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子どもの好き嫌いをなくすアイデア・後編(子どもの食について、これだけは押さえておきたいこと Vol.5)

Woman.excite / 2015年11月29日 13時0分

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ちょっと気持ちを変えて、あまり使ったことのない食材にもチャレンジを。実はそれが、子どもの好き嫌いを改善させるコツでもあるのです。

子どもの好き嫌いをなくすアイデア・前編 の続きです。

子どもの好き嫌いをなくすために、やはり調理面での工夫は直接的で効果も高いものです。いくつか見ていきましょう。


© liza5450 - Fotolia.com


子どもの好き嫌いをなくすアイデア(4)苦手なものでも食べやすくなるように調理する
子どもの好きなハンバーグの中に、細かくみじん切りにした人参を入れるとか、かぶを軟らかく煮てミキサーにかけ、ポタージュスープにするとか。つまり、子どもが抵抗を感じないような大きさにして、好きなメニューに混ぜ込むという方法です。

嫌いな食べ物の形がドーンとそのまま表れている料理には、確かに箸をつけにくいもの。ですから最初は、気づかれないほどの大きさにして食べさせ、徐々に大きく切っていくようにして慣れさせるというわけです。この方法は好き嫌いの改善にはかなり有効です。

ただし、何のメニューに混ぜ込むか考えたり、細かくみじん切りにしたりするのは、やはり大変なこと。ですからこれは親にとって「頑張ること」であるというのは間違いありません。

でも、この方法は、頑張ってやればその努力は報われる可能性の高いものです。ですから「子どもの好き嫌いを何とかしたい」という気持ちがあるのであれば、ここが頑張りどころと思って、取り組んでみましょう。

子どもの好き嫌いをなくすアイデア(5)食材選びはバラエティに富んだものにする
スーパーに買い物に出かけると、実にいろいろな種類の食材が売られています。にもかかわらず、ついいつも買うものばかりに手が出ませんか? 「使い慣れているから楽だしな…」「試してみて食べてもらえなかったらもったいないしな…」と思うと、つい同じ物ばかりを買ってしまいがちです。もしも子どもに買わせたら、もっとこの傾向が強まるでしょう。

しかしそこはちょっと気持ちを変えて、あまり使ったことのない食材にもチャレンジしてみましょう。実はそれが、子どもの好き嫌いを改善させるコツでもあるのです。

子どもは見たことがないもの、食べたことがないものについて警戒心を持ちますが、経験によって食べられるようになることもあるのです。

ですから、意識してできるだけバラエティ豊かな食材を使うようにしてみましょう。好きか嫌いかはちょっと隅に置いておいて、これも子どもの教育の一環だと思ってやってみてください。


子どもの好き嫌いをなくすアイデア(6)スーパーでの試食は進んでさせよう
スーパーでは、その日のおすすめを試食させてくれるところが多いでしょう。本来の目的は、客が買うための判断材料として味を知るというものですが、うまく利用すると子どもの好き嫌いが解消されるかもしれないのです。

というのも、スーパーでの試食では、食べ慣れていないものが提供されることも多いからです。それに、いつもの食事の時間や場所ではないところで食べるという特別感も手伝って、普段なら子どもが抵抗感を示しそうなものでも、思わず手が伸びてしまうのです。それが続くうち、「僕はこんなにもいろいろなものを食べられるようになったぞ」という自信につながります。

忙しい毎日の中で子どもを買い物に連れていくのも大変かもしれませんが、お手軽に子どもの好き嫌いを改善させる方法ですから、ぜひ機会を見て、子どもと一緒にスーパーに足を運んでみてください。

まずはご自分が取り組めそうなものから、チャレンジしてみてください。また、ご家庭の事情に合わせてやりやすいようにアレンジするのもいいですね。

<次回に続く>

(子育ての達人)

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