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Synology、オールフラッシュのNAS最新モデル「FlashStation FS3410」

週刊BCN+ / 2022年6月24日 15時0分

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 Synology(本社・台湾)は6月23日、オールフラッシュのネットワークアタッチドストレージサーバー「FlashStationシリーズ」の最新モデル「FS3410」を発表した。

 ミッドレンジの3000シリーズユニットであるFS3410は、すぐに使える優れたネットワーク機能をもつ、コスト効率の高い製品。高いスループットにより、VMのストレージと保護、ファイル同期、ビジネスアプリケーションのホストなど、高性能ストレージが必要なユースケースで活用できる。

 汎用性の高いSynology DiskStation Manager(DSM)オペレーティングシステムを採用した、2U 24ベイの新モデルは、Intel Xeonオクタコアプロセッサーを搭載し、オプションでFibre Channelや高速な40/56GbEネットワークに対応する、NASとSANのデュアルパーパスソリューション。35万6000/12万9000 4Kランダム読み取り/書き込みIOPS2の優れた性能により、高可用性や信頼性、最先端のストレージ技術を必要とする、あらゆる種類のファイルサーバー、ブロックストレージ、軽量アプリケーションサーバーの役割に適している。

 Synologyのエンタープライズストレージのラインアップは、市場の要求に応えたハードウェア設計で、最高の信頼性を備えている。高度なストレージドライブの監視により、管理者はより正確に健康状態を予測することができ、重要なドライブファームウェアのアップデートは自動でシームレスに行われる。

 また、FS3410は、VMware vSphere、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServer、OpenStack Cinderを正式にサポートしており、Kubernetes CSIにも対応する。VMware VAAIとWindows ODXをサポートする高度なストレージ管理とLUN機能により、VMの性能を加速させ、超高速のスナップショット撮影、復元、クローニングが可能。ボリュームレベルの重複排除機能により、ストレージ領域の削減は最大3.15:1まで期待できる。

 Synology High Availabilityで、FS3410を同一のユニットとペアにして高可用性クラスターを構成することで、可用性を最大化できる。アクティブ/パッシブのアーキテクチャーにより、ユニットの計画停止や予期せぬダウンタイム発生時にも、数分で自動的にサービスが移行される。

 Synology FlashStationには、VMware vSphereとMicrosoft Hyper-V仮想マシンをバックアップして保護する包括的なアプリケーションを搭載している。Active Backup for Businessを使って既存のインフラを簡単に保護して、VMを別のシステム、またはFS3410自身に素早く復元できる。

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