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CL決勝でマドリーへのリベンジ狙うサラー、4年前の負傷は「キャリアの中で最悪の瞬間」

超ワールドサッカー / 2022年5月26日 13時5分

写真:Getty Images

リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、レアル・マドリーへのリベンジに向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝では難敵ビジャレアルに苦戦しながらも勝利し、優勝した2018-19シーズン以来となる決勝進出を決めたリバプール。ファイナルの舞台では、因縁の深いレアル・マドリーと対戦する予定になっている。

リバプールとマドリーは2017-18シーズンのCL決勝や昨シーズンのCL準々決勝でも対戦。いずれもマドリーが勝利を収めているが、特に4年前の決勝ではサラーが相手DFセルヒオ・ラモスともつれながら転倒したことで肩を負傷。前半での負傷交代を余儀なくされると、エースを失ったチームは相手に押し込まれる結果となり1-3で敗れた。

記者会見に出席したサラーは、今大会にかける意気込みについて語りつつ、4年前のCL決勝についても言及。負傷で早々にピッチを去ることになった悔しさを明かしている。

「今はとてもやる気がある。前回のマドリーとの対戦、そして日曜日のプレミアリーグを終えた後で、チームの誰もがCLを勝ち取るためにモチベーションを高めているんだ。僕がここに来てから、毎シーズンこのために戦ってきており、皆が楽しみにしているよ」

「(2017-18シーズンのCL決勝では)30分くらいで交代したのを覚えている。あれは僕のキャリアの中で最悪の瞬間だった。本当に、本当に落ち込んでいたよ。あの時は良いシーズンだったのに、CL決勝を30分で終えるなんて、どんなフットボーラーにとっても最悪の出来事だ。試合後、僕は病院にいて、結果はヘンド(ジョーダン・ヘンダーソン)から聞いて知った」

「そのとき、僕はこう思ったんだ。『こんな負け方はできない』とね。フットボールをやっていて、全員かほとんどの選手にとって初めてのCL決勝だった。だから、敗れたことにはとてもとても失望した。でも、その後の夏を経て僕らはチームに戻り、お互いに話をした。僕の記憶が正しければ、ドレッシングルームでヘンドとミリー(ジェームズ・ミルナー)が『もう一度、すべてをやり直そう』と言ったんだ。そして、その翌年に優勝することができた」

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