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JavaScriptライブラリ「Wijmo」の新バージョン、グレープシティから

週刊BCN+ / 2021年8月26日 15時38分

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 グレープシティは、業務システム開発に便利なUIコントロールを数多く収録したWebアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新バージョン「2021J v2」を8月25日にリリースした。

 Wijmoは、Angular、React、Vue.jsといった主要なJavaScriptフレームワークをサポートしたライブラリ。導入による開発工数の削減効果はもちろん、運用開始後の保守性にも優れており、どのようなWebシステムにも組み込みやすいコントロールセットとなっている。

 2021J v2では、これまでベータ版で提供していた「FlexMap」コントロールを正式版として追加した。このコントロールでは、Webアプリに地図を表示し、地図上に関連情報を付加することが可能。例えば、「地図上に鉄道やバスルートなどの交通情報を表示する」「地図に支店の所在地を表示し、バブルチャートで売上を比較する」「新型コロナウイルス感染患者の病床使用率を都道府県別にヒートマップで表現する」といった使い方ができる。

 さらに、データグリッドコントロール「FlexGrid」について列グループ機能の強化を行った。列グループは、グリッドの列項目をグループ化して表示できる機能。「子階層を折り畳み・展開したい」「横スクロール表示を回避したい」というニーズに応える。今回の機能強化では、操作性、視認性の向上、データモデルの追加による実装・設計のしやすさを向上した。

 価格は、1年定額制のサブスクリプション方式で、最上位エディション「Wijmo Enterprise」の初回費用が1ユーザーライセンス13万2000円、更新費用が5万2800円となる。

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