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冷めてもふわふわ! 「基本の甘い卵焼き」の作り方【MAYAさんちのお弁当レシピ Vol.2】

Woman.excite / 2018年9月12日 20時0分

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3人のお子さんのママで、インスタグラムのフォロワー数はなんと18万人! 書籍『見た目は地味だがじつにウマい』『まるごと冷凍弁当』などでもおなじみ、地味だけど美味しいごはん&お弁当のよさを発信しつづける @heavydrinker こと、MAYAさんのお弁当レシピ連載がスタート!

【MAYAさんちの “冷めても美味しい” お弁当レシピ Vol.2】
毎日のお弁当に大活躍、
冷めてもふわふわ!「基本の甘い卵焼き」

卵焼きに唐揚げ、フライにほっこり煮もの...大好きなものをぎゅっと詰め込んで蓋を開けたらにっこり笑顔にさせちゃうお弁当。でも口に入れたら、なんかパサパサ...とか硬い! 見かけは美味しそうなのに口に入れると少し微妙。「今日のあれ、冷めたらまずかったよ!」なんて言われたことはありませんか?

ありますあります。私はあります(笑)そりゃ何度も。

だから、作ってすぐの味よりも6時間後に食べても美味しいお弁当をと、我が家の長男は中学校の3年間、全くおんなじお弁当をおんなじ時間に、温めなおさずにずっと食べ続けてきました。

そんなことから分かってきた “時間が経っても美味しいお弁当作り” の秘訣。本連載では、小学生以下の小さなお子さん向けの「冷めても美味しいお弁当」のコツを、少しずつご紹介していきます。

冷めてもふわふわ!
「基本の甘い卵焼き」の作り方

今回は、見た目も鮮やかで、作るのもらくちんな具入り卵焼きの巻き方をご紹介します。王道の卵焼きレシピですが、2種類の具材を分けて焼いていくという “ズボラだけど簡単な焼き方” です。半分は「小さな子ども用」、半分は「大人用」なんていう作り分けもできちゃいますよ。



我が家の卵焼きは、ちょっと甘めの懐かしい味です。そして、隠し味に「マヨネーズ」を入れて作ります。

冷めた卵焼きが硬くなってしまうのは、加熱するときにたんぱく質が結合してしまうため。でも、マヨネーズを加えると、乳化した植物脂や酢が、加熱による結合をソフトにしてくれるんです。熱を加えるとマヨネーズの味は気にならなくなるので、マヨネーズ嫌いさんでも大丈夫です。

コツは中火で一気に仕上げることと、表面が乾かないうちに巻いていくこと。卵液は、白身がざっくりと切れている程度で大丈夫です。

【材料】 (約2~3人分)
・卵      3個
・砂糖     小さじ2(お好みで調節)
・塩      少々
・マヨネーズ  大さじ1
・水      大さじ2
・お好みの具材 ※
※我が家の定番は冷凍枝豆、冷凍コーン、カニカマ&青のり、魚肉ソーセージ、ツナ缶、青のり&たらこ、まぐろフレーク缶、塩昆布、冷凍ホウレンソウなど。お好きなものをアレンジしてみてくださいね。

「枝豆とコーンの卵焼き」


材料は冷凍コーンと冷凍枝豆。子どもの大好きな王道コンビですね。では2種類を同時に焼いてみましょう。

【作り方】(調理時間:約5分)
1、卵をといて、塩、砂糖、マヨネーズ、水を加えて卵液を作る。


2、中火になったら 1の卵液を流し込みます。右側に枝豆を、左側にはコーンを。


3、1回巻いたら、また卵液を流し込み、具材をのせて巻いていきます。


4、最後に巻くときは卵液のみで形をきれいに調えます。これで具がはみ出しません。


5、完成。切ってみるとこんな感じ。見た目にも鮮やかで、お弁当が華やかになりそうです。





バリエーションは無限大?! 我が家の具材バリエ
このほかにも覚えておくと便利な具材バリエーションをご紹介します。

<カニカマと青のり>

卵液に青のりを加えて、焼くときに「ほぐしたカニカマ」を足して巻いていきます。色鮮やかで華やかな卵焼きができあがります。

<魚肉ソーセージ>

賞味期限が長いので常備している方も多いのでは? 魚肉ソーセージを入れると、やさしい味の卵焼きになります。

<ツナ缶>

うちの子たちの大好物! 卵液に混ぜて焼いてもよいのですが、最後のひと巻は具なしの卵液で巻くと、見た目もきれいに仕上ります。大人用に薬味ネギを入れるのもおすすめ。

<青のり&たらこ>

カニカマの作り方と同じです。半熟状態で巻いていくことが一番のコツ。隙間なくきれいにできあがります。辛いのが大丈夫ならもちろん明太子でもOK。

<まぐろフレーク缶>

まぐろの味付けフレーク缶詰を利用。しっかり味の卵焼きになり、白ごはんにとっても合います。甘みが強いので、砂糖は控えめにしたほうが美味しく仕上ります。こちらも、最後のひと巻きは具なしの卵液で巻きましょう。

<冷凍ホウレンソウ>、<塩昆布>

冷凍ホウレンソウを入れると、見た目が鮮やかな卵焼きに仕上ります。単体はもちろん、ツナやコーンと合わせても。(写真手前)
塩昆布を入れる場合は、砂糖や塩は控えめに。我が家の子どもたちも昆布のやさしい味わいが大好きです。意外にも「塩昆布+チーズ」も美味しいんですよ。(写真中央)


今回の卵焼きの具材の共通点は「簡単に調理できる、台所によくある具材」です。「冷凍野菜」なら凍っているまま調理しても大丈夫だし、魚肉ソーセージや缶詰同様、長期保存が可能。カニカマやたらこも冷蔵庫に常備している方も多いのではないでしょうか。

そして「切るだけ、混ぜるだけ」と手間もかかりません。忙しい朝のお弁当作りだけど、簡単手軽な “具入り卵焼き” で美味しいお弁当のできあがりです。



王道の「おにぎりと卵焼き」は休日の朝ごはんにも喜ばれます。お弁当箱をお皿代わりして、ワクワク感を演出してみても。


冷めてもふわふわの美味しい卵焼きの秘密は「マヨネーズ」。まだ試したことがない方は、ぜひ一度作ってみてくださいね。

レシピ作成:MAYA プロフィール


長男、長女、次男、夫の5人家族。家族のために作ったお弁当や夕ごはんをインスタグラムに投稿したところ人気を集め、いまやフォロワー数約18万人に。モットーは「シンプルごはんが好き。美味しい料理を食べるのも、作ることも仕事も家族も全部大好き。でも手抜きするのは・・・もっと好き」。現在は、仕事、家事、育児をしながら、料理関連の連載などを執筆。著書は『見た目は地味だがじつにウマイ!作りたくなるお弁当』(KADOKAWA)、『まるごと冷凍弁当』(宝島社)、『ただ美味しいだけの晩ごはん』(ワニブックス)など。
Instagram: @heavydrinker

(MAYA)

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