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【日本代表プレビュー】南米予選1位の相手にどこまで戦えるか?国内組と海外組の融合は?《国際親善試合/U-24日本vsU-24アルゼンチン》

超ワールドサッカー / 2021年3月26日 16時15分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

26日、SAISON CARD CUP 2021でU-24日本代表はU-24アルゼンチン代表と対戦する。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、本来であれば2020年に予定されていた東京オリンピックが1年延期に。今年7月に開催される予定となっているが、東京オリンピック世代の選手たちにとっては、仕切り直しの一戦となる。

今回の2試合は東京オリンピックを想定し、中2日で移動を伴う連戦。その初戦をどう戦うのかに注目が集まる。

◆A代表経験者との融合

©JFA

今回のメンバーはMF久保建英(ヘタフェ)を始め、DF板倉滉(フローニンヘン)やMF中山雄太(ズヴォレ)、DF菅原由勢(AZ)、MF三好康児(アントワープ)、FW食野亮太郎(リオ・アヴェ)と海外組を招集。昨年10月、11月に欧州遠征をしたA代表にも選ばれている選手たちが合流し、いよいよ本番に向けた本格的な準備に入る位置付けとなった。

国内組では昨シーズンのJリーグから継続して高いパフォーマンスを見せているMF三笘薫(川崎フロンターレ)を始め、Jリーグでポジションを掴み、しっかりとクラブでパフォーマンスを見せている選手たちが集まった。

昨年12月の国内合宿から継続されて呼ばれているメンバーと、2019年11月以来の招集となるメンバーが合わさる形となり、チームとしての一体感はまだ不安が残る中、選手選考を図るとともに、現在地を知るための2試合となる。

今回はA代表との活動が重なったため、横内昭展監督が率いるが「アルゼンチンに向けて自分が持っている力を全部吐き出して欲しいと思っています。それによって色々なことが見えてくると思います」と選手たちに期待を寄せるコメントを残している。

思い出されるのは、やはり2019年11月に広島で行われたコロンビア代表戦。チームとしてなすすべなく敗れた試合だったが、そこから1年以上が経過し個々がレベルアップ。横内監督も「コロンビア戦の時よりも個々が成長していると思うので、チームとしてどう活かせるか。選手組み合わせも考えながら、痛い敗戦だったので、そこを思い出しながら、その痛みをチームで共有して臨みたいです」と語り、どれだけ成長したのか、個人としてもチームとしても成長を見たいを語った。

◆南米予選1位の実力
Getty Images

対するU-24アルゼンチン代表は、東京オリンピックの南米予選を1位で通過。本大会に出場するチームの1つだ。世代別、A代表と力のある選手が多く、北京オリンピックではFWリオネル・メッシ(バルセロナ)らを擁して金メダルを獲得。今回もメダル候補の1つだ。

そのアルゼンチンは、ヨーロッパ組の選手ではFWラウタロ・マルティネス(インテル)ら一部招集できていない選手がいるものの、GKにオーバーエイジの選手を招集するなど、本大会を見据えた形で準備。大会の4カ月前に開催地でできること、新型コロナウイルスの感染対策を含めて、テストといった位置付けになるだろう。

フェルナンド・バティスタ監督は「目指しているサッカーは、ボールを保持して高いポゼッションで相手に隙を与えず、堅実に守りながらも常にゴールを狙うというスタイルです」とコメント。常に主役にならなければいけないと、強い意気込みを語った。

また、日本戦のキーマンについてはグラナダのDFネウエン・ペレスやベネヴェントのFWアドルフォ・ガイチを指名。「素晴らしい選手たちが揃っている」と日本を評価したものの、勝利を目指して挑んでくることは間違いない。

アルゼンチンとしても、開催国である日本との実力差を図れる良いチャンス。新たな選手を試すとともに、しっかりと結果にこだわってくるだろう。

◆予想スターティングメンバー[4-2-3-1]
©JFA

GK:大迫敬介
DF:菅原由勢、渡辺剛、板倉滉、旗手怜央
MF:田中駿汰、中山雄太
MF:三好康児、久保建英、三笘薫
FW:田川亨介
監督:横内昭展

これまでは[3-4-2-1]のシステムを採用してきた東京オリンピック世代だが、昨年12月のキャンプから[4-2-3-1]のシステムを採用。そして、今回のトレーニングでも[4-2-3-1]を試す形が多く見られた。

横内監督も「ずっとこのチームは3バックを長くやってきて、12月では4バックをやりました。今回はどちらとも考えていますが、選手を見て、一番力を発揮できるのかをどちらか考えて決めたいと思います」とコメント。選手たちのクラブでは4バックシステムが多いため、4バックと見て間違いないだろう。

まず守護神は、GK大迫敬介(サンフレッチェ広島)となるだろう。今回招集された3選手はいずれもクラブで正守護神を務めているが、このチームでゴールを守ってきた大迫が先発するはずだ。

最終ラインは右から菅原由勢(AZ)、渡辺剛(FC東京)、板倉滉(フローニンヘン)、旗手怜央(川崎フロンターレ)と予想する。特に注目は左サイドバックに入るであろう旗手だ。本来は攻撃の選手であり、昨シーズンは右ウイングでのプレーが多かったが、ケガ人などのチーム事情で今シーズンは左サイドバックにコンバート。持ち前の運動量やタフさに加え、サイドバックながらもゴール前に顔を出すなど、新境地を開拓している。

またボランチには田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)と中山雄太(ズヴォレ)がコンビを組むことになると予想。田中碧(川崎フロンターレ)は、2019年1月にU-23アジア選手権のカタール戦で退場処分を受けていたために出場停止となり、メンバー外となることが決定している。

注目の2列目は、右から三好康児(アントワープ)、久保建英(ヘタフェ)、三笘薫(川崎フロンターレ)が入ると予想する。これまで久保と三笘が試合でコンビを組むことはなく、大きな注目が集まる2列目となる。二人を含め、三好が絡んでどのような攻撃を組み立てるのか。個々の良さが引き出されるプレーが期待される。

そして1トップには田川亨介(FC東京)が入ることになるだろう。今シーズンはJ1でも存在感を示しており、持ち前のスピードとタフさ、パワフルさを発揮。代表の舞台でもどんなプレーをするのか。クラブとはポジションが異なるが、田川の良さ、周りの良さを引き出す動きに注目だ。

アルゼンチン代表を相手にどのような戦いを見せるのか。そして、2019年11月のコロンビア代表戦からの成長は見せられるのか。東京オリンピック出場チーム同士の対決は、26日(金)の19時にキックオフを迎える。

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