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梅雨のジメジメ「○○をストックするだけ除湿」ほったらかし“カビ予防”

Woman.excite / 2018年6月7日 21時0分

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梅雨時期のすっきりしない空模様が続いていますね。高温多湿の環境で元気になり、ふえてしまう困りものといえば…そう、カビです。バスルームなどの水周りはもちろん、靴箱やクローゼットも用心したいところです。

©karinrin- stock.adobe.com


そこで今回は、湿気がこもりがちな場所のジメジメ対策法を、整理収納アドバイザー本田和さんに教えていただきました。

■カラッと湿気対策その1:「モノを詰め込みすぎない」

大切にしまっていたとっておきのヒールを久々に出してみたら、うっすらとカビが…! そんながっかりシチュエーションに遭遇する前に打てる手立てとは?

「普段、締め切っている靴箱やクローゼットは空気の流れが滞りやすいので、どうしても湿気がこもり、カビにとってうれしい環境になりがちです。梅雨の晴れ間には靴箱やクローゼット、タンスの引き出しも開けっ放しにして空気を入れ替えるだけで、だいぶん違いますよ。扇風機やサーキュレーターを回して空気の循環を生み出すのも手です。

空気がスムーズに通るよう、靴箱やクローゼットはモノを詰め込みすぎず、すき間を開けておきましょう。靴も洋服も、できればシーズンごとに見直しできるとベストです。そして、カビの温床になりやすいホコリもしっかり除いておきます。

まずは、こういった基本の対策をしたうえで、除湿に役立つアイテムも上手に活用していきたいですね」(本田さん)

■カラッと湿気対策その2:「シューズクロークに重曹」
新聞紙

本田さんが除湿剤として活用しているのが重曹です。

「わが家では、シューズクロークに重曹を置いています。より除湿・ニオイの緩和を期待して、容器は口を開けたまま使っています。もし、出し入れの時にこぼれるのが心配なら、ガーゼなど通気性のよいものでおおうと安心です。湿気は下の方にたまるので、靴箱の下段に置くと◎ですよ」(本田さん)

さらに、整理収納アドバイザーならではのこんな提案も。

「お掃除に使う予定の重曹であれば、靴箱でストックしてもいいかもしれません。保管しながら除湿・脱臭剤として働いてもらって、最後はお掃除などでもう一度役立ってもらう。私の場合は、シューズクロークの重曹は1週間程度で交換し、古いものはシンクなどキッチン周りの掃除などに使っています」(本田さん)
 
 

■カラッと湿気対策その3:「古新聞がもうひと働き」


もうひとつ、除湿に役立つお手軽アイテムが新聞紙です。おうちにあるならぜひ活用を、と本田さん。

「新聞紙はほどよく湿気を吸います。タンスや衣装ケースの引き出しに敷くのはスタンダードですが、湿気がたまりやすいベッド下に敷くのもありです。

新聞って、リサイクルに出すまでの間にけっこうたまりますよね。それなら湿度対策も兼ねてベッド下に広げてストック。リサイクル日に取り替えれば、定期的なベッド下のお手入れにもつながりますね。

時間に余裕があれば、湿気を含んだ古い新聞紙をちぎって床にまいてから掃き掃除をすると、新聞紙にホコリが絡みやすく、すみずみまできれいになりますよ」(本田さん)

重曹も新聞紙も、ただストックしておくだけではもったいない! 湿気やニオイのたまりやすい場所でストックし、除湿・脱臭効果を発揮してもらい、さらにその後もお掃除に活用できれば、ムダなく環境にもやさしい暮らしにつながりそうです。

何より、使い方も「置くだけ」「敷くだけ」ととてもシンプル。また、交換のタイミングも「週末にシンクを磨く時」「古紙回収に出す前日」など、日常の生活サイクルに組み込みやすいので、古いものをいつまでも放置…ということも避けられそうです。

梅雨シーズンのジメジメ対策に、取り入れてみてはいかがでしょう。

<お話をうかがったのは…>

▼本田 和さん
パーソナルスタイリングサロン「フルリール」主宰。整理収納アドバイザー1級、ルームスタイリスト1級。自宅を開放してのお片づけセミナーや、骨格、パーソナルカラーに基づいたパーソナルスタイリングを手掛ける。7歳、5歳、3歳のお子さんのママ。

HP:フルリール

 
 
 
(コミヤ カホル)

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