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スペイン優勢もポルトガルが終盤に追いつき強豪国対決はドロー《UEFAネーションズリーグ》

超ワールドサッカー / 2022年6月3日 5時45分

写真:Getty Images

UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23リーグA・グループ2第1節、スペイン代表vsポルトガル代表が2日に行われ、1-1で引き分けた。

前回大会準優勝のスペインと、前々大会王者ポルトガルによる初戦。

スペインはモラタ、フェラン・トーレス、サラビアの3トップで臨み、対するポルトガルはC・ロナウドがベンチスタートとなった中、アンドレ・シウバ、レオン、オタビオの3トップで臨んだ。

共に[4-3-3]で臨んだ中、立ち上がりからスペインが圧力をかける展開となるも、最初にチャンスを作ったのはポルトガル。18分、ボックス内からレオンが際どいシュートを放った。

それでも25分、スペインが見事なロングカウンターから先制する。ガビがルーズボールを拾って持ち上がり、スルーパス。これを受けたサラビアがラストパスを送り、最後はモラタが蹴り込んだ。

さらに29分には追加点のチャンス。左サイドを突破したガビのクロスをソレールがシュート。しかしGKジオゴ・コスタにセーブされた。

劣勢のポルトガルは34分に好機。アンドレ・シウバがボックス内から反転シュートを放ったが、枠を捉えきれず。前半を1点ビハインドで終えた。

迎えた後半、静かな展開で推移した中、59分に同点のチャンス。ボックス左でラストパスを受けたレオンがDFを外してシュート。初の枠内シュートとなったが、GKウナイ・シモンの好守に阻まれた。

その後、C・ロナウドを投入したポルトガルはなかなかチャンスを生み出せずにいたが、終盤の82分に追いつく。決めたのは10分前に投入されていたオルタ。右サイドをカンセロが抜け出し、クロスを送るとゴール前のオルタが押し込んだ。

追いつかれたスペインは87分、絶好の勝ち越しのチャンスが訪れるも、ルーズボールに反応したゴール前のジョルディ・アルバのヘディングシュートは枠を捉えきれず。1-1で勝ち点1を分け合っている。

グループ2もう一試合のチェコ代表vsスイス代表は2-1でチェコが勝利。試合を通してスイスが押し込む流れだったものの、決定力の高さで上回ったチェコが接戦を制している。

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