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美しいライフスタイルと生き方を磨く! バイブル本3冊

Woman.excite / 2015年11月24日 12時0分

写真

ハウス・オブ・ロータスで購入した、大好きなニワトリの置物と。

大人になってくると、ちょっとした体の不調から忍び寄る “老い” におののいたり、いつもの自分らしさに迷いが出て、とてもネガティブな気持ちになってしまうことがあるかもしれません。

「いまの衣・食・住も、自分の取る態度や発言も、このままでいいのかな?」そんなふうに思ったら、“生きること” の根源に語りかけてくれる本を読んで、生きる勇気を得ることをおすすめします。


© Kirill Grekov


まずは体調面。表面的な部分だけに惑わされず、それこそ10年後のいい状態を意識して、よりナチュラルに、より本質的に、自分の日常を見直したいもの。健康あってこそ地に足の着いた衣食住、ライフスタイルは、さらに美しく磨かれるに違いありません。

「冷えとり健康法」を生き方の根幹に置くと楽になれる
▼冷えとり健康法 マーマーマガジン別冊 body&soul
服部みれい(株式会社エムエム・ブックス)

冷えとり関連書はものすごくたくさん出ているけれど、私はこれがお薦めです。

知られてきたとはいえ、ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。進藤義晴医師の名著「万病を治す冷えとり健康法」(農文協)が基本となった健康法で、大ざっぱにいうと、頭寒足熱をキープし、心臓への血流をよどみなく巡らせてデトックスする方法です。具体的には、足先のほうが体温が低いので、シルク×コットンの靴下の重ね履き半身浴で、冷えも毒も取る。食べ過ぎない自己本位な考え方をやめる、などなど。

ゆる~くこのメンテナンスを始めてから7年目を迎えます。様々な健康法、美容法、エステなど一通り体験した後、地味でシンプルなこの方法に行き着きました。何より精神的に安定したのが嬉しいです。高いものを買い続けなくていい。何が正しいか基本を知っていると、過剰に不安を募らせなくていい。私が冷えとりを知るきっかけになった、マーマーマガジンから発刊された本書は、おしゃれで楽しい実践編。必ずお役に立つはずです。

「ホーム スイート ホーム」でライフスタイルを美しく彩る
▼ホームスイートホーム 暮らしを彩るかれんな物がたり
桐島かれん(アノニマ・スタジオ)

ハウス・オブ・ロータスで購入した、大好きなニワトリの置物と。

桐島かれんさんのお店、ハウス・オブ・ロータスに最初に取材に伺った時、置いてある物だけでなく飾り方や楽しみ方が小粋で、その物にまわるストーリーが映画のワンシーンのように次から次へと浮かんできて、わくわくとエキサイティングな気持ちになったことを覚えています。生活を楽しむって、まさにこういうことなんだな、と。

それがそのまま本になり、かれんさんのピュアで気取らない言葉とともに、深くこちらに響いてくるのが本書です。パリの蚤の市で見つけたという古いバカラのショット・グラスも、花柄に惹かれたというチベットのキャビネットも、1950年代のデッドストックのビーズ刺繍のカーディガンも、みんな彼女の息吹とともに日常生活の中で生きていて、そこが素敵! ご主人の写真家、上田義彦さんの美しい写真が楽しめるのも眼福です。


基本にして最強のスタイリングバイブル「『好き』を超えたら『似合う』がある」
▼『好き』を超えたら『似合う』がある
パーソナルスタイリストが教えるおしゃれリアルルール
政近準子(集英社)

表紙に付いた帯には「絶対知りたい! NHKほか、TVでも活躍中 話題のパーソナルスタイリストがみんなの『知りたい!』にズバリ答える。おしゃれQ&A77」と。

パーソナルスタイリストとして14年のキャリアを持ち、政治家やビジネスウーマン、専業主婦の方など、様々な職種、年齢の女性たちに絶大な人気を誇る、政近準子さんの新著。多くの女性が、ある年齢に差しかかると「何を着たらいいのかわからない」「着たい服がない」と惑う。そんなファッション迷子たちの窮状を、Q&A方式で具体的に救ってくれるのが本書です。イタい服装にならないよう、大人のおしゃれセンスを養いたいですね。

特にキレイスタイル読者に向けて、政近さんにインタビューをお願いしました。


――アラフォー女性が、一番美しく見える着こなしについて教えてください。

「まず、美しく『見える』服から、美しく『魅せる』服、という意識に変えて欲しいなと思います。また、美しく見せようとするだけでは、自己満足に陥ることもあります。この差はちょっとしたことなのに、大きな人生の差を生むことでしょう」


――それは大変! 『魅せる』といいますと?

「華やかで特別に思えるかもしれませんが、魅せる服装には、今日からできることがたくさんあります。なぜなら、新しい服が絶対必要ということではないからです。意識を変えるだけで一歩前進できるのです。ワードローブを整然とするだけで、最後に差がつく着こなしになりますよ。繊細さや気品が生まれ、たとえカジュアルな服装でもエレガンスが漂ってくると思います」


――何を着るか、いつも迷ってしまうのですが…。

「購入する時に『とりあえず選ぶ』のではなく、『吟味し、選びきる』ことが大切です。これにはまた、自身のワードローブが把握できていないと、本当に何が必要で活用しきれるのかがわかりません。選びきるには、現状にきちんと向き合うことが重要です」


――お洒落に魅せたい気持ちはあるのですけれど…。

「周囲と比べて張り合うのではなく、周囲と自分の違いは何か、その違いこそを心から受け入れ、もう『ないものねだり』からは卒業することです。それには、自分のかけがえのない持ち味を愛し、自分では欠点だと思っていたことにも目を向けてみてください。身の丈に合った、それでいて最高のパフォーマンスができることが大切です」


――自己最高のパフォーマンスとは?

「わかりやすく言えば、人生の質を上げるように、服装の質もできる範囲で上げること。高価なものにする、というだけのことではありません。同じ金額でも、その価値をどう自分で立証できるのか。こんなもんかなと、いつもと同じ自分に甘んじないこと。そうやって選び抜いた服は、あなたをきっと美しく輝かせるはずです」


いかがですか? 着ることはまさに生きること。決しておろそかにできません。本書には写真がないのですが、キレイスタイル読者のために特別にお願いして、目次にある二つの項目から写真つきでアドバイスをいただきました。「ミニスカートって何歳まではけますか?」「帽子のおしゃれ」についてです。ぜひ参考になさってみてください。

Q.ミニスカートって何歳まではけますか?

左)大人のミニスカートは、シャープにクールなイメージで、あくまでも「格好よい」を目指すか、「エレガント」に徹するかの二択だそう。年齢の出やすい脚は、タイツやブーツでカバーし、シンプルな台形デザインで張りのある生地なら、すっきりシャープに。

中央)黒いチュール付きの台形ミニスカートでエレガントに。「甘いですが、黒でギャザーではないので、大人が履いてもいけます。インナーには、抜け感のあるロゴTを」。

右)「ツイードのスーツは、スカートがミニだとかえって若々しく履けますよ」。今期流行のカーディガンっぽい羽織を合わせて。


Q.帽子のおしゃれについて

左)「中折れ帽は、基本マニッシュなのでクールな物との相性は良いのですが、アラフォー女性には、ハードよりソフトな印象が加わったほうが良いでしょう。カラーも黒より茶かグレー、写真のように思い切って少し明るい色を被ると、顔が明るく優しい印象になります」。ファーと合わせてシックな着こなし。

中央) これからのパーティーシーズンにお薦めのクロッシェ。初心者も被りやすいそう。「クロッシェタイプは、ポイントになるデザインの位置をいろいろ変えてみると、似合う位置や新鮮な被り方を発見できます」。

右) ニットと中折れ帽。「よく、深く被らず後頭部に引っ掛けるようにしている人がいますが、若い人の流行の被り方ですね。大人は基本的に深めに被るほうが、洗練されて見えます」と、政近さん。

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