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もっと“話し上手”になれる「テンプレップの法則」を活用しよう! 

Woman.excite / 2015年8月22日 7時0分

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もっと“話し上手”になれる「テンプレップの法則」、知っている? 

次から次へと話題が変わったり、同じ話が何度も出てきたり。そして結局、オチがない。そんな女友達とのおしゃべりにちょっぴり疲れてしまったこと、ありませんか? 

もっと“話し上手”になれる「テンプレップの法則」、知っている? 


(c) Andrey_Arkusha - Fotolia.com



他愛のないおしゃべりなら苦笑いですむけれど、ビジネスシーンではそうはいかないもの。社内会議やプレゼンなど人前で話をする場面だけでなく、日々の仕事を円滑に進めるには上司や部下に言いたいことをわかりやすく伝えることがとても大切です。

もし、自分の話がわかりやすいか不安なら、「テンプレップの法則」を参考にしてみてください。

話の“型”、「テンプレップの法則」を身につけよう! 
伝わりやすい、わかりやすい話し方にはコツがあります。話をある“型”に当てはめていくだけで、要点がぶれることなくロジカルに話すことができるのだそう。

それが、『伝え方の教科書』著者である木暮太一さん考案の、「テンプレップの法則」です。

TNPREPとは6つの要素の頭文字で

Theme(話のテーマ)
Number(言いたいことの数)
Point(結論・要点)
Reason(理由)
Example(具体的な話)
Point(結論・まとめ)
です。

少し具体的にしてみましょう。

「これから○○について話をします」
「お伝えしたいことは○個あります」
「結論から言いますと、お伝えしたいことは○○ということです」
「その理由は○○だからです」
「たとえば、こういうことがあります」
「つまりは○○ということです」


※「TENPREPの法則(テンプレップの法則)」は教育コミュニケーション協会が商標登録をしています。
 
 

ここでひとつ例を。上司が部下にこんなことを言いました。

「この間の企画書、もっと説得力がないとダメだと思う。もう一度見直して」

やり直しが必要なことだけはわかります。でも、部下としては一生懸命作った企画書。何がダメだったのか、さっぱりわからないかもしれません。

では、これをテンプレップの法則に当てはめてみると…

「この間の企画書、ブラッシュアップしようか。(テーマ)気になった点は大きく2つ。(言いたいことの数)

データが足りず説得力がないこと。
コストの見通しが甘いこと。(要点)
今の企画書のままでは、会議でこの2点が必ず言及されると思う。(理由)

説得力を増すには市場調査のデータを加え、コストに関しては初期費用しか入っていないのでランニングコストも入れるように。3日以内に直して再提出してね。(具体的な話)

もう一度まとめると、3日後までに、説得できるデータとランニングコストを追加して、再提出するように。(要点)」

あら不思議! 上司が「見直して」と言った理由も、具体的に見直す部分もわかりやすくなりました。

ビジネスシーンだけでなく、日常会話でもテンプレップの法則をほんのり意識しながら話すように心がけると、あなたの考えていることがもっとわかりやすく、伝わりやすくなるかもしれません。
 
 
(コミヤ カホル)

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