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堂本剛「6月ジャニーズ退所」説も アイドルのつらさとKinKi Kidsへの愛、狭間で揺れる?

wezzy / 2021年2月16日 17時10分

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 堂本剛(KinKi Kids)にまたもや「ジャニーズ事務所退所」疑惑がもちがあっている。

 東京スポーツ(2021年2月15日付)によると、堂本剛は今年の6月をメドにジャニーズ事務所を退所する報道で調整しているという。

 KinKi Kidsは昨年6月に堂本剛が作詞作曲を担当した「KANZAI BOYA」というシングルをリリースしている。これはジャニー喜多川氏(2019年7月逝去)との思い出を笑い混じりに振り返った、お笑い好きの剛らしい弔いの楽曲だった。ちなみに、「KANZAI BOYA」とは、KinKi Kidsに名前が決まる前のユニット名で、これも独特なネーミングセンスが特徴のジャニー氏が名付けたものだ。

 東スポによれば、剛はこの曲のリリースから1年の節目でジャニーズ事務所を去り、「アイドル」という枠にはおさまらない、もっと自由な音楽活動を目指すという。2018年には関ジャニ∞の渋谷すばるも同じような経緯でジャニーズ事務所を退所している。

「アイドル」のイメージと戦い続けた堂本剛

 堂本剛の退所報道はジャニー氏が亡くなった直後からたびたびもちあがってきた。剛が以前から、「ジャニーズ事務所所属のアイドル」という肩書きが、自分の本当にやりたい仕事やその評価の邪魔になっているといった考えを漏らしてきたことは確かだ。

 それは1997年にKinKi Kidsとしてデビューした直後から一貫して変わらない。1999年から2005年まで「Myojo」(集英社)に連載したエッセイを集めた『ぼくの靴音』(集英社)には、<本当は、作られた“堂本剛”なんて要らない。ありのままの自分で、たくさんの事を感じたり、作ったり、愛したり出来れば良い>といった言葉が綴られている。

 「作られた堂本剛」から抜け出るために始めたことのひとつが、自分で楽曲をつくることであった。しかし、その道はつらく、険しいものであったという。当時は自分で作詞作曲をするジャニーズのアイドルはほぼおらず、「ただ歌って踊るだけのアイドル」といった色眼鏡で見られていたからだ。2018年放送『SONGS』(NHK)では、作詞作曲を始めた当時をこのように振り返っている。

<曲をつくって最初にプレゼンさせてもらったときはみんなに言われたんでね。『本当にアイツがつくってんの?』とか、『ジャニーズでこんなのつくれるヤツいんのか?』とか、いっぱい言われたんでね。で、その度に悲しかったけど、それが現実やったから>

 偏見に満ちた周囲からの評価には、言葉にできないほど悔しい思いもしてきたことだろう。

 2019年にはKinKi Kidsのファンクラブ会員に向けた会報「[Ki]×3」で<自分のやりたいことができる人生を歩んではこなかった><客観的に自分を見たとき、かわいそうだなって><ジャニーズだからっていうような概念は第三者が勝手に提供してくれるもの><第三者が作った概念におつき合いすることに対して意味を感じなくなってしまった>といった意味深な言葉を残している。



 しかしである。2021年現在の堂本剛は、そういった評価を完全に覆しているように見える。彼のソロプロジェクト・ENDRECHERIはファンクが好きな剛のクリエイティブを最優先にした趣味性の高い音楽を追究しており、ジャニーズのアイドルとはまた違ったファン層にも届き始めている。日本を代表する音楽フェス・SUMMER SONICにも2018年と2019年の2年連続で出場した。

 また、仕事では自由な裁量を手に入れている。音楽活動に力を入れるため、俳優としての仕事はたとえ大きな役であろうと断ることもできるようだ。

 2018年には『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)にて、<連ドラはイヤですね>と大胆な発言をしている。

 発言のきっかけは、同年1月から「イブニング」(講談社)にて連載されている『金田一37歳の事件簿』。この作品は『金田一少年の事件簿』の20年後を描いた続編である。

 『金田一少年の事件簿』といえば、1995年から1997年にかけて主人公・金田一一を演じた剛にとっての当たり役。原作者の樹林伸氏は『金田一37歳の事件簿』にあたって堂本剛をモデルに当て書きしていると明かしており、ドラマ化の際は剛が再び金田一を演じることが期待されていた。

 しかしそれに対して剛は感謝の言葉を述べつつも<なにかをやりながらやるとかもう、イヤやわ><すっごい暇な時やったらいいけど。なんかこういうのって忙しい時に来んねんな>と話していた。いまの剛は俳優よりもミュージシャンとしての仕事を優先させたいのだろう。

 ジャニーズ事務所にいながらこれだけ自由に活動できている以上、敢えてジャニーズを離れるメリットもないように思える。

堂本剛の「ジャニーズ愛」

 また剛は、所属タレントのなかでも人一倍ジャニーズ事務所への愛情をもっている。ジャニー氏から非常に大事に育てられた、距離の近いタレントでもあり、会社には恩も感じているのではないか。

 ジャニー氏が亡くなった直後に行われたコンサートのMCでは、こんな話をしていた。ジャニー氏が亡くなったちょうどその時、剛はバラード曲をつくっており、肩のあたりにジャニー氏の「気配」を感じたのだという。ちなみにこの曲はジャニーズのタレントか堂本光一と一緒に歌いたいと話していた。

 その後、剛は2019年に行われた初代ジャニーズを描いたA.B.C-Zの舞台『ABC座 ジャニーズ伝説』に書き下ろし楽曲「You…」を提供している。

 このようにクリエイターとしてジャニーズの制作物に関わることは剛にとって「恩返し」という意味合いもあるようだ。彼は「AERA」2019年12月9日号(朝日新聞出版)のインタビューで<これからも僕がジャニーズという場所に対して貢献できることがあれば、貢献し続けたいと思っています。どういう形であれ、KinKi Kidsは、ずっと続けられたらいいなと思ってる>と話している。

 2017年に元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が退所して以降、ジャニーズ事務所を去るタレントが続出している。主要なところだけでも、2018年は前述した渋谷と山口達也、2019年は錦戸亮、2020年は中居正広、手越祐也、山下智久、錦織一清、植草克秀が退所した。今年3月には長瀬智也も事務所を離れることが決まっている。このなかに堂本剛の名前が加わることはあるのだろうか。

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