上白石萌音と橋本環奈がまたヒロインで「ゴリ押し」批判、『千と千尋の神隠し』舞台化で

wezzy / 2021年2月27日 12時51分

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 スタジオジブリの大ヒットアニメ映画『千と千尋の神隠し』が、橋本環奈、上白石萌音のダブルキャストで来年2月に舞台化することが発表され、物議を醸している。

 『千と千尋の神隠し』は2001年に公開されて大ヒット。アカデミー賞の長編アニメ映画賞を受賞するなど国際的にも評価され、世界中で愛される作品だ。国内興行収入は316億円を超え、昨年12月に『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』に抜かれるまで、20年近くもトップに君臨していた。

 ジブリ作品の舞台化と言えば、『風の谷のナウシカ』が2019年に歌舞伎で上演されたことも記憶に新しいが、2010年には『おもひでぽろぽろ』がミュージカルに、2013年には『もののけ姫』がイギリスの劇団によって舞台化されている。

橋本環奈と上白石萌音に「ゴリ押し」と批判が殺到

 主人公の千尋をダブルキャストで演じるのは、人気若手俳優の橋本環奈と上白石萌音だ。橋本は<プレッシャーや不安が無いと言ったら嘘になりますがまずは私らしく、今回の初舞台楽しくのびのびと演じたいと思います>、上白石は<既に緊張していますが、素朴で勇敢な少女を、リスペクトを込めて演じさせていただきます>とのコメントを寄せており、不安はありながらもやる気は十分のようだ。

 しかし、原作の千尋は10歳の設定。橋本は現在22歳、上白石は23歳であり、ネット上では「10代の少女を起用してほしい」「『アニー』みたいに新人を発掘した方はいいのでは」「無名の10代の子の方が自然に世界観に入り込めそう」と、このキャスティングに批判的な意見も多い。

 また、橋本は漫画やアニメの実写化の常連で、昨年出演した5本の映画は、『新解釈・三國志』以外すべて漫画・小説の実写版であった。そのため、「実写化は橋本環奈でやらなきゃいけないルールでもあるの?」と懐疑的な声も出ている。

 一方の上白石も、昨年1月に放送された主演ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)でブレイクして以降、現在放送中の主演ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)、NHK大河ドラマ『青天を衝け』でも重要な役を演じるなど「出すぎ」状態ではある。さらに、今年下半期のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では深津絵里、川栄李奈と共にトリプル主演が決まっている。そこに今回の『千と千尋の神隠し』の舞台という大仕事が追加されたことで、「ゴリ押しが過ぎるのでは」などと、彼女へのバッシングに繋がってしまっている。

 しかし舞台版『千と千尋の神隠し』は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の世界初演を演出したジョン・ケアード氏が翻案・演出を手掛け、将来的には海外展開も視野に入れている大型プロジェクト。集客を得るためにも、少なくともまず日本における知名度と人気、経験のある俳優を選ぶのは必然で、新人の抜擢は難しかったのかもしれない。

 人気キャラである「ハク」は誰が演じるのか、「カオナシ」はどのような演出になるのかなど、まだまだ気になる点が多い舞台『千と千尋の神隠し』。映画のように多くのファンに愛される作品となるのか、期待したい。

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