嵐『24時間テレビ』司会は納得でも…日テレはジャニーズなしで成り立たない?

wezzy / 2019年8月25日 12時5分

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 毎年恒例のチャリティー番組『24時間テレビ42・愛は地球を救う』(日本テレビ系)が、今年も放送される。今年の『24時間テレビ』でメインパーソナリティーを務める嵐は、6年ぶり・5回目の就任だ。

 嵐は、2004年・2008年・2012年・2013年にもメインパーソナリティーを務めている。今年の番組内で放送されるドラマスペシャル『絆のペダル』の主演も、嵐メンバーの相葉雅紀だが、これまで松本潤は2008年、二宮和也は2012年、大野智は2013年に『24時間テレビ』番組内ドラマスペシャルの主演を務めている。2004年は滝沢秀明の主演ドラマが放送された。

 嵐はジャニーズタレントの中でも抜群の人気・知名度・好感度を併せ持つ国民的アイドルであり、来年いっぱいでの活動休止を予定していることからも、パーソナリティーの抜擢には納得。ただ、もうかれこれ20年ほど、『24時間テレビ』は“ジャニーズ御用達番組”のような状態が続いている。

『24時間テレビ』のメインパーソナリティーがジャニーズになったのはいつから?

 ジャニーズタレントが『24時間テレビ』でパーソナリティーを務めるようになったのは、90年代半ばからで、1995年にSMAP、1997年にKinki Kids、1998年にTOKIO、2000年にV6が「番組パーソナリティー」として番組に参加している。

 そして2003年以降は、毎年必ずジャニーズタレントが「メインパーソナリティー」に選ばれている。以下の通りだ。

2003年:TOKIO
2004年:嵐
2005年:草なぎ剛と香取慎吾
2006年:KAT-TUN
2007年:タッキー&翼
2008年:嵐
2009年:NEWS
2010年:TOKIO
2011年:関ジャニ∞
2012年:嵐
2013年:嵐
2014年:関ジャニ∞
2015年:V6とHey! Say! JUMP
2016年:NEWS
2017年:櫻井翔・亀梨和也・小山慶一郎
2018年:Sexy Zone

 「メインパーソナリティー」なるポジションができたのも2003年からのことだ。『24時間テレビ』内で放送されるドラマスペシャルも、1997年に堂本光一が主演を務めた『勇気ということ』以降、モーニング娘。メンバー主演の2001・2002年と、阿部寛主演の2005年以外はすべて、主演はジャニーズタレントだった。

 また、今年はジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏が今年7月に逝去したことを受け、追悼企画が行われる。「生涯を捧げたエンターテインメント ジャニー喜多川の想い」と題して、嵐、来年のデビューが発表されたSixTONES、ジャニーズJr.内ユニットのHiHi Jets・美 少年・少年忍者が、ジャニーズの名曲をメドレーで披露するそうだ。

 ジャニーズファンにとっては有り難い番組となっている『24時間テレビ』だが、完全にジャニーズありきの番組と化している感は否めない。芸能事務所が数多くある中で、ジャニーズ事務所もそのうちのひとつに過ぎないにもかかわらず、毎年放送される『24時間テレビ』のメインパーソナリティーとドラマ主演は必ずジャニーズ事務所に所属するタレントが務める現状は、やはり不自然だ。

日テレは朝から晩までジャニーズだらけ

 『24時間テレビ』だけでなく、日本テレビはジャニーズタレントの出演が多いことで有名であり、前々からジャニーズとの蜜月を指摘されてきた。たとえば「土9」枠(現在は土曜夜10時)の連続ドラマは、長年に渡りジャニーズタレントを積極的に採用してきた。日本テレビに限ったことではないが、日本テレビはバラエティからニュース番組まで、ジャニーズタレントを起用する番組が特に多い。

 また、ジャニー喜多川氏が逝去した翌7月10日、テレビのニュース番組やワイドショーでは、一斉にジャニー喜多川氏の功績を称える特集を組まれていたが、とりわけ日本テレビ系列で放送される『ZIP!』や『スッキリ!』では、出演者たちが軒並み喪服を思わせるような黒系統の服を着用。ニュース番組やワイドショーで、故人を追悼することはおかしなことではないが、出演者全員が喪服というのは異例である。

 テレビ局とジャニーズ事務所の親密な関係には、公正取引委員会も調査に乗り出している。公正取引委員会は、ジャニーズ事務所は元SMAPである、香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛のテレビ出演をめぐって民放テレビ局などに対して圧力をかけていた疑いがあるとして調査。今年7月17日には、「独占禁止法違反の疑いがある」として注意を受けていたことがわかった。

 これに対し、日本テレビは「ジャニーズ事務所からの圧力はなかった」ときっぱり否定しているが、『24時間テレビ』の歴史を振り返ると、やはり、日本テレビとジャニーズ事務所との特別な関係を疑わずにはいられない。

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