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セルビア戦を大勝で終えたなでしこジャパン・池田太監督「前線から勇気を持っていけたことを評価したい」

超ワールドサッカー / 2022年6月25日 18時44分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

ヨーロッパ遠征の1戦目を大勝で終えた、なでしこジャパンの池田太監督が試合を振り返った。

なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)は24日、セルビアのスタラパゾバでセルビア女子代表との国際親善試合を行い、5-0で勝利を収めた。27日にはフィンランド女子代表と対戦する。

前半にFW植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)が先制点を挙げたなでしこジャパンは、後半にMF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)、MF宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)らが加点。代表デビュー戦となったFW千葉玲海菜(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)も即結果を残し、MF成宮唯(INAC神戸レオネッサ)にもゴールが生まれた。

試合後、池田監督は発足当初から取り組んでいる、奪いに行く守備の中での連動性と勇気を評価。パワーやスピードのあるセルビアに対しても怯むことなく、積極的な守備ができたことを称えた。

「勇気を持って前からプレッシャーにいこうというところで、前から行けば裏の怖さっていうのは、スピードのある選手ですとか力強い選手がいるチームに対しては、リスクになるところはありますけれども、今日のゲームではそれをケアしつつ、連動した守備、前線からアグレッシブに勇気を持っていけたというところは評価したいところです」

また、交代選手を含め、各選手がポジション毎の役割やチームとしての役割を全うしたうえで、各々の特徴を出し、ゴールという結果につなげることができたことも、非常にポジティブに捉えていた。

多くの選手がシーズンのオフを迎えている中で、海外組・国内組を問わず、各選手がコンディションを整えてきたことも評価。チームのためにそれぞれが力を発揮してくれたと残している。

また、MF長谷川唯(ウェストハム)や宮澤の起用ポジション(※1)についても質疑が及ぶと、それぞれの良さを出せるようにとのコメント。大きなリードを得た状況では、DF熊谷紗希(バイエルン)のボランチ起用にもトライするなど、今後もシチュエーション次第ではいろいろと試していきたいと考えていると語った。

※1:長谷川はこの試合右サイドハーフで先発し、後半途中からはトップ下に。宮澤はAFC女子アジアカップ2022では左サイドハーフ、この試合では右サイドハーフを務め、いずれもクロスからアシストを記録している。

「(長谷川選手は)いろんな相手との駆け引きの中で、空いているスペースを見つけることができるので、前半のように右サイドのポジションもできると思いますし、また前線で関わりを持ったプレーもできると思います」

「また、交代で入った宮澤選手がサイドを使えるので、そのワイドを使うというところでも、長谷川選手の良さが活きるのではないかと思いました」

「(宮澤選手は)周りとのバランスですとか、空いているスペースですとかを、自分のスピードを生かしながらタイミング良く(使っていける)。左のキックの精度もあるバランスの良い選手なので、左でも右でも良さが出せる。途中から入ってもゲームにしっかり入りましたし、そういったところではしっかり持ち味を出してくれたのではないかなと思っています」

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