フジ笠井アナに宝塚ファンから猛批判 『男おばさん』で宝塚トップスター望海風斗へのセクハラ

wezzy / 2019年7月18日 20時5分

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 7月13日放送の『男おばさん』に、7月26日から東京宝塚劇場で上演する「壬生義士伝」の紹介のため、雪組トップスターである望海風斗さんがゲストとして出演。そこでのセクハラがファンの間で物議を醸している。

 『男おばさん』はフジテレビの笠井信輔アナと軽部真一アナによる番組。フジテレビTWOというインターネットチャンネルや、スカパーで視聴できる。

 宝塚ファンによってセクハラを指摘されているのは、笠井アナが望海さんにインタビューするVTR内でのことだ。

 VTRの前半は、「壬生義士伝」で望海さんの演じる吉村貫一郎や殺陣についての話が続いたが、笠井アナは「もう1つね、すごい今日したい話があったの」と切り出すと、望海さんは若い頃に天海祐希さんのファンであったか、ということを質問した。望海さんが天海祐希さんのファンであったことは、宝塚ファンの中では有名な話である。問題となっているやり取りはこの後だ。

 笠井アナは「私、(天海祐希さんの)ファンクラブに入っていたの」と言うと、望海さんに無言で手を差し伸べ、握手を求めた。同じ天海祐希さんのファン同士だから、握手を交わしたいということだったのだろう。望海さんは困惑した様子ながらも応じた。応じた望海さんの手を笠井アナが引き、3~4回ほど握りしめた。

 この笠井アナの行動について、番組を視聴していた宝塚ファンから、「性別関係なく同意なく他人の体に触れるのはNG」「断れない状況でセクハラされている女性の姿を見せているのは不快だ」などと批判の声が上がっている。

 また、笠井アナが手元のビデオカメラで撮影しながらトークするスタイルとはいえ、「膝がつきそうな距離に座るのは近すぎるのではないか」「近すぎて望海さんが仰け反っている」という声も見られる。

笠井アナの失言へ猛批判

 今回のセクハラ問題に端を発し、ファンの批判は「笠井アナは最近の宝塚は好きではないのか?」という文脈に及んでいる。

 というのも、番組内で望海さんが今まで演じた役を振り返る際、笠井アナは望海さんが「るろうに剣心」にて演じた加納惣三郎のことを「加納なんとかさん」、「壬生義士伝」で望海さんが演じている吉村貫一郎のことも、「吉村…なんでしたっけ?」と役名があやふやだったためだ。

 宝塚ファンかどうか以前に笠井アナはベテランアナウンサーであり、取材相手について事前に勉強しているはずだが、なぜこのような非礼な態度に出てしまったのか、宝塚ファンの失望は大きいようだ。

 また、最近では月組公演「夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-」のサンケイリビング貸切公演にて、笠井アナが当時二番手スターであった美弥るりかさんのことを「準トップスター」と呼び、宝塚ファンをざわつかせたことも記憶に新しい。「二番手」と「準トップスター」の違いはファンにとっては繊細な問題であり、現役の宝塚ファンであればあり得ないような言い間違いだからである。

 少し前の話になるが2014年に行われた宝塚100周年の大運動会に笠井アナは司会として呼ばれており、そこでもタカラジェンヌの名前を間違えていたことがファンの間で話題になっていた。

 こうした積み重ねもあり、宝塚ファンからは今回の出来事を機に「笠井アナにはもう宝塚関係の司会をやってほしくない」「同じ男性なら本気で宝塚を好きなことが伝わるゴールデンボンバーの歌広場淳さんに司会をやってほしい」といった声まで出ている。

「握手ぐらいで騒ぐな」と言われる?

 他方で、今回の番組を問題にされることで、望海さんの負担が大きくなることを心配するファンの声もあった。

 例えば望海さんが「あなたがもっと上手くやらなかったから騒ぎになった」と責められることや、笠井アナや関係者に何が問題なのかが正確に伝わらず、望海さんが気を遣わなくてはいけなくなることが、懸念されている。

 しかしこうした懸念の背景には、それこそセクハラ文化の土台となる価値観があるかもしれない。すなわち、「手を握られたくらい我慢しなくてはいけない」という価値観の刷り込みだ。

 まして、あの場では「握手を断ることができない」という力関係が見られた。セクハラという行為の背後には、上司と部下・仕事を受ける側とお客さん、といった力関係があることが多い。テレビ番組の中でもそれは変わらないだろう。雪組の、劇団の代表として出演している望海さんの立場を考えるとあの場で握手に応じないという選択は難しい。また、望海さん率いる雪組は7月24日に生放送予定の『FNSうたの夏まつり』にも出演を控えている。

 もちろん望海さん自身が「どう捉えていたか」は、本人が意見を表明したわけではないのでわからない。それをファンが騒ぎ立てることで望海さんに迷惑がかかる可能性を考慮し、「騒がないほうがいい」という見方もあるだろう。

 だが、宝塚ファンでさえ「望海さんを案じるからこそ黙っていた方がいい」と思ってしまうとしたら、そのこと自体が「たとえセクハラだと感じても黙って受け入れざるを得ない」という構造を示していると言えるのではないだろうか。

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