森七菜は「裏切り者」なのか? ソニー移籍に飛び交う批判、真相は

wezzy / 2021年1月17日 17時7分

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 俳優の森七菜の事務所移籍騒動が、彼女への批判を招いている。

 森は「ARBRE(アーブル)」という芸能事務所に所属しているが、1月14日午後、ホームページから森のプロフィールが削除されていること、森のInstagramアカウントも消えていることがわかった。その後、森が大手の『ソニー・ミュージックアーティスツ』に移籍する方向で調整していることが判明。一部報道によると、昨年12月に前事務所に森サイドが契約解除を申し入れたという。

 まだ19歳と若い森七菜。中学三年生の頃に地元・大分県でスカウトされ、瞬く間に数々の話題作で役を勝ち取り、芸能界のメインストリートに躍り出た。彼女を「ゴリ押し」と嫌悪する声もあるが、森は“オーディション荒らし”で有名だったという。大作アニメ映画『天気の子』のヒロイン天野陽菜役、NHK朝ドラ『エール』への出演も、オーディションを勝ち抜いて獲得したそうだ。

 彼女の所属事務所に「ゴリ押し」するだけのパワーがあったとは考えられない。そしてそのことが、今回の電撃移籍で彼女への反感を招いている。森七菜を「少し売れたからといって、世話になった弱小事務所を捨てて大手に乗り換える守銭奴」というイメージで叩くコメントがネットに増殖中だ。森の母親がステージママとして娘の仕事場に押しかけ、出しゃばっているとの報道も相まって、あわやイメージ急落の事態に瀕している。

 だが、事務所間の話し合いがどのような形で行われているのかはわからない。森側は一方的に移籍を画策、またソニーが裏工作で引き抜きをし、弱小事務所を苦しめているという構図が、事実とも言えないのではないか。

 森の所属していた「アーブル」には彼女以外に2人のタレントしかいない。情報が少なく、表向きは謎の弱小事務所だろう。「東スポ」は、事務所の代表電話番号にかけても無関係な他人に転送され、事務所所在地はいかにも怪しげな雑居ビルの一室だと報じた。

 しかし昨年11月、「週刊女性PRIME」は森についての記事で事務所について詳細に記していた。それによれば、「アーブル」は<もとは2.5次元舞台の制作・プロデュースや音楽事業などを展開していた『アルテメイト』のマネジメント事業として立ち上げられ>た事務所で、キーマンは<社長を務めていた映像プロデューサーのKさん>。K氏は古くからあるタレントキャスティングやコンテンツ制作事業を主とした会社「ギャンビット」の経営者でもあり、業界内ではよく知られた存在だという。



 同誌では、<「ギャンビット」と、音楽エンタテイメント事業を展開する『スペースシャワーネットワーク』、映画やドラマの企画制作を手がける『ダブル・フィールド』、そして大手アニメーション総合プロデュース会社である『トムス・エンタテイメント』が中心になって2013年に共同設立したのがアルテメイトだった><つまりアーブルは、アニメ、広告、音楽、映像の各プロフェッショナル企業による一大プロジェクト>と解説している。

 ということは、「アーブル」は芸能事務所としての歴史は浅いが、業界のツテもコネもない弱小事務所というわけではなかったようだ。森七菜を見出して売り出したプロデューサーも、K氏である。

 しかしK氏は2019年に病気で他界。「東スポ」では、K氏の逝去後に側近もいなくなり、現在の「アーブル」は<ほとんど機能していなかったのでは>と伝えている。であれば、引く手数多の森がオファーを受け、芸能界で活動していくために、かねてより音楽面でタッグを組んでいたソニーへ移籍するのは妥当な判断であり自然な流れのようにも見える。

 だがそれでも若いうちの事務所移籍や独立に、とかく悪いイメージを持つ人は多い。ソニーへの移籍が正式に完了した場合、悪印象を払拭するためにソニー側が何らかの説明をした方が良いのではないだろうか。

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