風紀のため? 節約のため? 親が制服に求めることとは【パパママの本音調査】 Vol.246
Woman.excite / 2018年4月11日 8時0分
(c)ziggy - stock.adobe.com
最近ではジェンダーフリーな制服を採用する学校や、高級ブランドの制服を取り入れた小学校などが話題になっています。経済格差が現れにくいなどのメリットもある制服ですが、今の時代、制服がどうあるべきかについてパパママ世代に調査しました。
Q.制服はどうあるべきだと思いますか?
1.身だしなみを整え風紀をよくするもの 39.9%
2.洋服代を節約したり経済格差を目立たなくさせたりするもの 28.2%
3.学校に所属しているプライドや愛着を高めるもの 11.7%
4.保護や補導のため、一目で学生だとわからせるもの 11.8%
5.制服にメリットや役割は感じられない 6.3%
6.その他 2.2%
もっとも多いのは、身だしなみを整え風紀をよくするものという回答で39.9%でした。次に、洋服代を節約したり経済格差を目立たなくさせたりするものが 28.2%と高ポイントになりました。
■制服はきちんと着てこそ意味がある
風紀をよくするためと回答した人が多いからか、制服はきちんときれいに着こなしてほしいという声が多くありました。また、経済的に見ても、多少高価でも私服よりは出費が少ないのではという意見も。
「制服、私は好きです。最初はそれなりの出費があるものの、制服があれば冠婚葬祭も悩まずに済みます」(福島県 40代女性)
「親は経済面でも、風紀面でも制服のほうが安心ですが、子どもは窮屈でしょうね。だからと言って、私服で個性を主張させる年齢でもないし」(神奈川県 40代女性)
「制服はきれいに着ることが大事だと思います。風紀も良くなります。教員もジャージやノーネクタイではなく、きれいにすべきです」(神奈川県 50代女性)
「制服賛成です。私服だと、格差が出るし、ダサいだのいじめにも繋がりそうで心配です。子どもたちなりに流行についていこうと考えたり、勉強以外の余計な心配まで増える気がして…。制服で規則正しく過ごしてほしいです」(山口県 40代女性)
「学校の特色、また学生の憧れなど大変素晴らしいものに思えます。また、統一感や学生らしさを感じるし」(栃木県 40代男性)
「親としては制服があるほうが助かるというのが正直なところ。高価で1着購入するのがやっとというものより、安くて複数枚購入できるもののほうが衛生的だし、見た目も美しいと思います。機能さえしっかりしていれば、ノーブランド大歓迎です」(神奈川県 40代女性)
■動きやすさや気温に応じでもう少し自由でもいいのかも
制服はあってもいいけど、もう少し自由度があってもいいという意見もありました。ジェンダーの問題だけでなく、動きやすさや気温などにも柔軟に対応できたほうが子どものためかもしれませんね。
「便利だけれど、最近の異常な気温だと学生がかわいそうです。寒くてもタイツもダメ、決まった靴しかダメ。大雪が降った日は勘弁してほしいです」(愛知県 40代女性)
「ジェンダーの問題だけでなく、痴漢対策や風邪のときなどのために、女子がズボンを選べてもいいんじゃないかなと思います」(東京都 40代女性)
「制服はいいと思いますが、授業中はジャージにしてほしいです。新陳代謝が活発な時期に毎日洗えないのも不衛生ですし、勉強もゆったりとした格好で集中させてあげたいです」(千葉県 40代女性)
■通学服のガイドラインがあれば制服はなくてもいい!?
少数派ですが、制服は不要と考える親たちもいました。学校生活を行うのにふさわしい服装としてのガイドラインさえあれば、わざわざ高い制服を買う必要はないという意見も。毎日洗濯できるというメリットも嬉しいですね!
「必要ありません。特別な学校だけで結構。私服費用の問題があるなら、『通学服のガイドライン』を定め遵守すれば良いだけの話です。白シャツに紺や黒のボトム、肌の露出やダメージファッションは避けること程度で十分です。時代は変わります。日本に日本人ばかり住んでいるわけじゃないし、みんな同じを押しつけてもムダだと思います」(東京都 40代女性)
「毎日洗濯できる。そのほうがいい。制服は高く、洗い替えなんて不可能。成長期でもあり、細かな調整も難しいし、クリーニング代もかかる」(兵庫県 40代女性)
「ドレスコードがあれば制服はいらない。TPOを考えた服装や振る舞いを学ぶ機会を失っていると思う」(神奈川県 50代女性)
Q.制服はどうあるべきだと思いますか?
アンケート回答数:4699件
ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
(サトウヨシコ)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【入学シーズン】入学でかかる「制服代」の平均はいくら?「おさがりを利用したい人」の割合は?
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月10日 3時20分
-
「制服高い」「時代と逆行」でも「気楽でいい」との声も…「制服と私服」のメリット・デメリット
オールアバウト / 2024年4月1日 22時5分
-
資産7000万円、37歳彼女が「後悔した買い物」4つ 家計簿をつけて、驚くべき散財が明らかに
東洋経済オンライン / 2024年3月31日 12時10分
-
【親世代の脱毛に関する意見調査】約6割が母親へ医療脱毛を勧めたいと回答!具体的に脱毛したほうが良いと思う部位は?
PR TIMES / 2024年3月29日 12時15分
-
県内エリート男子高で“性教育”の名の下セクハラにあった図書館司書46歳女性、教職員カーストで圧された声とは/2024年2月トップ5
女子SPA! / 2024年3月28日 8時47分
ランキング
-
1少人数学級・特別支援学級・産育休…少子化でも教員が足りなくなる3つの理由
産経ニュース / 2024年4月19日 19時41分
-
2東海道新幹線の「個室」が100系以来、四半世紀ぶりに復活! 「どこに設けられる?」JR東海に聞いた
オールアバウト / 2024年4月19日 21時45分
-
3家族が認知症?"円満に"検査を促す「誘い方」 「病院になんて行きたくない」と言われたら?
東洋経済オンライン / 2024年4月19日 17時0分
-
4SNSでも「かわいい」「癒し」と話題に! セリアで急増中の「シマエナガ」グッズ15選【一挙紹介】
オールアバウト / 2024年4月18日 20時45分
-
5渋滞へトラックが「ノーブレーキ突入」衝撃の映像!? NEXCO緊急の注意喚起が話題に「運転の上手い人はこんなことしません!」
くるまのニュース / 2024年4月19日 7時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください