「負け組」「おちこぼれ」そう感じた時に試してみてほしいこと 【心屋仁之助 塾】

Woman.excite / 2015年10月20日 12時0分

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Let it go(c)phloxii - Fotolia.com 心屋塾お悩み相談

メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「部活を辞めてから勉強も不調…」という、砂糖さん(学生)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからのアドバイスです。


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砂糖さんのお悩み
先日、部活を引退して受験生になりました。でも同じ部活の人でまだ引退しない人達がいて、その人達が羨ましくて、いつもそのことが頭からはなれません。

勉強も引退直前まではすごく頑張れていたので、それを思い出してがんばろうとしてるのですが、そもそも学校に行きたくないと思うようになってきました。モヤモヤして苦しいです。どうすればこのモヤモヤを取り去ることができるのでしょうか? 

■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより
同じ部活の人でまだ引退しない人達がいて、その人達が羨ましいのですね。文面から察するに、結果を残している人たちだけが今も引退しないで残っているということでしょうか?

そうだとしたら、砂糖さんは自分のことを「私は活躍できなかった人だ」と思っているから、今も引退しないで活躍し続けている人たちを羨ましく思って、頭から離れないわけですよね。

私は負け組
私はおちこぼれ

そんなふうに、だれかと比較して自分はダメだと思ってしまっているので、自分以外の「なにかよさそうなもの」を見つけて羨望のまなざしを送ってしまっているのかもしれませんね。

砂糖さんは、子供の頃から自分の身近にいる自分ではない誰かが認められていて、悔しい思いをしてきませんでしたか?

お姉ちゃんなのかもしれないし、妹かもしれないし、近所の子かもしません。

一度「このままの私を認めてよ」と言ってみてください。「私を誰かと比較しないで」「このままの私をすごいって言って」と言ってみてください。

砂糖さんは自分のことを、「私は負ける人間」「評価されない人間」「優秀な人と比べて劣っている人間」だと思っているのかもしれません。どこかで「自分は人より劣っている人間」だと思いこんでしまって、それを誰よりも自分が信じているから、自分の周りをとりまく世界にその証拠が集まって来ているのです。

ここでちょっと視点を広げてみませんか? 


この地球で生を受けて生まれて来る生物の中で、人間だけが「人より凄くありたい」「評価されたい」と思っています。

他の植物や動物は、ただ生まれて、生きるために食べて、休息をして、老いて(もしくは喰われて)、命を全うします。人間だって、ただ生きているというだけで、役割を全うしているのです。

もちろん砂糖さんもです。
砂糖さんも、ただ生きているだけで、役割を全うしているのです。

自分のことをすごいと思いたい、そのすごさを認められたい、と思っていて、それなのに人から認めてもらえなくて苦しい。そんな人は、自分のことをすごいと思っているその底のほうで、自分のことをたいしたことない、とも分かっている人なのです。本気でがんばっても、だれかに負けてしまうことをちゃんと分かっているのです。

実際、本気でがんばってしまって、だれかに鮮やかに負けてしまったら「自分がたいしたことない」って証明されてしまうから…。だから、がんばれなくて牙をしまって、「私だってやればできるのに!」と、悶々としていたりするのです。

本気出してがんばったのに、負けてしまったら、本当に自分がたいしたことないって現実をつきつけられるから…。だから「やればできるのに」ってぼやきながら、何もやらずに、うじうじしてしまうのです。では、どうしたらいいか。

私、たいしたことないんだ。本気出しても、たいしたことないんだ…、ということを。そんな情けない、たいしたことない自分だということを受け入れてください。そして、たいしたことない自分のままで「本気」を出してみてください。

それは、なにか特別に行動に移すとかいうことではなくて、本気を出して生きていこうって決めるということです。あらかじめ言っておきますが、本当にたいしたことない自分と向き合うことになりますよ。だって、どうしたって「上には上」がいるのです。

でも、自分よりすごそうな人が現れるのを見つけては、指をくわえながら「私だって…」って悶々とする人生からは脱却できます。

たいしたことない自分と正面から向き合ってみてください。本気で生きていたら、砂糖さんにとってはあたりまえにできてしまうことで、人より「すごい」ことがあるって気付くと思います。

それは砂糖さんの望む「すごい」ではなくがっかりするかもしれません。でも、その自分にとってはあたりまえすぎてつまらない部分が、砂糖さんの魅力であり、実はだれよりもすごい部分なんです。

「ありのままの自分で、自分らしく生きる」

とても魅力的な言葉ですが、それって「つまらない自分で、自分らしく生きる」そんな姿が素晴らしい、ということなんですよ。

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(こうさかあきこ)

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