大会後2カ月、ユーロ2024での誤審が発覚…スペインvsドイツの準々決勝でハンド見逃しとUEFAが見解「PKを与えるべきだった」
超ワールドサッカー / 2024年9月24日 23時40分
欧州サッカー連盟(UEFA)の審判委員会は、今夏行われていたユーロ2024の準々決勝で、誤審があったことを認めた。
スペイン代表の優勝で幕を下ろしたユーロ2024。イングランド代表との決勝を2-1でスペインが制していた。
白熱の戦いが続いていたユーロ2024だったが、UEFAの審判委員会はプレーの検証を行った結果、誤審を認めることに。ハンドによるPKの見逃しがあったことを伝えた。
スペイン『Relevo』によれば、問題判定があったのは準々決勝のスペイン代表vsドイツ代表の一戦。1-1で迎えた延長後半、ジャマル・ムシアラのシュートをマルク・ククレジャが左手で止めたようにみえ、PKが与えられるかと思われたが、これはPKの判定とはならなかった。
当然ドイツの選手たちはPKを要求するも、イングランド人主審のアンソニー・テイラー氏はPKを認めず。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)もPKの可能性を伝えなかった。
ドイツでは大きな論争を巻き起こしたこのプレー。最終的にドイツは延長戦まで持つれた中で2-1で敗れており、悔しい敗退となってしまっていた。
UEFAは「判定が誤りであり、PKが与えられるべきであった」と、大会から2カ月が経過した中で、国際審判員に送られるレポートで言及。「最新のUEFAガイドラインによって、ゴール前のシュートを止めたハンドでの接触はより厳しく罰せられるべきであり、DFの腕が体に近かったり、体上にある場合を除いて、ほとんどはPKが与えられるべきだ」と、誤審を認めた。
また「今回の場合、DFは腕でシュートを止めたが、腕は体に密着しておらず、広げてシュートを止めているため、PKを与えるべきだった」と、不自然な状態で広がっていたとした。なお、警告や懲戒処分にする必要はないとまとめている。
一瞬の判断をしなければいけない主審たち。一方で、VARが導入されており、映像でチェックできても、審判員の認識違いや、解釈のミス、さらには人為的なミスもまだまだ散見される状況。これがPKであればドイツが勝っていた可能性もあり、結果的にスペインが優勝していることを考えると、なんとも言えない気持ちといったところだろう。
【動画】UEFAが誤審を認めたククレジャのハンド…明暗分かれることに
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
UEFAがEUROドイツvsスペインの誤審を認定か…引退試合となったクロースも反応「ほとんどの人は一瞬で気づいていた」
ゲキサカ / 2024年9月24日 22時24分
-
【蹴トピ】VAR“機械の目”に見える未来は 元国際審判員・家本氏に聞く“現状”
スポニチアネックス / 2024年9月18日 6時3分
-
「ノーカードはあり得ない」東京Vvs鹿島のハンドの判定にJFA審判委が見解、PKは妥当も「基本的にはレッドカード」
超ワールドサッカー / 2024年9月12日 20時58分
-
得点阻止ハンドでノーカード「あり得ない」 物議のPK判定…ゴール方向への軌道「基本はレッド」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月12日 12時40分
-
あわや一発レッドも…東京V戦の鹿島PK獲得シーンにJFA審判委「ノーカードはありえない」
ゲキサカ / 2024年9月11日 18時49分
ランキング
-
1新庄監督、来季続投は「ビジョン浮かんでこない」 まずは下克上での日本一へ全力
Full-Count / 2024年9月26日 22時9分
-
2《モイネロの巻》サファテに可愛がられた森唯斗に世話を焼かれ…「日本語はかなりしゃべれる」【ホークス一筋37年 元名物広報が見た「鷹の真実」】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月26日 17時0分
-
3日本ハム、新庄政権で初CS進出 清宮がV弾…逆転勝ちに球場熱狂、6年ぶりAクラス
Full-Count / 2024年9月26日 20時55分
-
4「物議を醸すかもしれないけど、日本人は我々より優れている」 絶賛する元巨人助っ人の体験談、東京Dは「最高。愛を示してくれるのさ」
THE ANSWER / 2024年9月27日 7時13分
-
5大谷の盗塁能力が急きょ「C」→「A」に! プロスピ製品版最新作 開発陣「今季の活躍を見てポテンシャルの高さ確認」
よろず~ニュース / 2024年9月24日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください