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なぜ2人目ができない?――2人目不妊の原因と改善法

Woman.excite / 2015年12月4日 5時15分

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2人目を授からずに悩んでいる女性は少なくありません

「2人目が欲しいのに、なかなかできない…」という悩みを抱えている人は、案外多いものです。
今回は、「1人目は妊娠したのに、2人目で不妊になる」というケースについて、不妊に悩む女性への施術も行っている、『妊娠を考える女性のための治療院・天使のたまご』院長の鈴木さんに解説していただきました。

 



© hanack - Fotolia.com


「2人目ができない」人は少なくない
最近、「2人目不妊」という言葉が一般的になっているくらい、2人目を授からずに悩んでいる女性は少なくないのです。

「1人目ができているのだから、2人目もできるだろう」と考えている方が多いようですが、そう簡単には妊娠しないことも多いのです。

そもそも、なぜ妊娠できないのでしょうか? 何点かその理由を挙げてみましょう。

2人目を授かりにくい理由

<理由1>
体は日々変化しているので、1人目を出産した時の体と現在が明らかに変わっている


・1人目の出産で子宮や卵巣、骨盤にダメージを負った
・育児や家事による生活ストレスが多く、体調不良である

そのほか、

・排卵障害(黄体機能不全、多嚢性卵巣症候群、早期卵巣機能不全、卵巣性排卵障害、視床下部・下垂体性排卵障害など)
・妊娠の妨げになる異常(子宮内膜症、着床不全、卵管異常、子宮異常、頸管異常)が
・免疫異常(抗精子抗体)

といった病気を患っているおそれもあるでしょう。

<理由2>
性行為の回数が減っている


・仕事が忙しく、性行為へのパワーがない
・性行為がマンネリ化して、どうもする気が起きない
・子どもが一緒に寝ているので、する場所がない
・そもそも性欲がない

妊娠の確率は、性行為の回数に伴って高くなります。上記のような理由で、性行為の回数が減っている場合、2人目を妊娠しにくいこともあるでしょう。


<理由3>
1人目の時より歳をとっている


・卵子の老化
・血行不良
・月経不順などのトラブル
・ホルモンバランスが悪い
・子宮内膜が薄い

女性の年齢と妊娠は大きく関わりがあります。1人目の時より年齢を重ねている分、妊娠しにくくなるのは仕方ないといえるでしょう。

・精子の運動率低下など、精子の質が良くない

また、上記のように、女性だけでなく男性の加齢が原因になっているケースもあるでしょう。

自分の体を見つめることが、妊娠するための第1歩
明らかな異常がある場合は病院での治療が必要となりますが、異常と判断されにくいストレスの問題や血行不良などは、自分自身で意識することで改善につながる場合も。

食事や睡眠、運動といった日頃の生活を見直す必要があるのは、不妊に限ったことではありません。もちろん女性だけでなく男性も気をつけなくてはなりません。

中には、サプリメントの摂取や漢方、鍼灸などを取り入れている人もいるでしょう。しかし、自分の体に必要なものを必要な分だけ取り入れていれば、妊娠しやすい体作りになっているかもしれませんが、自分に不必要な、自分に合っていないものを選択している場合、せっかくの改善策が逆効果になってしまうケースも少なくありません。

私たちは1人ひとり違います。必要なもの、必要な量もそれぞれ異なるかもしれません。
そこをしっかり見つめることが、2人目を妊娠するための第1歩と言えるのではないでしょうか。

(鈴木元)

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