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首位磐田が下位愛媛相手に足踏み…甲府と長崎の上位対決は甲府に軍配【明治安田J2第35節】

超ワールドサッカー / 2021年10月23日 17時59分

明治安田生命J2リーグ第35節の5試合が23日に各地で行われた。

いよいよ優勝も意識し始める首位の磐田(勝ち点73)は、19位の愛媛(勝ち点32)をホームに迎えた。試合は順位表ほどの差はつかず、今季2度目の連勝を狙う愛媛も積極的なプレスで磐田を苦しめる。

それでも自力で勝る磐田が徐々にリズムを掴み始めると、30分あたりから大津、山本康裕、ルキアンが立て続けに際どいシュートを放っていく。すると37分、右サイドの敵陣中央で山本康裕からパスを受けた鈴木雄斗が横へドリブルを仕掛けてボックス右手前から左足を一閃。これが相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。

後半から互いにカードを一枚切った中、しばらく膠着状態が続いたが20分が経過したあたりから大きく動き出す。まずは68分の愛媛。敵陣左サイドでパスワークを展開し、茂木が縦に入れたパスをボックス手前左の近藤がワンタッチヒールで後ろに流す。これに反応した川村がボックス左から左足をシュートを突き刺し、同点に追いついた。

さらに、飲水タイムを挟んだ3分後の71分、東海学園大学から特別指定で入団している小原が才能の片鱗を見せる。カウンターのシーンで左サイドからドリブルを開始。味方のフリーランのサポートもありながら、そのままボックス左に侵入。最後は細かいステップで対峙するDFを躱し、左足でゴール右に流し込んだ。

小原のJ2初ゴールで逆転した愛媛。しかし、ホームサポーターの声援を受ける磐田も首位のプライドを見せる。逆転から3分後の74分、松本が味方とのワンツーで左サイドを突破し、山なりのクロスを供給。これを鈴木雄斗が頭で合わせて、あっという間に振り出しに戻した。

その後は再逆転を狙う磐田が攻勢に。86分にはルキアン、後半アディショナルタイムには90分に投入されたファビアン・ゴンザレスが鈴木雄斗のクロスを頭で合わせるが、惜しくも枠の上に。

結局、試合は2-2で終了。磐田は翌日に控える2位京都の結果次第で首位陥落の可能性を残してしまった。

また、JITリサイクルインクスタジアムでは、3位甲府(勝ち点63)と4位長崎(勝ち点62)による上位戦が行われた。試合は早々に大きく動く。

まずは3分、敵陣中央でFKからリスタートした長崎は、左に展開し、米田がグラウンダーのクロスで折り返す。これを
ボックス中央の植中がダイレクトで合わせて、先制に成功した。

しかし、喜びも束の間、ホームの甲府も11分に反撃。新井から縦パスを受けた長谷川が素早く反転しボックス手前からシュートへ。これは左ポストに嫌われてしまうものの、セカンドボールを長谷川自ら押し込んで同点とした。

その後は甲府の攻勢が続く。30分に宮崎、37分にはメンデスがゴールに迫るも、逆転には至らず。後半を迎えた48分にも、味方のパスをボックス左で受けた新井がシュートを放つが、GK冨澤に防がれる。

それでも65分、左サイドから須貝が上げたクロスをウィリアン・リラが合わせてついに逆転。ホームの甲府が押し切った。

負ければ昇格が限りなく厳しくなってしまう長崎は、76分に途中出場の都倉のヘディングシュートがクロスバーに阻まれるなど同点弾は奪えず。注目の上位戦は甲府に軍配が上がった。

◆第35節
▽10/23(土)
モンテディオ山形 1-0 ザスパクサツ群馬
大宮アルディージャ 3-1 ギラヴァンツ北九州
ヴァンフォーレ甲府 2-1 V・ファーレン長崎
アルビレックス新潟 1- 2 ブラウブリッツ秋田
ジュビロ磐田 2-2 愛媛FC

▽10/24(日)
水戸ホーリーホック vs ファジアーノ岡山
東京ヴェルディ vs ジェフユナイテッド千葉
FC町田ゼルビア vs 栃木SC
京都サンガF.C. vs レノファ山口
相模原SC vs ツエーゲン金沢
松本山雅FC vs FC琉球

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