東大王・水上颯にも妊娠中絶報道 同じ東大医学部の河野玄斗に続く告発

wezzy / 2019年7月11日 19時10分

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 東大生タレントによる、恋人女性への手ひどい仕打ちがまた告発された。クイズ番組『東大王』(TBS系)に出演する東京大学医学部生の水上颯と、4年近く交際した年下の元恋人女性が、妊娠と中絶を告白、「文春オンライン」が発表している。水上颯は「東大医学部のプリンス」「東大医学部の天才貴公子」「閃光のクイズ貴公子」などと呼ばれ、テレビで人気を博している。

 この女性A子さんは大学1年生のときから2学年上の水上颯と交際。3年にわたり真剣交際をしてきたが、今年3~4月にA子さんが月経の遅れに気づき、「生理がこない」と電話で伝えると、水上颯の態度が急変したという。結局、A子さんはひとりで中絶せざるを得ず、心に深い傷を負った。

 水上の所属するワタナベエンターテイメント側は同誌に対して「真摯に話し合って別れた」と説明しているが、A子さんが提出しているLINEのやりとり画像からは、とても真摯に話し合いを重ねてお互い納得の上で別れたようには見えない。

 また、3年もの月日をともに過ごした恋人から「生理がこない」といわれれば、相手の身体を心配し、自分事として考えるのが筋。もちろんA子さんもそれを求めていただろう。それこそが「真摯な」態度といえるのではないか。しかし彼の態度は保身一辺倒だったようだ。



 「文春オンライン」では6月にも東大医学部生でタレント活動をしている河野玄斗の妊娠・中絶問題を、元恋人でタレントの年上女性が告発。河野玄斗の場合は双方話し合い中絶に同意したが、女性側のダメージは心身ともに大きく、それからおよそ一年ほど交際したものの別れる際にこじれたようだった。

 これら女性側の訴えがすべて事実だとすれば、医学部生として医療を学びながら、望まない妊娠を防ごうともしない彼らの行動に驚く。自分だけは大丈夫、という甘い考えに支配されていたのだろうか。

「東大生タレント」メディア側にも原因がないか

 今年4月、東大の入学式で上野千鶴子が祝辞を述べた。彼女は努力が報われ、晴れて“東京大学”に入学した新入生たちに、実はこの社会では頑張っても公正に報われない人々がいることを説き、<がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください>と諭した。

<あなたたちが今日「がんばったら報われる」思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです>

<世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます>

<あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください>

 この祝辞には新入生のみならず在校生からも反発が大きかったようだが、知らず知らず身に着けてしまう傲慢さを自覚し、他者を思いやるために、必要な言葉だっただろう。

 「東大生タレント」の彼らが増長したのは、「東大生」だからとチヤホヤし、「貴公子」などともてはやしてしまうメディア側にも大きな要因があるといえる。「東大」ブランドにすがった番組づくりやPR自体、見直してもいいのではないか。

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