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インスタで人気爆発! カリスマ住宅デザイナーが教える、忙しいママにとって“最高にハッピーな間取り”とは

Woman.excite / 2017年7月28日 22時0分

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人気住宅デザイナーのタブチキヨシさん。Instagramで紹介する間取りが人気をよび、フォロワー数は5万人以上! そんなタブチさんが考えた、家族みんながハッピーになれる間取りが満載の書籍『早く家に帰りたくなる!最高にハッピーな間取り』が6月24日に発売されました。

本の中から、家事や子育てに追われる働く女子がルン♪となれる間取りのポイントをいくつかご紹介します!

■家事がスムーズになる! 新発想の収納
忙しいママにとって、いかにスムーズに家事をすませるかは日々の課題。ストレスなく家事をするには、スーッと移動できる間取りがベスト。できるだけ少ない動作、短い移動距離ですむのが理想です。



スーっと移動できれば、家事がラクになりルン♪と笑顔になれます。



たとえば、リビングから廊下なしで2階に上がれたり、キッチンから洗面洗濯室が近かったりするだけでも、動線が短くなり、家事のストレスを減らせます。



リビングに階段を作れば、廊下を作らなくて済むのでコストカットにもつながり、一石二鳥。



“収納場所も動線と密接な関係がある”というタブチさんが提案するのは、ズバリ「集合収納」。家族それぞれの部屋にクローゼットを設けて服をしまうという従来の収納スタイルではなく、家族全員の服を1カ所に収納しようという考え方です。



それぞれの部屋にたたんだ洗濯物をしまいに行く手間は不要。さらに家事がラクに!



たとえば、洗面所と洗濯室を兼ねた「洗面洗濯室」をつくり、物干し竿とクローゼットを設置しておけば、洗濯から収納まで1カ所で完結させられます。洗濯物を干す場所としまう場所の距離は短ければ短いほどベターです。



天井には電動で昇降する物干し竿を設置。干す→たたむ→しまうが、この場所だけで完結します。



バルコニーに干すなら、収納部屋もその近くにあると便利。共働きのママなら、急な天気の変更に備えて、室内物干し場を2階に設けるのもアリ。その場合も、集合収納は近くにつくるとラクチンです。



室内物干し場で洗濯物をたたんだらまとめて集合収納へ。各部屋に収納しないからラクチン!



■自分時間が楽しくなる「ウヒヒ♪」なスペース
どんなに忙しくても、1日の中で少しでも自分のための時間がとれると、気持ちがリセットできたり、息抜きになったりしますよね。そんな場所として、タブチさんが提案するのが「ウヒヒカウンター」。リビングやキッチンの一角に、好きなことをするためのカウンターをつくるんです。



リビングの一角に作ったウヒヒカウンター。壁や棚の陰に作ると個室感が出て、リラックス度もアップします。



「ウヒヒカウンター」の名前の由来は、その場所で過ごす時間を考えるだけで、思わず「ウヒヒ♪」と笑みがこぼれてしまうから。コーヒーを飲んだり、ネイルをしたり、手芸をしたり、使い方は自由。もちろん、パパが読書をしたり、子どもたちが宿題をしたりしてもOKです。



距離が近いから、食事を作っているときもお母さんと子どもたちが会話を楽しめます。



さらにスペースがあれば、小さな「ウヒヒ部屋」をつくるのもおすすめだそうです。



壁の一面だけ貼った水玉クロスがアクセントに。




3畳のウヒヒ部屋は秘密基地。アイドルのポスターを貼ってもOK!




■壁紙で自分らしさをプラスしよう
タブチさんは最近「ノームコア」を追及しているそうです。ノームコアとは、normal+hardcoreからきた造語。normalは、いわば「ふつう」のこと。家でいえば、ナラ材の床、白窓、白天井などの定番がそれにあたります。しかし、それで終わりにするのではなく、そこになにか“私らしさ”(hardcore)をプラスするのがノームコア。それによって「この家、なんとなくオシャレ」につながるのだとか。

「私らしさは、壁紙で出すのもひとつの手。白壁は床から30cmだけグレージュの壁紙に貼り分けるだけで、部屋の雰囲気が一気に変わります」(タブチさん)



花柄の壁紙に心が浮き立つウヒヒ部屋。どこから見ても笑顔になれます。



部屋の壁紙の一部をポップなドット柄や植物柄に貼り分けてみると、遊び心が生まれて楽しさアップ。家事ストレスまで軽減されそうです。とくにウヒヒカウンターやウヒヒ部屋では、思いっきり自分好みの壁紙や照明を選んでみては?



水玉の壁紙は正面だけに貼り、あとの3面は白壁紙。床にはフロアータイルを貼ってストライプに。



■明るい光とさわやかな風が家の中をめぐる間取り
それからもうひとつ、タブチさんはハッピーな間取りのポイントとして、「明るい光とさわやかな風」を挙げています。



リビングとダイニングに、4つの窓を設置。風は高いところから低いところへ流れるので、窓の位置に高低差をつけることも大切です。


「新鮮な空気が流れ、明るい光に満ちた家はそれだけで住む人の気持ちを明るく前向きにする力があります。さらに、洗濯物を乾かしたり、ジメジメした水回りの環境改善に役立ったり、いいことずくめ」(タブチさん)

たとえ自宅の立地条件がパーフェクトでなくても、1部屋に2つ以上の窓をつけるなどして風の通り道をつくれば、風を取り込むことは可能。また、光に関しては、部屋の向きを変えたり、2階にリビングを設けたりすれば改善できるそうです。

「どの部屋でなにをしているときに一番を感じたいのか。それによって間取りも変わるので、1日の行動をしっかり考えて。たとえば、朝食を食べるテーブルの横に朝日が差し込むカフェ窓(カフェにあるみたいなおしゃれ窓)があったらハッピーだよね」(タブチさん)




本にはこのほかにも多数の間取りが紹介されていて、見ているだけでワクワクすることまちがいなし。「いつかはマイホームを!」と夢見る人も、暮らしやすくプチリフォームしたいという人も、まずはこの本を眺めながら、家族がハッピーになれる間取りについて、アレコレ妄想をふくらませてみませんか?

『早く家に帰りたくなる! 最高にハッピーな間取り』
タブチ キヨシ (著)/株式会社KADOKAWA 1,300円(税別)

住宅デザイナーであるタブチキヨシ氏が考えた、家族がハッピーになれる間取りが満載の書籍。間取りのポイントをしっかり紹介しているので今すぐ家を建てる人にも役立ちます。リビング、キッチン、洗面洗濯室など写真もたっぷり掲載しているので、想像力が掻き立てられて、見ているだけでも楽しい1冊です。


タブチキヨシ
家族みんながハッピーになれる家を広めるべく、住宅デザイン、工務店のプロデュースなどを行う、住宅デザイナー。Instagramに投稿する間取りも人気を集め、現在フォロワー数は5万人。タブチ的“ワクワクキャー!な家”を夢見る男女が全国に増殖中です。
Instagram:@attract7/
twitter:@wakuwakukya____

(古屋江美子)

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