アイティフォー、パブリッククラウド版「ロボティックコール」の販売を開始
週刊BCN+ / 2021年7月16日 17時30分
記事の画像
アイティフォーは、コンタクトセンター向けソリューションの自動受架電システム「ロボティックコール」のパブリッククラウド版を開発し、7月から販売を開始した。
アイティフォーでは従来、オンプレミスやプライベートクラウド型のロボティックコールを提供してきた。17年夏の発売以来、引き合いが多く、すでにカード会社、信販会社、サービサーなど大手金融機関22社に25システムを導入している。
このシステムは、カスタマイズして独自機能を追加できるメリットがある一方で、要件定義や開発のための期間、費用が必要だった。そこで今回、パブリッククラウド版を開発することで、主に中小規模のコンタクトセンターを運営する企業にとって導入しやすいロボティックコールを提供することを可能にした。
従来のロボティックコールは、自動音声(IVR)から電話をかけ、顧客が入力した生年月日などの情報から本人確認を実施し、案内をしたり入金約束を取得したりするシステム。自動化でオペレーター業務を効率化できるほか、オペレーターから直接電話を受けないことで顧客の心理的負担が軽減されるため、入金約束の取得率が向上する。ある企業では、インバウンド業務で入金約束の取得率が35~40%に達した例もあるという。
今回のパブリッククラウド版は、従来のロボティックコールの標準機能を搭載している。架電数は1日当たり1万件まで。業務システムとの連携も可能。受架電データは、企業ごとのDBに分けられセキュリティが確保されており、安心して利用できる。
また、パブリッククラウド版ではベースとなる架電機能を共有するため低価格での導入提供が可能となり費用対効果が高まる。しかも、最短2カ月で導入が可能なため、人員への負荷も軽減できる。さらに、ロボティックコール機能を活用しコンタクトセンター業務を自動化することで、生産性向上と効率化が実現する。省力化で発生した人的リソースは、ES向上に向けた高難度業務に有効活用が図れるため、人手不足の課題解決にも期待できる。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アイティフォーの審査支援システムと延滞債権管理システム、大手家賃保証のCasaで稼働
週刊BCN+ / 2024年4月24日 16時23分
-
クラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」とAIボイスボット「commubo」が連携 一歩先を行くCTI連携で人とロボットのハイブリッド業務を実現
PR TIMES / 2024年4月16日 16時45分
-
クラウド型CTI/コールセンターシステム「BIZTEL」とAIボイスボット「commubo」が連携開始
PR TIMES / 2024年4月16日 16時15分
-
セブン銀行様、債権管理システム本番稼働で督促業務を自動化
PR TIMES / 2024年4月2日 17時40分
-
アイティフォー、セブン銀行で債権管理システム「CMS V5」が稼働
週刊BCN+ / 2024年4月2日 15時14分
ランキング
-
1【速報】1ドル=155円を突破 円安止まらず 日米金利差「縮まらない」見方から円売り・ドル買い強まる
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月24日 21時19分
-
2目印は「エコだ値」シール、セブン-イレブン“見切り品”値引き拡大へ 食品ロス削減へ…客「貢献できて嬉しい」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月23日 20時0分
-
3IHI、エンジン燃費改ざん 4千台超、80年代からか
共同通信 / 2024年4月24日 23時26分
-
4サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
5「東大理3受かった子」に共通する"意外な性格" 日本イチ頭いい子供たちはどう勉強している?
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 5時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください