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7大会連続W杯出場の日本代表にジーコ氏「プロ化した意味があった」、森保一監督には「感性をうまく生かしている」

超ワールドサッカー / 2022年5月8日 17時45分

写真:Getty Images

8日、鹿島アントラーズのクラブアドバイザーであるジーコ氏がオンラインのメディア取材に応じた。

Jリーグの黎明期を鹿島の選手として支えたジーコ氏は、日本代表監督としても2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)に出場。2018年7月から就いていた鹿島のテクニカルディレクター(TD)を2021シーズン限りで勇退していた。

ブラジルへと帰国し、2月には右股関節の手術。そこからリハビリを行い歩けるまでに回復。そしてチームを見るため、5月6日にチームへと合流。そのジーコ氏は5月末まで滞在する予定だが、8日にメディアのオンライン取材に応じ、現在の日本代表についてコメントした。

ジーコ氏も2006年にドイツW杯に出場したが、森保一監督率いる日本代表もアジア最終予選を突破。7大会連続7度目のW杯出場を決めた。

ジーコ氏は「まず日本代表のW杯出場はおめでとうと言いたい。会長含め関係者、森保監督に率直におめでとうと言いたい」と、W杯出場を祝福。また「代表選手にもおめでとうと言いたい。ピッチ内の実力でW杯出場権を獲得したのは素晴らしいこと。プロ化してから継続してW杯に出場していることは、プロ化した意味があったということになると思う」と語り、Jリーグが発足して以降の予選となった1998年大会から連続してW杯に出場していることを称えた。

また、現役時代はライバルとしても戦った森保監督については「森保監督は選手の時から素晴らしい能力を持っていて、監督となってその経験を生かしながら、選手のチョイス、采配では感性をうまく生かしていると思う」と手腕を称賛。「日本代表の土台となる選手がヨーロッパで活躍している、プレーしているということから、実際に経験を積みながら日本代表に貢献できていることは非常に大事、重要だと思う」と、中心選手のほとんどがヨーロッパでプレーしていることは大きいと語った。

その理由としては「大きな国と対戦するときには生かされると感じている」とし、「ブラジル代表も大半の選手がヨーロッパで活躍していて、ブラジル代表の土台となっているように、日本代表もそうなっていけば強くなると思う」とコメント。選手個々が日々高いレベルでプレーしていることが、日本代表の底上げにも繋がると語った。

なお、日本は6月に国立競技場でブラジル代表と対戦する。ジーコ氏は観戦できないというが、「日本代表にとっては非常に良いテストだと思う」とコメント。「選手たちの強豪国とやった時の姿勢やメンタルを観ることができる」と、親善試合であってもブラジルのような強豪国と対戦することはプラスだとした。

W杯本大会ではドイツ代表、スペイン代表と優勝を経験している国と同居している日本。「日本のグループにはドイツ、スペインがいるので、どういう対応をすべきか、経験値を上げる大事なチャンスだと思う」とジーコ氏はコメント。また、ブラジルにとってもプラスだとし、「ブラジル代表は日本と同じ厳しいグループに入ると思っている。アジアを代表する日本に臨むことにあたって、どこが良くて悪いのか、ブラジルの選手の評価もできるのではないかと考えている」と、互いにW杯に向けて重要な強化試合になるとの見方を示した。

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