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リバプールがオリジとカリウスの退団を発表

超ワールドサッカー / 2022年6月9日 19時30分

写真:Getty Images

リバプールは9日、ベルギー代表FWディヴォク・オリジ(26)と元ドイツ代表GKロリス・カリウス(28)の退団を発表した。

2015年夏にリールから加入したオリジ。最初の2年間は平均で公式戦40試合ほど出場したが、3年目はヴォルフスブルクへレンタル移籍。4年目以降は戦力拡充に伴い、年々出場機会を減らしていた。

それでも、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグの準決勝や決勝で得点するなど、随所で印象的なパフォーマンスを発揮。今季は公式戦18試合の出場に留まった中、プレミアリーグ第15節のウォルバーハンプトン戦では、途中出場から94分に劇的な決勝点を挙げて、勝利に導いていた。

だが、以前から噂されていた通り、契約満了をもって退団へ。5月半ばの時点で退団を公表していたユルゲン・クロップ監督は「私にとって彼は常にリバプールのレジェンドであり、彼と一緒に仕事ができたことは喜びだった」と、ベルギー代表FWに最大限の賛辞を送っていた。

そして、新天地はミランが濃厚に。イタリアメディアによれば、すでにメディカルチェックをパスしており、加入の公式発表を待つばかりの状況となっているようだ。

カリウスは2016年夏にマインツから加入。当初こそ新守護神候補として高い期待が寄せられていたが、ミス連発で戦犯となった2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝戦を境に評判を下げ、その後はベシクタシュやウニオン・ベルリンへレンタル移籍をしたものの、いずれのクラブでも完全移籍にまではつながらなかった。

今季はリバプールに残留したが、一度もベンチ入りできないまま、契約満了をもって6年過ごしたリバプールを去ることになった。

なお、リバプールは他にも、イングランド人MFセイ・オジョ(24)とウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(22)の退団も併せて発表している。

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