『アメトーーク!』打ち切りどうなる 宮迫問題のスポンサー離れと「マンネリ化」

wezzy / 2019年6月28日 15時10分

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 雨上がり決死隊の宮迫博之が、振り込め詐欺集団の会合で金銭を得ていたことを認め、冠番組『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の今後が注目されている。2003年から続く長寿番組だが、打ち切りの可能性も浮上した。

 宮迫を含めた吉本興業の芸人らが振り込め詐欺集団の忘年会や誕生会で闇営業をしていたことが発覚したこの問題。芸人らは当初、「ギャラはもらっていない」と“ノーギャラ”を主張していたが、一転してギャラを受け取ったことを認め、当面の活動を休止する謹慎処分となった。

 関係した芸人の中でも特に売れっ子である宮迫博之が謹慎処分となったことで、テレビ局は番組の編集に追われている。もっとも大変なのは、宮迫と共に謹慎処分となったロンドンブーツ1号2号の田村亮が出演する『ロンドンハーツ』と、雨上がり決死隊の冠番組『アメトーーク!』を抱えるテレビ朝日だ。

 今月25日に放送された『ロンドンハーツ』は、田村亮の姿を編集で消して放送した。『アメトーーク!』も収録済みの回は宮迫を消す対応で放送すると見られる。

 田村亮の場合、もともと番組内での影は薄く、処理されていても違和感がなかったが、宮迫の場合はそうはいかない。『アメトーーク!』自体、継続が危ぶまれている。

スポンサー離れで『アメトーーク!』打ち切りか

 宮迫博之の闇営業騒動が勃発した後の『アメトーーク!』放送(6月13日、20日)では、数本のCMが「公益社団法人ACジャパン」に差し替えられた。ACジャパンのCMは急きょCM枠に空きができた時や、スポンサーがCM差し替えを申し出た時に放送される。

 一部スポーツ紙によると、番組には視聴者からの抗議が殺到しており、実際に複数のスポンサーが降板しているという。このままスポンサーが戻らなければ、番組打ち切りもあり得るだろう。



 もちろん番組の制作スタッフは、今後も継続させたいという思いが強いようだ。「週刊文春」2019年7月4日号(文藝春秋)では、『ロンドンハーツ』と『アメトーーク!』のプロデューサーである加地倫三氏の意向を報じている。

 記事のよると、加地氏を含めた番組スタッフは、長年、ロンドンブーツや雨上がり決死隊と仕事をしてきたことにより、強い仲間意識をもっている。今回の謹慎処分に対しても「芸人を守りたい」という意見のようで、宮迫が不在の間は深夜に放送されている若手芸人の番組を持ってきたり、宮迫に代わる司会者を投入したりして、復帰まで繋ぐ案などが出ているという。

 とはいえ、それは復帰前提の話だろう。宮迫や田村亮は、闇営業報道の直後はこの問題を甘く捉えていたのか、口裏を合わせて「ギャラは受け取っていない」と虚偽の説明をした。このことで一気に、スポンサーの信用を失ったことは間違いない。保身のため嘘をついた彼らが、以前とまったく同じポジションにおさまることは難しいのではないか。

 『アメトーーク!』は木曜日の夜11時20分という時間ながら、一時は20%台の高視聴率をたたき出すこともある人気番組だった。しかし最近は視聴率もひとケタ台に落ち込んでおり、マンネリ化の傾向も否めない。どんな番組にも終わりはくるものであり、今がその時なのかもしれない。

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