三浦春馬さんの死を弄ぶYouTuberらに名指しで警告「犯罪に該当する可能性」

wezzy / 2020年10月23日 5時30分

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 7月に亡くなった三浦春馬さんの所属事務所・アミューズが、ネット上で飛び交う流言飛語に対して再び声明を出した。

 10月20日、アミューズは自社のwebサイトを通じて「インターネット上における誹謗中傷、デマ情報について」という文書を出し、注意喚起を行った。以下に引用する。

<当社所属アーティストやその関係者(アーティストの家族、親族や当社従業員であるマネージャー、関係スタッフを含みます。以下「アーティスト等」といいます。)への度を超えた誹謗中傷、デマ情報の拡散、過度な憶測記事の掲載、アーティスト等になりすます行為が、インターネット上で多く存在しております。
事実無根のデマ情報の流布は、当社又はアーティスト等への信用毀損もしくは名誉毀損に該当します。またその内容によっては、信用毀損罪等の犯罪に該当する可能性があり、すでに警察への相談をさせていただきました>

 アミューズは三浦さんの四十九日を迎えた9月4日にも声明を出しており、「三浦さんの部屋に遺書が残されていた」「事務所がイギリス留学を強制的に終わらせて帰国させた」といった一部報道を否定していた。

 今回の声明では「デマ情報を発信しているWebサイト」として、三つのURLを名指ししている。

アミューズに名指しされたサイトが主張する「陰謀論」

 ひとつは、トンプソン真理子という人物が書いているブログ。そのブログでは、三浦さんが生前参加していたチャリティイベントの寄附金が事務所の懐に入ったり現政権への上納金として使われたりしている……と主張。それを知った三浦さんは事務所を辞め、新聞社に告発する準備を始めたが、盗聴によってそのことを知った事務所側は、過密スケジュールを組むなどして三浦さんをいじめ抜き、契約更新日の翌日7月18日に三浦さんは亡くなった──というストーリーが綴られている。

 ふたつ目は、「てっちゃんの興味津々」というYouTubeチャンネル。このYouTuberは9月ごろから三浦さん、竹内結子さん、芦名星さんの死に関する憶測を語った動画を大量に投稿し始め、多い時は1日に20本以上投稿している。内容は支離滅裂で要領を得ないが、所属事務所や宗教団体やテレビ局の名前を出しながら、三浦さんの死にはそれらの組織が関わっているのではないかと陰謀論のような主張をしている。

 ちなみに、三浦さんの話を投稿する前までこのYouTubeチャンネルは銀座のクラブの裏話を語るのがメインコンテンツで1000回視聴に届けば多い方だったが、三浦さんなどの自殺した芸能人に関する憶測を語るようになってから再生回数が伸びるようになり、25万回以上再生された動画もあった。味を占めて憶測を語るようになったのだろうか。



 最後のひとつ「三浦春馬はヤラれたんじゃねーかな?説」というYouTube動画はすでに消されていて内容を確認できなかったが、動画タイトルと一部確認できた動画の紹介コメントを見る限り、こちらも上記ふたつと似たような主張をしていたと思われる。

 いずれも、“事実無根のデマ情報の流布”と言って差し支えなさそうだ。野放しにせず、警察を頼ったという事務所の判断もわかる。

 一方で、一部のファンたちは三浦さんの死について詳細な説明を求めて署名活動を続けており、こちらも事務所にとって頭の痛い問題だろう。

 オンライン署名サイト「Change.org」では、三浦さんが死の直前まで出演していたドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)の撮影現場でハラスメントがあったことを疑い、TBSに検証委員会を設置するよう求めた署名があり、すでに1500人近くが賛同している。またTwitter上でもハッシュタグ運動が起きており、三浦さんの自殺に関しての再捜査を警視庁に求めている。

 「Change.org」では他にも、「三浦春馬さんの不審死の再捜査を東京都公安委員会から警視庁に命じるようお願いします!」「三浦春馬くんの過労死の可能性について」「三浦春馬さんは本当に自死だったのでしょうか? 警視庁に説明を求めます!」という三つの署名活動が展開されており、うち一つは1万筆を超えた。

 しかしそもそも、現場の様子や時系列などについて、一般に公開するような情報だろうか。三浦さんの死の衝撃が大きかったがゆえに、第一報からしばらくは多くのメディアがネタ元の警察筋や関係者にあたり、不確かな情報であってもどんどん記事を配信していた。これが受け取り手側の不信感につながっていると考えられる。

 死の前後の状況を公表するよう求めることは、かえって三浦さんの尊厳を傷つけることにならないか。冷静に考えてもみてほしい。

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