食事を記録することが最良。食事を抜くのは好ましくない。

Welby Media / 2014年12月2日 15時0分

食事を記録することが最良。食事を抜くのは好ましくない。

2012年の文献からの情報ですが、減量についての研究報告をご紹介します。

(1)食事の総カロリーを抑えること
(2)食事の記録をとること
この2つが、減量を目的としたダイエットにおけるポイントなのだそうです。

この研究は、食事スタイルと減量効果を比較するランダム化比較試験として実施されたもので、シアトル在住で50~75歳の閉経後女性123人を対象に調査が行われました。全員が過体重か肥満のいずれかの方々です。

体重を10%減らすことを目標に、無作為に2群に分け、12ヵ月間にわたり一方には食事と運動習慣改善に取り組んでもらい、もう一方には食事改善のみに取り組んでもらいました。

その結果、食事の記録をとったグループでは、記録をとらなかったグループに比べ、体重が平均2.7kg(6ポンド)減少。また、昼食で外食をとったグループは、外食をあまりとらないグループに比べ、体重が平均2.3kg(5ポンド)減少する傾向にありました。

「体重を減らしたいという人に向けた最良のアドバイスは、毎日の食事の記録をとり続けること。自分の食事に気配りできないと、食事内容を健康に変えていくのは難しい」と研究者らはコメントしています。

また、研究チームは食事記録の方法を指導するときに、次のアドバイスをしています。
・食事の記録は、なるべく正直に(食べたものを全て書く)
・食事の記録は、なるべく正確に(加工食品の栄養表示まで書く)
・食事の記録は、なるべく完全に(調理方法やトッピング、調味料まで書く)
・食事の記録は、なるべく続ける(ノートやスマートフォン利用し、毎日持ち歩く)

「研究では、摂取した食品や飲料を記録できる小冊子を提供したが、食事記録のために特別なものを用意する必要はない。普通のノートでも十分に役立つし、どこでもアクセスできるスマートフォンやタブレットのソフトを活用するのも有効だ」とMcTiernan氏は述べています。

さらに、「食事を抜くのは減量のために好ましくない」とも付け加えています。
「食事を抜いたり絶食することで、体が高カロリーの食品に慣れてしまう可能性がある。例えば、昼食をスキップすると、次の夕食で食べすぎてしまい、結果として総カロリーが増えてしまうおそれがある」と説明しています。
レストランなどでの頻繁な外食も、健康的な食事を選択する上で障壁になる。「レストランでの食事は、家庭での食事よりもカロリーが多い傾向があり、栄養成分や調理法などがコントロールできないおそれがある」と注意を促しています。

規則正しい食事を心がけ、特に自炊をしている方は、これまでの自分の食事内容を見直す良い機会かもしれません。

【出典】 Want to lose weight? Keep a food journal, don’t skip meals and avoid going out to lunch, study suggests(フレッド・ハッチンソン癌研究センター 2012年7月13日)
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Welby Bear(ウェルビー ベアー)
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