帰省の終わりに号泣…子どもにとって「別れる」意味とは【子育ては毎日がたからもの☆ 第23話】
Woman.excite / 2018年6月22日 12時0分
子育ては毎日がたからもの
子どもたちが生まれたとき、私の両親は隣町に住んでいました。
里帰りはもちろん、近いのをいいことに、なにかにつけて実家に遊びにいっていました。
もともと、幼稚園教諭をしていた母は子どもの扱いがとても上手で、実母ながら妬いてしまうほどに、わが子たちは母のことが大好きでした。
私たち家族が家を探しているとき、たまたま実家と同じ市内でいい物件が見つかったのでそこに決めました。
大好きなばぁばと自転車で行き来できる距離に家を建てるのが楽しみでならなかった子どもたちは、同じ市に住むようになったら「どんな遊びしようか」とか、ひとりでも自転車で遊びにいけるように「自転車の練習をがんばるね」と話をしていました。
ですが、わが家の建築が始まったころに実父の転勤が決まり、そのまま両親は片道5時間の距離に引っ越していってしまいました。
父の定年までもそう長くなかったので、「娘が●歳になったら帰ってくるからね」と約束して、期間限定でいってしまいました。
そんな大好きなばぁばと会える貴重な機会が幼稚園の長期休み。
夏休み、冬休み、春休みのたびに帰っては、たくさん遊んでもらい、たくさん思い出を作って帰ってくるのですが、毎回、新幹線のホームでばぁばと別れるときの子どもたち(おもに娘ですが)の悲しがりように心が痛みます。
お互いに慰めあう姿に思わず笑ってしまいつつも、しんみりしてしまいました。
大人は距離的に離れてしまっても、連絡をとりたいときにいつでもメールや電話で連絡がとれるので、ずっとつながっている感覚でいられる。なんならビデオ電話で、まるで目の前にいるようにお話できたりするからなおさら。
でも、自分でしたいときにそれができない子どもにとってのお別れは、本当に文字通りの「お別れ」なんだろう。
私も幼いころ、遠方に住む大好きな祖母とのお別れを一生の別れのように泣き叫んで嘆いたように、娘や息子も同じように、身を引き裂かれるような思いを感じているんだろう。
次に会えるのは夏休み。そのときを今からすごくすごく楽しみにしている子どもたち。
そのときにはさらに成長した姿をばぁばに見せられるように、毎日いろんなことに挑戦していきたいです。
(ぺぷり)
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