竹内涼真に菅田将暉、福士蒼汰にいたるまで! 『仮面ライダービルド』スタート前に、平成ライダーを総復習!
Woman.excite / 2017年9月1日 7時0分
仮面ライダービルド、竹内涼真、 福士蒼汰、菅田将暉
© indigolt - stock.adobe.com
いよいよ9月3日よりスタートする新シリーズ『仮面ライダービルド』。仮面ライダー史上もっとも高いIQを誇る天才物理学者でありながら記憶喪失という設定には、子どもだけでなく、パパ・ママもワクワクしますね。
藤岡弘、さんが初代仮面ライダーというのはみなさん知っているかと思いますが、仮面ライダーシリーズは休止期間をはさみ、昭和ライダーと平成ライダーにわけられることをご存じですか? 2000年1月、『仮面ライダークウガ』から復活した仮面ライダーシリーズ、いわゆる平成ライダーの中には、「えっ! あの人が?」と誰もが驚くような、今をときめく俳優がたくさん出演しています。
出身俳優のその後の活躍から、今では、若手イケメン俳優の登竜門とまでいわれるようになった仮面ライダーシリーズ。新ライダー誕生のこのタイミングで一度、平成ライダーのイケメン列伝を振り返ってみましょう。
■始まりは、オダギリジョー! 仮面ライダーの常識をくつがえしたリアルヒーロー
今ではその高い演技力と作品に対する審美眼、ファッショナブルな容貌で、カンヌをはじめ国際映画祭の常連となっているオダギリジョー。実は、平成仮面ライダーシリーズ第一作の『仮面ライダークウガ』で主演をはたしています。
そのクウガ、特撮ヒーローにありがちな「変身や技名を言っているときに相手が攻撃してこない」といったご都合主義や、「爆発するときだけなぜか山の中」といった矛盾点を解消し、リアル感を追求した画期的な作品でした。
そのため、近隣住民や建物に被害が及ばないよう、警察と協力して敵を誘導するクウガ。ひと気のないところに到着したら、ようやく敵と戦うクウガ。そういった数々の“迷”シーンが生まれ、伝説となったわけです。もともと特撮ヒーローには特に興味がなかったというオダギリさんが「クウガは特別」という意味がわかりますね。
■あの人が実は仮面ライダー! 人気俳優めじろ押しの平成ライダー
続く『仮面ライダーアギト』は、初回から主役級の仮面ライダーが3人登場し、アギト役に賀集利樹さん、G3役に要潤さんが扮し、どちらも俳優デビュー作となります。かつては、仮面ライダー俳優として売っていた要さん。最近は「うどん県の人」のイメージが強すぎるせいか、「仮面ライダー出身って知らない人が増えて」と、Twitterでさみしい気持ちを吐露したこともありました。
平成ライダー第7作の『仮面ライダーカブト』に扮したのは水嶋ヒロさん。昆虫をモチーフにしているところは昭和ライダーを彷彿とさせますが、変身前の天道総司は異色のキャラクターでした。自らを「天の道に往き、総てを司る男」と称し、天道語録を連発。そこに輪をかけた水嶋さんの陶酔した演技が、一度見るとやみつきになると評判でした。
続く、『仮面ライダー電王』には、佐藤健さんが主演。ふだんは運動がまったくダメなネガティブ弱虫キャラクターなのに、味方イマジンが憑依(いわゆる仮面ライダーに変身)すると、とたんに性格も能力も一変するところがミソ。今の佐藤さんから想像もつかないまるで二重人格のようなキャラクターに、子どもたちは大うけでした。
そして、D-BOYSメンバーで2.5次元男子として人気の瀬戸康史さんは『仮面ライダーキバ』、今ではテレビでも映画館でも見ない日はないくらいの人気者となった菅田将暉さんが『仮面ライダーW』にそれぞれ出演しています。
オーディション時、菅田さんはまだ大阪在住の高校1年生。上京してマネージャーとあいさつ回りをしていた時、偶然、仮面ライダーのオーディションに誘われ「受けたら、受かった」そうです。当時は、ラッキーボーイといわれていましたが、その後の活躍を見れば、早くから才能が見いだされていたわけですね。
■福士蒼汰から竹内涼真まで! 仮面ライダーは、成功への近道?
まったく違う意味で仮面ライダーのイメージをくつがえしたのが、『仮面ライダーフォーゼ』の福士蒼汰さん。短ラン、真っ赤なTシャツ、ボンタン、そしてリーゼントと、昭和時代のヤンキーそのものの格好なのに仮面ライダーというのですから、ママ・パパに衝撃が走ったのは言うまでもありません。
しかし、時々見せる前髪を下ろしたときのイケメンぶりを、敏感なママたちは見逃しませんでした。屈託のない笑顔で子どもだけでなくママの心もわしづかみし、その後の福士さんの快進撃はみなさんご存じのとおりです。
『仮面ライダーフォーゼ』で忘れてはいけないイケメンがもう一人。仮面ライダーメテオを演じた吉沢亮さん。福士さんとは対照的に影の要素を持つキャラクターで人気を博しました。
続く『仮面ライダーウィザード』には、すでに映画『GANTZ』や『ごくせん THE MOVIE』などで注目されていた白石隼也さん。ウィザードの陰に対し、陽として途中から登場したのが永瀬匡さん扮する仮面ライダービーストでした。バックルが金色のライオンベルトに、明るく野生的なキャラクターは、インパクト大でした。
『仮面ライダーウィザード』で秀逸なのが、オリジナルサウンドトラック。今でも、ニュース番組やバラエティ番組でも多用され、たとえば不思議な現象が起こる場面やヒーロー登場場面などで流れます。リアルタイムでウィザードを見ていた親子は、その曲が流れると思わず「イッツ、ショータイム!」と叫んでしまいます。
今では、スポーツ男子タレントとしてのイメージが強くなった佐野岳さんは、第15作『仮面ライダー鎧武/ガイム』で主演。テレビのスポーツバラエティ番組でたびたび優勝しているように、歴代仮面ライダーの中で一番の身体能力といわれています。
この佐野さんと一緒に出演していたのが、今注目の若手俳優・高杉真宙さん。地元・熊本県矢代の花火大会で女の子と間違われてスカウトされたのが芸能界に入るきっかけですが、仮面ライダー龍玄で人気が出る前から、P&GのファブリーズCMで松岡修造さんの息子役で「あの男の子は誰?」と注目されていました。
そして今、飛ぶ鳥を落とす勢いの竹内涼真さんも仮面ライダー出身です。彼が主演した『仮面ライダードライブ』は、刑事で自動車がモチーフと、従来の仮面ライダーのお約束をことごとく打ち破る設定。昭和ライダーで育ったパパさんたちからは、「ライダーじゃなくてドライバーじゃん!」と総ツッコミを入れられた作品でした。
竹内さん自身は当時21歳と若かったのですが、役柄の年齢設定が高く、平成ライダーシリーズの中では比較的大人っぽい雰囲気の作品でした。そのため、作中ではヒロイン役の女性警官・内田理央さんとの恋愛模様も描かれ、映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』では鑑賞者全員に竹内さん・内田さんのウェディング姿とともに「僕たち結婚しました」のメッセージカードが配られる前代未聞のグッズ配布もありました。
■今後の活躍に期待大! 西銘駿、飯島寛騎、犬養貴丈のジュノンボーイトリオ
これからの活躍が期待されるのが、前々作『仮面ライダーゴースト』の西銘駿さんと、最終回を迎えたばかりの『仮面ライダーエグゼイド』の飯島寛騎さんですね。
西銘さんは、第27回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、翌年に仮面ライダーゴーストに抜擢。今は、クイズ番組にも出演し、徐々におバカキャラで定着しつつあります…。仮面ライダーゴーストで西銘さんと共演したのが、仮面ライダーネクロム役の磯村勇斗さん。磯村さんはその後、朝ドラ『ひよっこ』にも出演し、竹内さんと“仮面ライダー共演の輪”となりました(ちなみに、竹内さんの出世作『下町ロケット』では、佐野岳さんと共演!)。
一方、医師でありゲーマーという時代を反映した設定の仮面ライダーエグゼイドを演じた飯島さんも、西銘さんと同じようにジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。エグゼイドが始まったばかりの頃は女の子のように色白の甘いマスクでしたが、1年の仮面ライダー生活を経て、新たに凛々しさが加わったところに成長を感じますね。
仮面ライダーエグゼイドは、イケメン俳優が多数出演しているところも話題で、仮面ライダーブレイブの瀬戸利樹さん、仮面ライダースナイプの松本享恭さん、仮面ライダーゲンムの岩永徹也さんの今後にも注目です。
特に岩永さんは、IQ148以上しか入れないJAPAN MENSA会員に認定され、過去にはモデルのかたわら薬剤師として勤務していたという経歴の持ち主。高学歴を武器に、クイズ番組でも活躍しています。
いよいよ9月3日よりスタートする仮面ライダー新シリーズ『仮面ライダービルド』。19代目となるビルドは、どんなイケメン仮面ライダーを生み出すのでしょうか。
演じる犬養貴丈さんもまた、西銘さんや飯島さんと同じジュノン・スーパーボーイ・コンテスト・グランプリ(第25回)です。過去5人の仮面ライダーのうち、4人がジュノンボーイというのもすごい確率ですね。
すでに、先行してソフビも販売され、変身ベルト「DXビルドドライバー」も初回放送前日の9月2日に発売されるなど、仮面ライダー新シリーズに期待が高まります。子どもと一緒に、新仮面ライダーのイケメン度、将来度に注目です!
(ウーマンエキサイト編集部)
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