新戦力ジュニオール・サントスがゴールの広島、90分に被弾し10人の仙台とドロー決着【明治安田J1第1節】

超ワールドサッカー / 2021年2月27日 15時58分

写真:©︎J.LEAGUE

2021シーズンの明治安田生命J1リーグ開幕節、サンフレッチェ広島vsベガルタ仙台が27日にエディオン・スタジアム広島で行われ、1-1の引き分けに終わった。

昨季8位の広島は城福浩監督体制4年目を迎えている。新シーズン初戦はプレシーズンからトライしていた新システムの4バック。昨シーズンからメンツは大きく変わっていないが、注目のサイドバックには右に野上、左に東が起用されている。また、昨季15ゴールのレアンドロ・ペレイラの退団に伴い、横浜F・マリノスから加入したジュニオール・サントスはトップ下で先発に名を連ねた。

対する仙台は、昨季は降格なしの特別レギュレーションに助けられ、17位フィニッシュも降格を免れた。その分、今季は4チーム降格という厳しい1年となるが、8年ぶりに手倉森誠監督が復任し、ファンやサポーターの期待は高い。注目の新戦力は浦和レッズから加入したマルティノスや、古巣戦となる皆川のアタッカー陣。また、在籍2年目の吉野も古巣対決だ。

互いに[4-2-3-1]のミラーゲームとなった一戦。ボールの主導権はホームの広島が掴み、両サイドバックが高い位置を取りながら積極的に攻撃参加していく。だが、まだチグハグ感が否めず、仙台の徹底した守りもあり、なかなかシュートまで運ぶことはできない。

一方、仙台はカウンター主体の戦術を取っているが、思うようにその起点が作り出せない。2列目の右で起用されたマルティノスも良い形でボールを受けられず、ここまで両チームともゴールチャンスはない。

そんな中、27分に決定的なシーンが訪れる。仙台の最終ラインを抜け出したジュニオール・サントスをシマオ・マテがスライディングで倒してしまい、これが一発レッドカードに。

仙台は吉野をセンターバックに下げて応急処置を施したが、迎えた33分、広島は青山、浅野とワンタッチでパスを繋ぎ、ジュニオール・サントスにフリーでボールを供給。ボックス手前右で迷わず右足を振り抜くと、ボールは相手DFに当たってゴールイン。新加入選手の得点でホームチームが先制に成功した。

後半から仙台は氣田を下げて松下を投入。キックオフ直後に広島は相手のミスからボールを奪ったジュニオール・サントスが一気にゴール前に侵入するが、逆足の左足のシュートは力なく枠の外に外れた。

56分には速攻から再び広島にチャンス。ジュニオール・サントスがボックス左まで攻め上がり、今度はシュートを打たず中へ折り返す。これに合わせたドウグラス・ヴィエイラのシュートは相手のブロックに遭うものの、そのCKでは野上がヘディングシュートでGKを強襲。しかし、ここはGKヤクブ・スウォビィクのファインセーブに阻まれた。

仙台に隙を与えない広島は、72分には相手の攻撃を跳ね返しカウンターを発動。右サイドの浅野から川辺と繋がり、最後はジュニオール・サントスへ託す。ボックス内での深い切り返しからシュートを狙っていったが、ここでもGKヤクブ・スウォビィクが立ちはだかった。

そのジュニオール・サントスは76分に柏との交代でお役御免。ホームのサポーターからは拍手が送られた。86分には、その柏と浅野で右サイドを崩し、最後はクロスから逆サイドの東がフィニッシュという完璧な形を作ったが、やはり最後の壁が厚く、決定的な2点目をどうしても奪えない。

するとそのツケが最後に回ってくる。90分、左サイドからカットインした関口がボックス手前まで運びシュートへ。これは相手のブロックに阻まれるものの、こぼれ球を87分から出場していた赤崎が押し込み、土壇場で同点に追いついた。

結局、試合は1-1のドロー決着。広島は逃げ切り失敗で2ポイント落とした結果となった。

サンフレッチェ広島 1-1 ベガルタ仙台
【広島】
ジュニオール・サントス(前33)
【仙台】
赤崎秀平(後45)

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