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夫婦のあるべき姿とは? 理想と現実のはざまにあるもの 【心屋仁之助 塾】

Woman.excite / 2015年9月1日 12時0分

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夫婦のあるべき姿とは? 理想と現実のはざまにあるもの 【心屋仁之助 塾】

メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「愛で結ばれていない両親が許せない」というまなおさん(34歳)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。

夫婦のあるべき姿とは? 理想と現実のはざまにあるもの 【心屋仁之助 塾】


(c)1dbrf10 - Fotolia.com



■まなおさんのお悩み
どうしても両親が純粋な愛情で結ばれておらず、お見合い結婚でお金と世間体で結ばれていることが、許せません。

■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんより
まなおさん、こんにちは。いかり屋圭子です。ご両親が純粋な愛情で結ばれていないことが許せないのですね。まなおさんからは、そう見えるということでしょうか。はたして、純粋な愛情とは、どんな愛情なのでしょうか。

私も若い頃は、結婚というのは愛し合っている二人が恋愛の延長でするものだと思いこんでおりましたが、どうやらそういうご夫婦だけではないらしいですよ。

そして、結婚当初の愛情が薄れていっても別れないご夫婦が多いらしいことに気がつきました。結婚とは恋愛の延長というだけではなく、生活していくための形態であったり、生きていくためのチームであったりと、夫婦の数だけ関係性がありますし、当人たち以外にはうかがい知れない感情や、事情でつながっているものだと思います。

そう、「夫婦のこと」は他人にはうかがい知れないのです。たとえ子供であってもです。
 

まなおさんのご両親の実際の関係は、お父様、お母様にしかわかりません。また、言葉で表現されることがあったとしても、その言葉と、お二人にしかわからないものの間にはきっと乖離があるのではないかと思います。

夫婦がどうあるべきかはそのご夫婦自体が考えることで、それ以外の人間がとやかくいうことではない気がします。
そんなに仲が良さそうに見えなくても実は家族としての愛情でつながっているご夫婦というのも多そうです。夫婦の関係性というのは本当に他人からはわからないのです。

まなおさんが何故許せないのかはわかりませんが、34歳という年齢を考えても、この件は親と自分は別の人間であり、価値観が違っていいということを理解するための出来事でもあるように思います。

人に対して「こうするべき、ああするべき」という自分のルール(法律)を守らせようとすると、自分が苦しくなるばかりです。人は自分の思い通りにはなりませんし、自分のルールは自分だけのものです。まなおさんには是非下記の言葉をつぶやいていていただきたいです。

「お金のために結婚してもいい」
「世間体を気にしてもいい」
「よこしまでもいい」

たぶん、ご両親に対して別の視点から見えるものが出てくるのではないかと思います。純粋な愛情がないと思っていたけれど、実はあるかもしれません。

お金が愛情の形だったり、世間体を気にすることが家族を守ることであったりするかもしれません。今は許せないかもしれませんが、気持ちは必ず変わる時がきます。

それはもしかしたらご両親がいなくなった後かもしれませんが、その時にわかることがあるのかもしれません。夫婦とはそれくらい、他人にはわからないものと思っていてくださいね。

【特集】
凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾

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(いかり屋圭子)

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