持ち上げられ、叩き落とされた花田優一が反論も、地に落ちた評判を回復する術はひとつ

wezzy / 2018年12月26日 18時15分

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 両親の離婚、自身の不倫疑惑と結婚からわずか1年ほどでのスピード離婚、タレントとして所属していた事務所からの解雇、そしてオーダーした靴が届かないとのクレーム殺到……この人にとって2018年は大変目まぐるしい1年であっただろうことは想像に難くない。花田優一(23)。ご存知、元貴乃花親方と河野景子氏の長男であり、靴職人兼タレントとして活動。この1年なにかと世間を賑わせた人物である。

 そんな渦中の人である花田優一が、12月24日放送の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に生出演し、現在の心境を語った。まず、いまもっとも取り沙汰されている靴の納期についてのトラブルの問題だ。

「(靴は)作るのに時間がかかるもの。『時間がかかるなら返金してください』というお客様にはご説明して対応させていただいている」(花田)

 また、花田は今月21、22日に都内で絵画個展を開催。イタリアで修業していた10代の頃に描いた絵を展示した。この個展について、同番組の司会を務める宮根誠司(55)から「絵が2日間でなんぼ売れてなんぼ(お金が)入って、靴の受注がどれだけあった?」との質問が飛ぶと、花田は「(個展が)終わってから把握させていただいています。画廊さんでやったので、他のスタッフもいるのでお金の勘定はスタッフに任せています」と返答したが、それで納得する宮根ではない。「けっこう売れましたか?」と食い下がると、花田は「大きな絵は、残り3点になるまで売れまして、18点中11点」が売れたことを報告している。

 宮根が問うたように、個展では同時に靴の受注を行っており、「靴は10足限定で(受注を)受けたんですけど、ほぼいっぱいになりました。(納期は)その場でしっかりと記載してお客様と相談しました」と個展の盛況ぶりも明かした。

「絵画を始めたきっかけは靴に合う洋服のデザイン画を描き始めたのがこの始まりで、それがデザイン風なデッサンというか絵としての面白さが出てきたので、大体10万円以下で販売させていただいております」(花田)

 実際には1枚7万5千円で販売されていたようである。筆者も番組内で花田の絵を見た。絵画について詳しいわけではなくまったくの素人目ではあるので、正直に言わせてもらうとその良さはわからない。もっとも、画力は抜きにしても、自分の好きな俳優や歌手やタレントが描いたものならファンとしてはなんだって嬉しいはずだ。俳優や歌手のサインだって、けっこうな高値で売買される世の中である。花田の絵画が7万5千円であったとしても買った人が満足なら、それはなんの問題もない。実際、個展開催前から予約が入って売れてしまった絵も数点あるようだ。彼の熱狂的なファンはたしかに存在するのだろう。

 しかし、花田の個展開催やテレビ生出演に対して世間の声は相当に厳しい。24日放送の『バイキング』(フジテレビ系)に出演したお笑いコンビ「2丁拳銃」修士(44)の妻で、放送作家の野々村友紀子氏(44)は「もし、優一君に靴を注文している立場だったら、はよ家帰って靴作れよ!(と言うだろう)」とコメント。受注したにも関わらず納期が遅れているというのなら、個展など開いている場合ではないのでは? ということだ。



 この野々村氏の声に賛同する声は世間には非常に多く、「なにが本業なのか、わからない」「ペラペラ喋るけどすべて言い訳っぽい」「肝心の部分についてはいつもごまかす」「靴作りが遅れているのに、絵を売ってる時間なんてないはず」など、花田の個展と生放送出演を報じる記事には、その生き方を問うような辛辣なコメントが溢れている。

 振り返ってみると、世に出てきた当初は「有名人の息子なのに、地道に修行を積んで靴職人になったなんてすごい」「若いのにしっかりと地に足がついている」と花田に対する世間の評価は非常に高かった。だが、彼の言う靴修行とはどうやら単なる靴作りを習う学校に行った、ということだったらしい、との報道も出ている。本来なら学校で基礎を習い、そこからほんとうの修行スタートとなるのだろうが、なぜか花田は最初から「一人前の靴職人」としてテレビに登場した。

 これは、「貴乃花の息子は靴職人」「じゃあ、バラエティで誰かに靴を作らせたら面白いんじゃ?」といきなり彼を持ち上げてしまったメディア側にも、責任の一端があるだろう。いま世間が花田バッシング状態となってしまったのは、最初に彼を持ち上げすぎたことに由来しているのではないか。

 靴職人なのか、タレントなのか、はたまた画家なのか……そこを問う批判も多いようだが、花田はまだ23歳である。この道がいいと思っていても、体験してみて実は向いていなかったことに気づき、生き方を考え直し方向転換をすることは、この年ごろにはよくある話だ。

 いや、何歳で考えを改めても別にかまわない。ただし、花田を信頼し、大枚はたいて一足20万円もの靴を注文してくれたお客様とのトラブルが本当に発生しているというのなら、まず本人はそのことに誠心誠意向き合い対応しなければならない。現段階でも靴作りが遅れていることは事実だそうで、新たに10足の靴の新規オーダーを受けたという話には正直なところ「大丈夫か?」と首を傾げざるを得ない。お客様に花田自らが「納期は約●年後です」とはっきりと伝えており、それでも「待つ」という返事があったのだとしたなら、クレームはおそらくこないだろうが。

 「若いから」や「有名人の息子だから」が通用しない世界だということは、花田も肝に銘じているはずだった。だがマスコミ報道が伝える彼の“真実の姿”は、母親に溺愛されて700万の新車までプレゼントされ、受注した靴の制作は放置して遊びほうける、だらしのない若者一辺倒だ。本人の離婚もあった。

 花田は23日放送の『サンデージャポン』(TBS系)にもVTR出演し、「報道はちょっと遺憾に思うような内容ばっかりだったので、表には出ていないですけど、自分で抗議させていただいている内容もある」と、詳細は明かさないものの一部報道を否定。また『ミヤネ屋』では、車は自分で買ったと説明していた。もちろん彼に関するネガティブな報道がすべて事実ではないだろう。しかしわずか一年の間に貼られてしまった不名誉なレッテルを剥がすには、おそらく靴職人として評判を回復していくしかない。タレントとして表に出れば出るだけ、叩かれることは間違いないからだ。父も母も息子も、四方八方から叩かれている花田家の受難はまだ続きそうである。

(エリザベス松本)

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