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登園で泣く子どもへの対応は〇〇に尽きる!【コソダテフルな毎日 第74話】

Woman.excite / 2018年5月24日 12時0分

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4月に入園したお子様をお持ちのママさんたち。いかがですか? お子様たち、楽しんで登園してくれていますか?!

中には初日からスタスタと登園する子もいますが、ママと離れたくなくて泣いちゃう子がほとんどなのではないでしょうか。

入園してからしばらくは毎朝、響き渡る泣き声がこの時期の風物詩のようなもので、「教室に誘い込む先生」、「必死に説得するお母さん」、そして「泣きわめく子ども」という3点セットがあちこちで出来上がっております。

あぁ…お母さんたちからしたら大変だろうなぁと思いつつも、それを卒業した身としてはどこか懐かしく、微笑ましく見ています。

私も思い出します。


今日は泣かずに登園できるだろうか、どうやればすんなりと登園してくれるようになるだろうかと、ビクビクしながら朝を迎えていたことを。

だいたい入園して少しは慣れてきたかなという頃にゴールデンウィークがあるから余計ややこしいんですよね。

せっかく慣れてきつつあったのに、ゴールデンウィークでおうちの人と過ごす時間が多くなり、休み明けに振り出しに戻って、また1からスタートするっていう。オォ…(泣)

■泣く子に悩むママたち、心配ご無用です!
スムーズに登園している子を横目で見ながら、わが子には「行きたくない!!」なんて泣かれたらママとしては辛いですよね。

特に保育園とは違って幼稚園となると、どうしても預けなければならない理由があるようでなかったりするので、「こんなに泣くんならあと1年幼稚園に行かせなくてもよかったんじゃないか…」と悩むこともあると思います。

でも!!! これまでに3人、幼稚園に通わせている私から少しだけアドバイスをさせていただくと…

大丈夫です!!

わが子の経験上、そして先生のお話から言いますと、泣いてるのって、それ、朝のほんのひとコマだけみたいです。

別れ際には泣いちゃっても、いざ教室に入ってしばらくすればたいていの子は泣き止んで遊んでいたりします。

中にはお母さんのお迎えまでひたすら泣き続けたという強者もいるでしょうが、きっと1年通してずっと登園から降園まで泣き続けた子はいないと思います。

そして、朝いつまで泣き続けるのかもその子それぞれです。


最初の3日で泣き止んだ子もいれば、1学期が終わるまで泣き続けた子、中には最初に1年間毎朝泣き続けた子もいると思います。人それぞれなので誰かと比べて落ち込んだり、責めたりしなくて大丈夫だと思います。

もちろん、入園から2か月が経とうとしている5月末の現在でも、毎朝全力で泣いている子はたくさんいます。

先日も見かけました。



お父さんが見送りに来ていたのですが、お父さんに向かって「おうちに帰る~~!!」と大号泣で訴えながら、先生に捕獲されている男の子を(笑)

おぉ~~がんばってるな~~~とついかわいくて見ちゃいました。きっと、普段はお母さんが見送りをしてるんでしょう。お父さん、わが子のあまりの泣きっぷりに困惑し、苦笑いしながら立ち尽くしていました(笑)

男の子は泣いて泣いて、なかなか教室に入ろうとせず逃げ出そうとするので先生は必死に抱っこをしているのですが、お父さん…あの…もし、私からひと言助言させていただけるとすると、立ち尽くしているのなら、さっさと姿を消されたほうがよいかと思います!! ドロン!!



■子どもが泣いても「帰る」に尽きる
教室の前まで来たら、あとはもう泣こうがわめこうが、先生に「よろしくお願いします!」とお任せしてサッと帰る。これに尽きると思います。

これはお父さんに限らず、お母さんも一緒で、泣いてるわが子をひっぺがして立ち去るのは心の痛むでしょうが、教室の前で一生懸命説得して、言葉をかけて、なんとか納得して教室に入ってもらおうと思っても、目の前にお母さんがいる限り、やっぱりお母さんが恋しくなっちゃって、どんなに説得してもいざ離れる時には涙が出ちゃうもの。

お母さんの姿が見えなくなって、教室に入ると子どももそのうち気分を切り替えて遊び始めるので、泣かれるわが子をふりほどくのは辛いでしょうが、帰ってきた時に思いっきり抱きしめてあげることにして、姿を消してみてください。

また、つい先日、こんな光景を見かけました。

私は三男と遅めに登園した日がありました。正門はもう閉まっていて、周りにももう見送りの親子は誰もいない状態でした。

教室の中では園児たちがおのおの自由に遊んでいるのですが、教室のドアの前で男の子が1人、泣いていました。



あたりにはもうお母さんもいないし、先生も教室の中に入ってしまっていますが、本人はまだ頑張るつもりらしく、「おうちにかえる~~」と言って泣いています。

と、そこへ、なんと…


同じクラスの女の子たち(みんな3歳児です)が3人出てきて、男の子をぐるりと囲み始めたのです。

そして、口々に、男の子を励ましはじめたのです!!



女の子A:「お母さんがいなくてかなしいの?」
女の子B:「大丈夫だよ。お母さん、おうちにいるから」
女の子C:「あとで会えるからね」

も~~~、私、思わず感動しました! 女の子しっかりしてる~~~!!!!

あ、じゃなかった。3歳でも子どもたち同士で励まし合ったりするんですね。しかも、みんなでお母さんがいない悲しさを分かち合っている(笑)

男の子は女3人衆に話しかけられたことにより泣き止みました。だがしかし、動こうとはしません。床に座ったままです。

そこで、先生が教室から出てきて、「たろうくん(仮名)、お部屋に入ろうか~?」と声をかけました。きっと先生もたろうくんの気持ちが切り替わる瞬間を教室の中から見計らっていたんだと思います。

がしかーーし、たろうくん!



先生の声を聞いた瞬間、さっきまで泣き止んでたのに「ハ! しまった!」みたいな感じでもう1回泣き始めました!!(笑)

私が見ていたのはここまでなので、その後たろうくんがどうやって教室に入っていったのかまでは見届けられませんでしたが、子どもって結構賢いし、意外とたくましいなと思いましたよね。

親も先生も見ていないところで子ども4人で励まし合っていたり、先生の顔見た瞬間、「あ、しまった! もっかい泣いとこ」みたいな感じでもう1回泣いてみたり、あの手この手でこの不本意な状況をなんとかしようと3歳児なりに知恵しぼって頑張ってるんです。


幼稚園・保育園に行きたくない子どもと、行かせたい親。

どちらが勝つか負けるかの知恵くらべみたいなもので、毎日子どもも戦っています。

幼稚園に行きたくないと泣いてしまうわが子に後ろ髪を引かれる気持ちは私もよくわかりますが、園の前まで来たらあとはもう先生にお任せして、笑顔でバイバイしてサッと帰るのが結局子どもの気持ちが切り替わる近道だと私は思います。

幼稚園から帰ってきたら思いっきり抱きしめて、お話を聞いてあげたらそれでよし。その都度先生とママと協力して乗り切っていきましょう。
(ちゅいママ)

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