1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

“面倒だな”を“せっかくなら”に変える #週末野心 の村上萌さんに聞く、気配り上手になるコツ

Woman.excite / 2016年2月2日 20時0分

写真

ライフスタイルプロデューサー村上萌さん/雑誌「NEXTWEEKEND」

バレンタインデーは、日ごろの感謝の気持ちや、いつもは言えない気持ちを伝えやすい日。でもせっかくなら、相手の心をぐっとつかむプレゼントや伝え方で、「気配りができる、大人の女性」と思ってもらいたい。



そこで、ライフスタイルプロデューサーの村上萌さんに、ほんの少しの心遣いと工夫をプラスして、さりげなく“気配り上手”になる秘訣を教えていただきました!

■片思いの彼に仕事仲間。相手によって「伝わるギフト」はどう選ぶべき?
まずは、「この子、気がきくな」と思わせるギフト選びについて。立場や距離感が違う相手にたいして、もっと的確に愛情や感謝のきもちを表現するためには、どうしたらいいのでしょうか?

ライフスタイルプロデューサー村上萌さん

ライフスタイルプロデューサー村上萌さん



「気になる彼には、アピールはしたいけれど“重い”とは感じてほしくないものですよね。そんな絶妙な距離感の相手には、本当に喜ぶものを贈るのが理想です。高価なものでなくてもいいので、彼との会話にでてきた“好きなもの”を、あらためてリサーチできるといいですね。

仕事仲間や上司、男友だちにはつい大量に買ったものですませてしまいがちですが、できれば相手に合わせたちょっとしたカスタマイズがおすすめです。

たとえば、よく目を使っている同僚にはブルーベリーの入ったものを、コーヒー好きの上司にはビター系を、など。チョコにかぎらず、和菓子やお酒などもよさそう。

自分のために選んでもらった、ということが伝われば、それだけで相手はうれしくなっちゃうものです。

彼氏や夫は、唯一さまざまな思惑なしに贈れる相手です。かっこつける必要がないぶん、安心感からかサービス精神も薄くなってしまいやすいかもしれません。

あらためて気持ちをつづった手紙を添えたり、せっかくなので手作りに挑戦したりして、いつもより特別感を出してあげると、より気持ちが伝わりそうです」(村上さん)



■大人になった今だからこそ、相手のことを想って一生懸命考える
では、長くつきあっている彼とは、どんな風に過ごしたら、自分の良さをあらためてアピールできるでしょうか?

「ただチョコレートをプレゼントしておしまい、ではつまらないかもしれませんね。今年は休日ですし、せっかくなら“一日、まるごと彼に愛を伝える日”と決めてしまうと、楽しいと思いますよ。

チョコにこだわらず、彼の好物ばかりを集めたメニューでスペシャルディナーを作ったり、今までの会話で出てきた彼の趣味に合わせたデートプランを考えたり。大人になった今だからこそ、相手のことを想って一生懸命考えたプランは、きっと喜ばれるはずです」と村上さん。

ちなみに、村上さんご自身の今年のバレンタインデーの過ごし方は?

「沖縄でキャンプ中の夫のもと(だんなさまはサッカー選手)へ遊びに行って、ひさびさの手料理をふるまいます。彼の好きなものをたくさん作って、チョコを使ったデザートを用意するつもりです」とのこと。

愛するだんなさまとの、とびっきりのバレンタインデーを過ごされるようです。

■“面倒だな”を“せっかくなら”にする 「さりげない気配り」の秘訣
バレンタインデーにかかわらず、日ごろから周囲の人との会話に出てくるちょっとしたワードを覚えておき、その人がちょっとお疲れ気味なときには「翌朝が楽しみになるパン」や、「デスクに飾れる花」など、小さなハッピーを感じられるきっかけをつくれるようにしている、と村上さん。

そんな周囲へのさりげない心配りは、自分自身の心に余裕がないと、なかなかできないように思えます。

心身がすこやかでハッピーな自分でいられるコツはあるのでしょうか。



「面倒だな、と思ったときには、“せっかくなら”という言葉に置き換えるようにしているんです。そうすると、どんな瞬間も自分次第でチャンスに変えられます。どんなときでも自分次第、と考えるクセをつけられると、誰かをうらやむ気持ちや、周囲の評価が気になることも少なくなってきますから」

そうやって村上さんは「ネガティブな言葉は使わない」と、日ごろから心がけているそうです。

たしかに、自己肯定感が高まるほど、心に余裕がうまれて、周囲への心配りも自然にできるようになりそう。それがひいては自分のところにかえってくると考えると、すてきな循環ですね。

「まずは、自分の目の前にある“いまできること”に気づくことが大切です。そこからは、チャンスが訪れるスピードが格段と早くなりますよ」と村上さん。

忙しいとつい忘れがちですが、「もっと楽しい自分」をセルフブランディングしていくことが、伝え上手、気配り上手な女性への近道なのかもしれません。


<編集部まとめ>
贈る相手はそれぞれでも、ベースには「どうしたら、よろこんでくれるかな」と思いをめぐらせることがなにより大切なんだと、村上さんへのインタビューでしみじみ感じました。

どうしても目の前にある「タスク」にばかり追われてしまいがちですが、ちょっぴり心にゆとりをもって、「できること」を意識しながら、愛すべき周囲の人々と接することができたら、すてきですね。

たまには打算なし(笑)でストレートに、大切な人に「いつもありがとう!」を伝えようと思いました。

みなさんもステキなバレンタインをお過ごしください!



ライフスタイルプロデューサー村上萌 プロフィール

ライフスタイルプロデューサー村上萌さん/雑誌「NEXTWEEKEND」

ライフスタイルプロデューサー村上萌さん/雑誌「NEXTWEEKEND」



ライフスタイルプロデューサーとして、ウェブサイト「NEXTWEEKEND」や、サンドイッチ屋「GARTEN」の運営など、“次の週末に取り入れたい理想のライフスタイル”の提案を軸に、さまざまな分野で活躍。企業とコラボレーションし、商品企画などにも携わる。2015年には雑誌「NEXTWEEKEND」も創刊され、感度の高い女性のあいだではお手本的存在として支持されている。
instagram:moemurakami_

 
 
 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください