エイブラハム、プリシッチ

負傷者:DFリース・ジェームズ、MFツィエク
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはリース・ジェームズの欠場が決定している一方、すでに練習復帰を果たしたツィエクにはベンチ入りの可能性がある。

スタメンに関してはジェームズの代役にアスピリクエタが起用されるほか、過密日程を考慮して幾つかのポジションで変更が見込まれる。中盤はカンテとマウントの相棒にコバチッチ(ジョルジーニョ)、前線はビラ戦でベンチスタートだったエイブラハムが復帰し、不調のヴェルナーに代わってコンディション良好なハドソン=オドイの起用を予想する。

◆マンチェスター・シティ◆
【4-2-3-1】
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ステッフェン
DF:カンセロ、ストーンズ、ルベン・ジアス、アケ
MF:ロドリ、ギュンドアン
MF:マフレズ、デ・ブライネ、スターリング
FW:フェラン・トーレス

負傷者:GKエデルソン、DFエリック・ガルシア、ウォーカー、FWガブリエウ・ジェズス
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはエリック・ガルシアと新型コロナウイルスに感染したウォーカー、ガブリエウ・ジェズスの2選手の欠場が決定。また、匿名も新たに自主隔離対象となっている3選手の欠場がグアルディオラ監督によって明かされている中、自身の公式SNSで隔離の事実を明かしたエデルソンがそのうちの1人と目されており、欠場の可能性が高い。

スタメンに関しては指揮官が欠場を明言した3選手次第となるが、前述の11人を予想。その中でエデルソンが起用できない場合、今季公式戦4試合で起用されているステッフェンがプレミアリーグデビューを飾ることになる。また、ジェズス不在の1トップではアグエロらそのほかの候補の起用も考えられるが、順当にフェラン・トーレスの起用を予想した。

★注目選手
◆チェルシー:DFチアゴ・シウバ
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チェルシーの注目プレーヤーは百戦錬磨のディフェンスリーダーだ。パリ・サンジェルマンとセレソンで圧倒的な存在感を放ってきた36歳のベテランセンターバックは今シーズンからプレミアリーグに初挑戦。デビュー戦となったWBA戦では失点に絡むほろ苦いデビューとなったが、以降はすぐさまイングリッシュフットボールに順応し、相棒ズマと共にブルーズの堅守構築の立役者となっている。的確なラインコントロール、安定した配球、要所を締める守備に加え、加入前に不安視されたフィジカル面でもフィジカル自慢の相手アタッカーと互角以上に渡り合っている。

直近のビラ戦では休養を与えられており、100%に近い状態で臨めるシティとのビッグマッチでは試合を通して相手にボールを握られて守勢を強いられる中、百戦錬磨のディフェンスリーダーによる繊細な対応が求められる。また、アーセナル戦同様に相手が前からビルドアップに強い圧力をかけてくることが想定されており、的確な配球、持ち出しでクリーンなボールを中盤、前線に送り届けたい。

◆マンチェスター・シティ:FWセルヒオ・アグエロ
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シティの注目プレーヤーは悩める“チェルシーキラー”だ。昨シーズン、度重なるケガの影響で5シーズン継続していたリーグ戦20ゴールの記録が途切れたアルゼンチン代表FWは今季もヒザとハムストリングのケガに悩まされ、ここまでリーグ戦4試合ノーゴールとシティ加入後最も厳しいシーズン前半戦を過ごしている。それでも、先月に入ると、プレータイムは20分以内に抑えられているものの、公式戦4試合で途中出場を果たすなど、完全復活に向けて徐々にギアを上げている。

そういった中、ジェズスら複数選手がコロナウイルス感染で起用できない今回の一戦ではスタートからの起用は難しいものの、エースの仕事が期待される。対戦相手のチェルシーは公式戦通算20戦15ゴールと、ニューカッスル(15試合)と並んで最もゴールを挙げているお得意様だ。そのため、直近のニューカッスル戦で挙げられなかった今季リーグ初ゴールを同じく相性の良いブルーズから奪う可能性は十分にあるはずだ。

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