2G1Aでチームを勝利に導いたソン・フンミン、コンテ監督も称賛惜しまず 「我々は偉大な選手について話している」

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トッテナムのアントニオ・コンテ監督がトップ4争いにおける重要な勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

トッテナムは1日に行われたプレミアリーグ第35節でレスター・シティと対戦した。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝に向け、大幅なターンオーバーを敢行した相手に対して、立ち上がりこそチャンスを作られたものの、22分にFWハリー・ケインがCKを頭で合わせて先制に成功。後半にはFWソン・フンミンが見事な2ゴールを決めるなどリードを広げると、試合終了間際に失点を喫したものの、3-1で勝利した。

この結果、3試合ぶりの勝利を挙げたプレミアリーグ5位のトッテナムは4位アーセナルとの勝ち点差「2」を維持している。試合後のインタビューに応じたコンテ監督は優れたパフォーマンスを見せたチームを称賛。熾烈なトップ4争いについても、楽しむ必要性を強調した。

「本当に良いチームに対しての、優れたパフォーマンスだった。試合は簡単ではなく、レスターがローマ戦から8人を入れ替えてきても、クオリティを示してくるだろうことはわかっていたよ。そのうえで、我々は勝利に値したと思う」

「今シーズンの重要な時期に勝ち点3を獲得できたことは確かだ。次の試合からはリバプール、アーセナルとの対戦が控えているからね。目指すべき結果は1つしかなくプレッシャーもあるが、選手たちにはこの瞬間を生きよう、楽しもうと言ったよ」

「11月に指揮官の交代があったとき、トッテナムがチャンピオンズリーグに挑戦するなんて誰も想像できなかったと思う。だからこそ、我々は大きな成果を求めて戦うため、この位置に留まっていることに満足しなければならない」

また、コンテ監督は2ゴール1アシストの活躍を見せたソン・フンミンを称賛。利き足ではない左足で得点を記録した韓国代表FWを称えつつ、こうしたパフォーマンスをチームとしての結果に結びつける重要性について説いた。

「彼は素晴らしいゴールを決めたが、その3分前に話したとき、私は『5、6分プレーしたら、交代しなければならない』と伝えたんだ。だから、彼には『私から交代すると言われていながら、あんな凄いゴールを決めてしまうなんて…』と言ってしまったよ」

「我々は偉大な選手、ファンタスティックな選手について話をしている。とはいえ、シーズンの終わりにはチームと一緒に大きな成果を祝うことが大切だ。そうでなければ、個人的な成功に、こうしたゴールを決めることだけに留まってしまうからね」

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