【プレミア注目プレビュー】クロップとトゥヘルがプレミア初対決! トップ4懸けた重要なシックスポインター!

超ワールドサッカー / 2021年3月4日 18時0分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第29節、リバプールvsチェルシーが日本時間4日29:15にアンフィールドでキックオフされる。ドイツ屈指の名将がプレミアの舞台で初めて対峙する、トップ4を懸けた重要なシックスポインターだ。

現在、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内と2ポイント差の6位に位置するリバプール(勝ち点43)。アウェイで行われた前節のシェフィールド・ユナイテッド戦では、最下位相手にMFカーティス・ジョーンズとオウンゴールによって2-0の快勝。リーグ戦の連敗を「4」でストップすると共に、5戦ぶりの白星を挙げた。

ただ、相変わらず負傷者に悩まされる昨季王者はまだまだ本来の出来からは程遠く、リーグ戦4連敗中のアンフィールドに難敵を迎える今回の一戦では真価が試されるところ。仮に、5連敗を喫した場合、クラブ史上史上初の屈辱が待っている。

一方、そのリバプールと1ポイント差で5位に位置するチェルシー(勝ち点44)は前節、マンチェスター・ユナイテッドとの接戦を0-0のドローで終えた。この結果、トゥヘル新体制移行後の無敗を9試合に伸ばすも、リーグ戦では2試合連続ドローと、決定力・アイデアを欠く攻撃を中心に課題を残す戦いぶりに。したがって、直近の5試合で未勝利が続くアンフィールドでの一戦ではトゥヘル体制無敗試合を2桁に更新すると共に、3ポイントを持ち帰るため、より力強いパフォーマンスが求められる。

なお、昨年9月にチェルシーホームで行われた前回対戦は、前半終了間際のDFクリステンセンの一発退場によって数的優位を手にしたリバプールが、後半立ち上がりにFWマネが決めた2ゴールを守り抜いて2-0の完勝を収めている。

共にマインツでトップカテゴリーでの指導者デビューを飾り、ドルトムント時代にタイトルを獲得したクロップ監督とトゥヘル監督の直接対決はこれが15戦目。ここまではクロップ監督が9勝2敗3分けと圧倒的な戦績を残しているが、プレミアでの初対決では前者が貫録を見せるか、あるいは後者が一泡吹かせるか。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽リバプール予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、オザン・カバク、ファビーニョ、ロバートソン
MF:チアゴ、ワイナルドゥム、カーティス・ジョーンズ
FW:サラー、フィルミノ、マネ

負傷者:GKケレハー、DFマティプ、ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、MFヘンダーソン、FWジョタ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはセンターバックの主力3人とヘンダーソンの4選手が引き続き欠場。また、軽傷を抱えるケレハーと胃腸炎を患っていたジョタに関しても欠場の可能性がある。

スタメンに関しては直近のブレイズ戦からGKアドリアン、フィリップスに代わって、守護神アリソン、ファビーニョの復帰が見込まれる。前者は父親の訃報による精神的なケア、後者は負傷で前節を欠場も、今週にトレーニングに復帰しており、先発復帰が期待される。それ以外では悩めるチアゴに代わってミルナーかナビ・ケイタの抜擢もありそうだ。

◆チェルシー◆
【3-4-2-1】
▽チェルシー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:メンディ
DF:アスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー
MF:リース・ジェームズ、カンテ、コバチッチ、マルコス・アロンソ
MF:ハヴァーツ、マウント
FW:ヴェルナー

負傷者:DFチアゴ・シウバ、FWエイブラハム
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはチアゴ・シウバの欠場が確定。また、足首に問題を抱えるエイブラハムに関しても欠場の可能性がある。

ユナイテッドとの激闘から中3日の一戦ということもあり、幾つかのポジションでターンオーバーが見込まれる。左右のウイングバックにリース・ジェームズとマルコス・アロンソ、前線ではジルーとツィエクに代わってヴェルナー、ハヴァーツの起用を予想。ただ、ジルーの継続起用やジョルジーニョのスタメンも十分に考えられる。

★注目選手
◆リバプール:GKアリソン・ベッカー
Getty Images

リバプールの注目プレーヤーは加入3年目で試練の時を過ごすブラジル人守護神。2018年にローマから鳴り物入りで加入したアリソンは1年目にCL制覇、2年目にプレミアリーグ制覇と絶対的な守護神としてイングランド屈指の名門に久々のタイトルをもたらす原動力として活躍。だが、今シーズンは細かい負傷やファン・ダイクを中心とする最終ラインの離脱者の影響で、チームと共に厳しいシーズンを過ごす。

とりわけ、自身が出場した直近のリーグ戦3試合ではマンチェスター・シティ戦で2度のパスミス、レスター・シティ戦でDFカバクとのコミュニケーションミスから合計3失点に絡むイージーミスを犯すなど、低調なパフォーマンスに終始。さらに、プライベートでは母国に住む父親を水難事故で亡くす悲劇を味わった。

クロップ監督は失意のどん底にいる守護神に関して、「アリは1週間トレーニングを受けた。我々は彼が戻ってくることを期待するべきだ」と、直近のブレイズ戦を欠場した同選手の今回のビッグマッチでの復帰を示唆。不振、悲劇を払しょくしようとするアリソンの奮闘に注目したい。

◆チェルシー:DFセサル・アスピリクエタ
Getty Images

チェルシーの注目プレーヤーは新体制で再び存在感増すスキッパー。今シーズン、ランパード前体制では4バックをメインに採用していたこともあり、昨季台頭したリース・ジェームズのバックアップに甘んじていたアスピリクエタ。しかし、トゥヘル現体制では3バックの右でここまで全試合で先発フル出場を継続中だ。

そして、新指揮官からの厚い信頼に応えるように就任2試合目でチーム最初のゴールを挙げると、以降は攻守両面で気の利いた仕事を見せて堅守構築とビルドアップの起点の1人としてハイパフォーマンスを継続している。

難所アンフィールド攻略を目指す一戦ではマネとロバートソンの強力コンビとのマッチアップが想定される中、まずは守備面での繊細な仕事が求められる。また、マイボール時はパスの逃げ道となるポジション取り、背後の対応に弱さを見せる相手守備に対してヴェルナーやマウントの動き出しに合せて正確なフィードを通したい。

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