分散型チームやクリエーター向けに、Dropboxが3製品を発表
週刊BCN+ / 2021年9月30日 15時30分
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Dropbox Japanは、Dropbox上のコンテンツを活用しやすくする新製品として「Dropbox Capture」「Dropbox Replay」「Dropbox Shop」を9月29日に発表した。
Dropbox Captureは、チームメンバーが同時に作業しなくても仕事の内容やアイデアを共有できる。長文のメールやドキュメントの代わりに短いビデオメッセージを活用し、効率的なチームコミュニケーションを実現する。画面の録画、GIF、スクリーンショットを簡単に作成して作業内容をビジュアルに表現し、メッセージを明確化できる。自分らしいメッセージで文脈を伝え、連携を緊密にすることが可能だ。
また、最新の状況や仕事の進捗を記録してチームと共有することで、自分の時間が自由に使えるようになり、参加不可能な時間帯に設定される海外とのミーティングも回避できる。現在、個人用プランとビジネス用プランでベータ版として提供されている。
Dropbox Replayは、フィードバックの収集、管理、対応が全て1カ所で簡単に行うことができる。動画を簡単に共有できるため、動画のダウンロードが不要となり、メールや文書などで別途フィードバックを用意する手間もなくなる。Dropboxアカウントをもっていなくても、フレーム単位でコメントや注釈を付けることが可能だ。フィードバックは全てReplayに記録されるので、何人もの共同編集者からのメールやチャットのスレッドを検索する手間が不要となる。
また、ライブレビュー機能を使って試写室をバーチャルに再現できるため、ビデオ通話の不安定な再生を回避できる。すべての動画プロジェクトを確実に管理し、進捗を確認できる。近々ベータ版を提供する予定。
Dropbox Shopは、Dropboxに保存しているデジタルコンテンツ作品を販売することができる。商品リストの作成は、クリック3回で簡単に行える。Dropboxやパソコンから直接コンテンツを追加し、カスタム画像や音声、動画プレビューを設定して、価格を決定するだけ。決済時にコンテンツが自動配信されるため、顧客の支払いサポートやコンテンツ配信の管理は不要。商品リストを顧客に直接渡すことも、ソーシャルメディアで共有することもでき、顧客基盤を自身で完全に管理することができる。
また、追加ダウンロードの際にはメールアドレスの確認を求めることで、コンテンツの安全性を保証する。売上集計や閲覧数、収益分析によってコンテンツを評価できる。近々ベータ版を提供する予定となっている。
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