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J2北九州が9年間にわたる誤った入場者数カウントでJリーグが処分、水増しの意図はなし

超ワールドサッカー / 2021年2月12日 13時17分

写真:©︎J.LEAGUE

Jリーグは12日、ギラヴァンツ北九州について入場者数のカウント問題について懲罰を発表した。

Jリーグの発表によると、北九州は2010シーズンのJリーグ入会後、2015シーズン、2016シーズンの2年間を除く2020シーズン第19節までのホームゲーム全159試合で誤った入場者数を報告していたとのことだ。

なお、懲罰内容は「けん責」と罰金200万円とのことだ。

Jリーグによると、北九州は当該期間の全159試合において、Jリーグ規約及びリーグ戦試合実施要項が規定する入場者数の算定方法を用いておらず、入場者に算入できない運営ボランティア、運営スタッフ、出店者、メディア関係者を入場者に算入し、結果的にJリーグに提出する公式記録に少なくとも1試合50~130名程度過大な、誤った入場者数を記載したとのことだ。

懲罰量定の参考とした事項についてはJリーグは3点挙げており、1つ目は「入場者数は、スポンサーやファン・サポーター等にとって極めて重要な指標であり、Jリーグ開幕当初から厳格な方法により算定した実数を発表しているが、Jリーグ入会当初から途中2年間を除いて約9年間もの長期にわたり、上記のとおり算入できない関係者を入場者数に含めて報告してきた本件行為は、Jリーグへの信頼を大きく失墜させるものである」と長期間の水増し行為を行なっていたことを挙げた。

また、「ギラヴァンツ北九州は、入場者数の水増しを図ろうとした意図は認められないが、上記の間、他クラブによる同種事案に対して懲罰が科された際や、入場ゲートにおける入場者のカウントについて外部から指摘を受け検証して問題ないことが判明した際に、関係者受付まで範囲を広げて点検して是正する機会が何度もあったのにこれを怠り、担当社員に正しい算定方法を周知しないまま放置してきたものであり、その管理監督責任は大きい」と管理責任と問うこと、そして「本件行為を確認した後も、Jリーグ規約第139条に反して、直ちにJリーグへ報告しなかった」とし、報告義務を怠ったことを挙げた。

2020シーズンにはブラウブリッツ秋田の観客水増し問題が発覚していたが、北九州は続けていたこととなる。

北九州は同日に玉井行人 代表取締役社長の名前で声明を発表。ファン・サポーター、スポンサーへの謝罪を行った。

「いつも、温かい応援、支援をいただき、誠にありがとうございます。リーグ開幕前に、お詫びをせねばなりません」

「ギラヴァンツ北九州がJリーグに加盟した2010年から途中2年間を除く、約9年間のホームゲームについて、Jリーグ規約などを順守せず、誤った入場者数を報告しておりました。Jリーグから懲罰決定を通知されました」

「クラブが苦境に追い込まれている時も、変わらぬ応援・支援をしていただいているファン・サポーターの皆様、スポンサー企業の皆様、ホームタウン・北九州市、フレンドリータウンの自治体の皆様、すべての北九州の皆様の信頼を大きく損なう事態を招いたことを深く、深く、お詫び致します。誠に申し訳ありませんでした」

「今後、ホームゲームに関して、各部門の運営を総点検して厳格なマニュアルを整備するとともに、社員教育を徹底。ゲーム開催時に順守状況をチェックする体制を整えて再発防止に全力を尽くし、皆様方との信頼回復を図ってまいります。どうか引き続き、応援、支援をよろしくお願い致します」

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