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森保監督、流れを変えた三笘、中山の投入に言及…2戦連続ベンチ外の選手に対しては「この経験が必ず成長に繋がる…」

超ワールドサッカー / 2021年11月17日 8時47分

写真:Getty Images

日本代表を率いる森保一監督がオマーン代表戦を振り返った。

日本は16日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節でオマーンと対戦した。

最終予選の初戦でホームで敗れている相手。勝利して五分に戻したいなか、ベトナム代表戦から1名だけを変更して臨んだ。

序盤からサイドを使った攻撃を仕掛けるものの、決定機はほとんど作れず。攻撃がうまくハマらないままゴールレスで終える。

後半に入るとハーフタイムに投入され、日本代表デビューを飾ったMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)が躍動。左サイドを何度となく仕掛けて攻撃を活性化させると、81分にはDF中山雄太(ズヴォレ)のパスを受けた三笘がボックス内左からクロス。これをFW伊東純也(ヘンク)が決めて日本が先制。そのまま逃げ切り、予選3連勝を収め、2位に浮上した。

試合後オンラインの取材に応対した森保監督は、勝利を手繰り寄せる上で決定的だった左サイドの入れ替え、FW古橋亨梧(セルティック)の起用法など、オマーン戦での戦術的な狙いについて言及した。

前半あまり機能していなかったDF長友佑都(FC東京)、FW南野拓実(リバプール)の左サイドを、後半途中から中山、三笘に入れ替えた交代の狙いについては、より個で打開できるタレントの存在によって、より相手に圧力をかけたかったと説明している。

「前半からボールの動かし方に関しては悪くなく、サイドを起点に攻撃もできていました。そのサイド攻撃をより厚みを持たせて、我々がより圧力をかけて攻撃をしていけるようにということで、三笘を後半から投入して彼の仕掛けるドリブルで突破していきゴールを目指していくことを考えていました」

「中山に関しても三笘にしても先発で使っていこうということは考えていましたし、それは他の選手に関しても同じです」

「評価という部分では三笘が入ってすぐ、一番最初のプレーからより相手のゴールに向かっていくプレーでチームに勢いを与えてくれたと思いますし、彼の良さを出してくれたと思います」

「後半から出ましたが、45分もたなくてもいいというぐらいの仕掛け方をしてくれていたと思いますし、彼が自分の持っている力を存分に発揮しようということ。チームに勝利をもたらそう、勝利に貢献しようとしてくれた姿勢は素晴らしかったと思います」

「中山もスタートから出てもおかしくない、問題ないというパフォーマンスを出してくれていますし、今日も彼は非常に安定したプレーをしてくれましたし、守備では落ち着いて相手の攻撃を止める。攻撃ではチームにとって良いアクセントとなる受け方や配置をしてくれていたと思います」

「今後に関しては選手が経験を積んでこのアジア最終予選の中でも存在感を発揮している選手たちが何人もいるので、ポジション争いのところはニュートラルに見て決めていきたいと思います」

また、やや慎重な戦い方に見えた前半のプレーに関しては、あくまで「ゲーム全体を考えた」上で、チームとしてのアグレッシブさは出せていたと主張している。

「前半から選手たちは勇気を持ってくれていたと思います。ただ、ゲームの重要性を理解していますし、慎重に入ったというよりも、ゲーム全体を考えてボールを動かしながら相手のカウンターに備えながら、球際を厳しく戦ってくる相手に対して、怯むことなく試合を通して勝っていくという部分でのアグレッシブな姿勢は出せていた思います」

「ただ、相手もなかなか体力的にも元気ですし、前半のところはなかなかこじ開けさせてくれなかったという部分はあります。サイド攻撃に関しても前半の右サイドのところでは(伊東)純也が仕掛けていましたし、そこでなかなか良い形は作れなかったですが、相手を疲弊させる。左サイドは(長友)佑都が何度か良いオーバーラップからのクロスの形で、ビッグチャンスを作ることはできていました」

「さらに、後半圧力をかけていくという意味で、右の純也、左の(三笘)薫というところでサイド攻撃を活性化させて、相手に圧力をかけていこうという形になりました」

「前半に相手にダメージを与えるような戦い方ができたからこそ、後半に良い形でギアを上げることができたのかなと思います」

後半途中からの投入でFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)と2トップに近い役割でプレーさせた古橋に関しては、所属するセルティックでのパフォーマンスを考慮した上での起用法だという。

「古橋に関しては所属クラブであのポジション(中央)で最も輝いているということ。セルティックでもサイドでプレーしているときもありますが、トップで起用されて結果を出している。前線のポジションであれば、どこでもできると思いますが、やはりトップで背後に抜け出す動き。クロスの場面で相手の視野から消えて決める動き。トップで起点になることもできます。普段の彼のプレーを見て我々のチームにも生かそうというのが、起用法の狙いのひとつです」

「ただ、他にも理由があって、彼のサイドでのプレーも我々のチームの中で生かしていけますが、サイドで力を発揮してくれている選手、チームを機能させる部分で貢献してくれる選手たちも出てきているので、そういった兼ね合いを含めてトップで起用することが多いです」

「今日に関しては古橋を基本的にトップで使う。大迫にひとつポジションを下げてもらい、大迫に起点になってもらう動き、収めてもらう動きをしてもらいながら、背後に一発で抜け出せるような局面があれば、古橋にその役割を担ってもらおうという役割分担というか、プレーの要求をしました。ただ、両方ともトップもトップ下もできる選手なので、そこは臨機応変に、一人が前に出れば一人が中盤のケアをするというように、うまくやってくれていたと思います」

最後に、今回の遠征では有事に備えて国内組を中心に普段よりも多くのメンバーを招集した結果、明治安田生命J1リーグで得点ランキングトップに立つFW前田大然(横浜F・マリノス)や、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)、DF旗手怜央(川崎フロンターレ)らが2戦連続ベンチ外となった。

そのメンバー選考の部分に関して、森保監督はコロナ禍における代表期間中の選手の入れ替えが困難であることを理由に挙げた。また、たとえ試合に出られなかったとしても今回の経験が今後の成長に必ずや繋がると主張している。

「まずは色んな行動制限などがある中で、代表活動期間中になかなか選手の入れ替えが難しい状況になっていることで、選手たちを多めに招集させてもらいながら、我々の戦う選択肢も増やしていけるということで、本来よりも多くの選手を招集させてもらいました」

「そういった意味では単純にアクシデントや想定外のことが起きたことによる入れ替えという部分で、単なるサポートとして呼んだ意図はありません。我々が戦っていく中での選択肢という部分で、ベトナム戦でメンバーに入れなかった選手、オマーン戦でもメンバーに入れなかった選手。サポートに回った選手も戦い方の選択肢として、日本を代表して戦えるアジア最終予選を戦っていけるだけの力があると考えて招集させてもらっています」

「ただ、日本代表として戦う力を持っている、所属クラブでも存在感を発揮しているということで、いつでもメンバーに入ってもらう、プレーしてもらうということも可能な選手だという力の部分は評価しています。我々がこれまで作ってきたチーム作りの中での序列ということも加わって、一緒に活動してもらった中、短い練習の時間しかないですが、やはり序列を崩してもらうという部分では、新しく加わってもらった選手たちのプレーは見せてもらいました」

「そこでメンバーに入れなかった選手はもちろんいますが、彼らの今の力と将来の伸びしろはもっとあるというところで評価してメンバーに加わってもらっています。今回出場できなかった選手たちには悔しい気持ちしかなかったかもしれませんが、私自身は代表活動で試合に出れる選手、ベンチに入れる選手、サポートに回る選手を含め、たとえ試合に出られても出られなくても、この経験があって必ず成長に繋がると、自分の中で確信して招集させてもらっています」

「今回初めて招集させてもらった選手、期間を空けて招集させてもらった選手を含めて今回の厳しいアジア最終予選をチームのメンバーとして戦ったことが成長に繋がると確信しています」

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