長瀬智也が「滝沢秀明副社長のせいで辞める」とは? 風通し良くなるジャニーズ事務所の未来

wezzy / 2020年7月29日 7時0分

写真

 TOKIOの長瀬智也が来年3月をもってジャニーズ事務所を退所すると発表し、相次ぐ離脱にジャニーズ事務所の崩壊を囁く声がある。

 今年6月19日に手越祐也、3月31日に中居正広、昨年9月に錦戸亮、2018年末に渋谷すばるが退所。その前にはSMAPが解散、香取慎吾・草なぎ剛・稲垣吾郎も退所している。こうして見れば確かにここ数年でジャニーズ事務所を離れたビッグネームは多く、さらに今年の年末で嵐はグループとしての活動を休止する。

 ジャニーズを離れるタレントが増えた原因として、昨年9月よりジャニーズ事務所の副社長を務めている滝沢秀明氏のせいだと見る報道も少なくない。滝沢氏の副社長就任を先輩タレントたちは面白く思っていないとする見方は以前からあり、手越のような“遊び人”を滝沢氏が良く思っておらず粛清の動きがあったとか、手越がそれに反発したとか、様々な憶測が流れた。

 まるで滝沢氏のせいでジャニーズが混沌に陥っているかのような書きぶりのニュースも多いわけだが、しかし果たしてその見方は正しいのだろうか。別の角度から見れば、一度契約した事務所を「辞められない」、「辞めたら芸能界を追われる」ということのほうが異常事態であり、タレントが意思を主張して独立の合意を取ることもできる現在はむしろ、風通しが良くなっていると言えるのではないだろうか。

「燃え尽きた」「正直辞めさせていただきたい」「もどかしい」

 そもそも手越は5~6年前から退所を考えていたと会見で説明。嵐も2017年6月頃よりメンバーで話し合いを重ね、活動休止という結論に至ったと発表していた。そのため、滝沢氏の幹部就任以前から退所を考えていたと思われる。

 長瀬は2018年5月に元メンバーの山口達也が脱退したことで音楽活動ができなくなったことに不満を感じていたといわれてきたが、長瀬の退所発表と同時に新会社「TOKIO」設立を明らかにした城島茂、国分太一、松岡昌宏は「折に触れて話し合ってきた」「山口のことが理由ではない」と説明している。

 中居は「(SMAP)を約30年やって(解散から)3年経ちましたが、燃え尽きたというか、1~2年前から20~30代のようなギラギラ感がなくなったと思い始めた」と退所の理由を明かしていた。

 渋谷は引退に際して「今まで自分は音楽が好きで活動をしてきて、その中で年齢的なことを考えることもあり、今後の人生は自分で音楽を学び、一から学んでやっていきたいという意思が固まったので、正直辞めさせていただきたいという意思を伝えました」とコメント。

 錦戸は退所後、「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)2020年6月号のインタビューで「自分がああなりたい、こうありたいという思いがあっても、アイドルということばでひと括りにされ、肩書でジャッジされやすい状況がずっとあって、いつ頃からか、それがもどかしくもありました」と明かしていた。本人たちの正直な気持ちはわからないが、いずれも共通するのは、年齢や経験を重ねることで「やりたいこと」に変化が生じてきたというところだろう。

先輩グループを尊重しつつ、ジャニーズJr.をグイグイ売り出す

 滝沢氏はタレントを引退する際、「タレントをやりながらという意見もあると思うけど、中途半端な形ではできない。ファンへの恩返しのつもりで『滝沢秀明でかいな』と思ってもらえるようになって、ジャニーズ事務所、エンターテインメントを、滝沢なりの表現で伝えていきたい」と、タレントとしてのキャリアを捨てて事業に全力で取り組むと語っていた。

 まだ副社長に就任して間もないが、すでにジャニーズJr.からSnow ManとSixTONESをデビューに導き、新たなファン層を獲得している。さらに最近ではHiHiJetsや美 少年、なにわ男子などデビュー未満のグループも積極的にテレビバラエティに売り出している。ベテラングループを尊重し、同時に若手も育てるという責務を、しっかり果たそうとしているのではないだろうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング